【歯磨き嫌い】嫌がる子どもに食後すぐの歯ブラシ時間を大幅に短縮できるための5つの工夫

行動・しぐさ

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子どもが歯磨きを嫌がって悩んでいませんか?

  • 押さえつけてでも歯磨きするのでしょうか?
  • 無理やりやろうとすると、泣き叫び吐きそうになる
  • 歯ブラシをしゃぶっているのが好きで困る
  • 今まで好きだった歯磨きがイヤイヤ期のせいで嫌がるようになった
  • 歯磨きの代わりになるものがあれば知りたい

日常に必要なことで時間を取られると辛いですよね。
毎日のことを毎回イヤイヤされるとこっちがイヤになります。

なぜ、子どもは歯磨きを嫌がるのか。
一番多い理由雨のひとつが
ママのやり方が少し強引でトラウマになっているから

かといって歯磨きをせずに放っておくと

  • プラークが酸を出して虫歯になってしまう
  • 歯が溶けてしまって歯医者通いになる
  • 治療費がかさむ
  • 口を開けたときの見た目が悪くなる
  • 痛みに苦しむことになる

ということで
歯磨きを嫌がる子どもに歯磨きをしてもらえるための5つの工夫」を紹介します。

子どもが歯磨きを嫌がらなくなって大人しくしてくれるので、
定期検診で歯医者に行っても「綺麗ですね!」と言ってもらえるようになります。

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電動歯ブラシに変える


手動だと嫌がる子も面白がって自分から磨いてくれる効果があります。
それに電動だとママが磨く時も歯に当てるだけ。

このお手軽時短さに加えて子どもが興味を示すなら
費用対効果は悪くないですよ。

高級品じゃなくても全然大丈夫です。
下手に自分でゴシゴシ磨くよりキレイに汚れを掻き出してくれますからね。

子ども用として売られているのもありますが、
「やっぱりダメだった…」となっても
自分で使えるようなものを選んでおくのが賢い人の買い方です。

虫歯になってから歯医者さんに行くよりはるかに安いですよ。

指サックのような歯ブラシ


一風変わった歯ブラシです。
でも立派に歯ブラシの機能を果たしますよ。

お子さんに渡して自分でさせてあげると
指しゃぶりの延長上で楽しんでやってくれます。

歯ブラシをくわえて噛んでいるだけの子におすすめですね。

ママが使っても指先なら奥のほうや細かいところまで操作が効くので
細かい磨き残しが少なくなります。

まだ乳歯が生えそろっていない時期に特に便利ですが、
普通の歯ブラシを嫌がる子も形が変われば
「これ何?」と興味を示してくれるようになります。

鏡を持たせて興味をズラす

歯ブラシを準備したら興味をそらしている間にサッと済ませるのも手です。
ほら、歯医者さんで鏡を渡されたことってありませんか。

あれも治療を嫌がる子どもの注意をそらすためと
これからチクッとするよという心の準備をする目的もあります。

ママが磨くと子どもは何をされているか見えませんからね。
手に鏡を持っているだけでも意識が分散されます。

磨いているところをじっとみて大人しくしてくれる効果も発揮しますよ。
とくに仕上げを電動歯ブラシと合わせて使うと効果倍増ですね。

歯磨きの仕上げグッズを食べる


「ハミガキのハミケア」という商品です。
ドラッグストアでも売っているので見かけたことがあるかもしれませんね。

歯磨きのあとにシュッと口にかけてあげるだけで
虫歯予防をしてくれる「食べ物」です。

はじめて使うときは最初に1回「シュッ!」としてあげてみてください。
すると「何これ?おいしい」と反応してくれるはずです。

そこで
歯磨きしたら最後の仕上げにまたシュッ!ってしてあげる
と言いましょう。

これで歯ブラシと一緒にチラつかせると寝ころぶようになりました。

ご褒美目当てにはなりますが、
続けていけば自分で歯磨きもしてくれるようになってくれますよ。

仕上げはジェルも効果的


仕上げ用にフッ素加工ができるジェルがあります。
オーラルケアのホームジェルが有名ですね。

甘い味がするのでジェルがお気に入りになってくれます。
大好きな子だと自分から寝転んでスタンバイまでしてくれますよ。

すすがなくてもいいので、専用の別歯ブラシで塗ってあげるだけ。
といっても子どもは塗ったそばから舐めてしまいますけどね。

それならそれで、まずは歯磨きをするということだけを目標に。
仕上げグッズはおまけみたいなものです。

うまくいけば儲けものくらいで使ってあげてみてくださいね。

一緒に歯磨きの時間にする

歯磨きの習慣を身に着けさせるにはやっぱり一緒に歯磨きして
お手本を見せてあげることが大切です。

ママの歯磨きタイムも子どもと同じ時間にしてみましょう。

嫌がっていた子もママが楽しそうに歯磨きしているのを見ていると
真似したくなってきて自分もやると言い出しますよ。

最初は効果がないかもしれませんが、
続けていけばご飯を食べたあとや寝る前は歯を磨くものと
覚えていってくれます。

仕上げグッズや電動歯ブラシも使いこなせれば完璧ですね。
あわせ技でやってあげてみてください。

逆にこれはやっちゃダメ

  • ガーゼ磨きだけで済ます
  • 諦めて歯磨きをしない
  • 強引にすすめすぎる

ガーゼ磨きは乳歯が生え始めた頃にするなら多少の効果もありますが、
プラーク(歯垢)はしっかり落とせません。

嫌がるからといって歯磨きをしないのも当然NGですよ。

かといって強引に足で挟んで歯磨きをするママもいますが、
できれば避けたほうが無難です。

それが原因で子どもは歯磨きを嫌がるようになっていますからね。
何度も繰り返すのは好ましくありません。
ただ、どうしても時間がなくて待ってられないときもあると思います。

そんなときはその場は一旦退散してもOKです。
でも1日の中でどこか1回はしっかり磨く時間を持つことが必要です。
1日1回の歯磨きがしっかりできれば虫歯までには至りません。

時間があるときに対応するようにしてみてくださいね。
おすすめはできないですけど、最悪寝かしつけたあとに磨くこともできますからね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
歯磨きを嫌がる子どもの対応としていくつかお話してきました。
今回の話をまとめておくと

  • 電動歯ブラシを使う
  • 指サック歯ブラシを使う
  • 鏡を持たせて注意をそらす
  • 仕上げグッズを使う
  • 一緒の時間に歯磨きをする

そして「無理強いはしないけど歯磨きは必ず1日1回する」です。

最後に子どもの歯ブラシをしたあとにしておいて欲しいことがあります。
それは「口内環境」を整えるということ。

フッ素入りの仕上げをしても、子どもが舐めてしまったりすると
効果がどうしても薄れてしまいます。

なので、口の中をしっかりキレイにしておくことが大切です。

ほら、あまり歯磨きをしていないのに虫歯にならない子ってたまにいませんか。
たまに出会うのですが、そういう子は皆そろって虫歯菌を除去する成分
「歯磨き粉」に使っているのです。

この歯磨き粉を使うと虫歯にもなりにくくなるので、
歯医者にいく機会は定期検診くらいになるんじゃないでしょうか。

元の虫歯菌を作らない・虫歯除去成分の入った歯磨き粉。
ぜひ使ってあげてみてくださいね。

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