【言うことをきかない】イヤイヤ期でも子どもに言うことをきかせるための親の心構え5つ

行動・しぐさ

言うことを聞かない
子どもが言うことを全然きいてくれないと悩んでいませんか

  • 一緒に歩いていても、すぐに走りだしてしまいハラハラしっぱなし
  • 「止まれ」と言っても聞かなくて危ない
  • こっちは一生懸命なのに、ふざけてばかりでイライラする

言うことを全然聞いてくれないと手間ばかりがかかってイライラしますよね。
場合によっては危険なこともたくさんあるので言うことを聞いてくれないと困ります。

ということで
子どもに言うことを聞かせるための5つの方法」を紹介します。

残念ながらこれさえやれば即日オッケーという必殺技はありません。
ただ、日々の中で積み重ねることでできるようになれます。
そのために必要なことは親自身の心構え。

この記事を読むことで
子どもが言うことを聞いてくれる素直な子に育てていけます

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子どもに言うことを聞かせるための5つの心構え

普段からこまめにトレーニングをする

日々の積み重ねが本番で成果を発揮します。
これはスポーツでも勉強でも同じですよね。

子どもの言い聞かせでも同じことです。
日頃から子どもに練習をさせておかないとイザ本当に危険な場面や
言うことを聞いてもらえないと困るときにできるわけがありません。

急にピンチになったからといって都合よく言うことを聞いてくれるなんてことは
奇跡でも起きない限りありえないので、日々練習を繰り返していきましょう。

練習といっても普段の生活の中で覚えて置いて欲しいことを教え続けるだけです。
特にストップはぜひ身につけておいてもらいたい項目。

「ママがストップって言ったら止まるんだよ」
「ストップって言ったら止まる遊びをしようか」

1日でどうにかなるわけではありませんが、毎日少しずつ教えていくことで
ストップ=止まるを理解してくれるようになります。

特に危険な道路近くを歩くときなどは急に走り出したりしかねないので
覚えさせておくと必ず役に立つ場面がありますよ。

普段の日々の生活から、お互いの心を通わす関係

子どもに何か言うことを聞いてもらうためには
日々のコミュニケーションの積み重ねも必要です。

会話でもスキンシップでもコミュニケーションを取ることが大切です。

「ママ!ねえ、ママ」
「なぁに?ママ忙しいんだけど、今じゃないとダメ?」
「じゃあ、もういいよ」
「もうなんなのよ。言いだしたことは言いなさいよ。なに?」
「もうママには何も言いたくない!」

と、こんな会話をしたことありませんか?

これでは、大事な時に大切なことを子どもに伝えようとしても、
子どもは本気で受けとめたりはしないですよね。

普段から言葉や気持のキャッチボールをができていると
子どものキャッチミットに親の投げる言葉がバシッと受けとめられるのです。
そのためには、まず子どもの言葉のボールを親が受けとめなければいけません。

そのためには子どもと過ごす時間を作ってあげること。
毎日忙しい日々を過ごしているママだと難しいかもしれません。
それでも1日たった10分だけでも構いません。

子どものことだけを考えて、二人だけで過ごす時間を何とか作ってあげてください。
10分程度であれば少しくらい寝る時間が伸びても構いません。

その時間だけは子どもと1日のことを話す時間でもいいですし、
幼いうちは絵本を1冊読んであげる時間でも構いません。

普段どんなに忙しくしている方でも、
絶対領域のように何にも邪魔されない時間を作ることです。
周りの協力が必要なら理解を得るようにしてあげてください。

毎日毎日子どもとコミュニケーションを取ることを絶やさず続けていれば
子どももママの気持ちに必ず答えてくれるようになってくれますよ。

子どもの心を汲んであげようとする態度

大人の都合で子どもを振り回してはいませんか。
何かを言い聞かせるためには子ども自身の心の準備が必要です。

そのための受け皿がない状態で何かを言い聞かせても
子どもは知らん顔をしてしまいがちです。

この原因は子ども自身ではなく親側にあることがほとんどです。

言っても聞いてくれないのではなく、心や気持ちの動きを考慮していない状態で
何かを言い聞かせようとするから気に留めてもくれないことになります。

気に留めてもらうにはどうすればいいのか。
それは「待つこと」です。
そう、気に留めてもらうには時間が必要なんです。

これってすごく気の長い話で毎回時間も限られる生活の中で
いちいち子どもに合わせてやっていけることは少ない方も多いですよね。

大人の都合で早くしたくとも、それを子どもに求めても準備がありません。
となると力づくで進めたり強引に事を進めてしまったりするしかないわけです。
=子どもが増々イヤな気持ちを増長させる原因に繋がります。

ここをしっかり待てるかどうかが言い聞かせをするタイミングかどうかにもなります。
もし時間がなくて子どもの気持ちや動きを待てないときは
言い聞かせることはその場は諦めて次の機会に回した方が賢明です。

そして、ずっとそれができないとわがままな子の出来上がりになってしまいます。
なので子どもに言い聞かせるということは時間という大切な資産を使う
難易度の高い方法だということを覚えておいてください。

言葉のキャッチボールを意識する

子どもは一方的なコミュニケーションを望むようなことはありません。
ママからの反応を楽しむように何かアクションを起こします。

ですので、言葉以外にも目線や表情、態度といった
相手とコミュニケーションが発生する行為すべてが
キャッチボールのように行われないといけません。

親だけが一方的に言い聞かせるようなやり方はキャッチボールになりませんよね。
子どもが必死な思いで投げた言葉や行動のボールを真面目に
受けとめてあげてはじめて親の言い分も聞いてくれるようになります。

なので、常日頃から子どものことを受け止めてあげる状態にしてあげてください。
そのためにはいつでも心の余裕がないと出来なくなってしまいます。

感情で訴える

言うことを聞くかどうかを判断するのは子ども自身」です。

親が言うことを聞くのは絶対だと勘違いしないでくださいね。
子どもに言うことを聞かせる一番の方法は「やる気にさせる」こと。

やる気にさせる重要なポイントは、「自尊心をくすぐってあげる」ことです。

他にも

「〜してくれると嬉しいな。」
「〜されると悲しいな。」

と、実際に嬉しかったり悲しい表情をして言葉に感情を込めると効果的です。

ほとんどの子どもが持っている欲求に

  • 大きく見られたい
  • 親の役に立ちたい
  • 親に認めてもらいたい

こんな気持ちが裏にはあります。
そこをうまく考慮してあげてみてくださいね。

本人のやる気さえ引き出すことができれば、
わざわざ言わなくてもやってくれるようになります。
いかにやる気を引き出せるかが親としての腕の見せどころかもしれません。

難易度の高いやり方ですけど、チャレンジしてみてください。
上手くできるようになれば子ども自身がどんどん進んでいってくれますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
子どもに言うことを聞かせるのは非常に難しいことです。
それでもほとんどの方がどうしても望んでしまうもの。

ちょっとしたチェックポイントを挙げるとするなら

  • ママの制止の言葉が中途半端になっていませんか
  • しっかり心に届く伝達の仕方に工夫していますか
  • 子どもには「どうせ言っても聞かないだろう」と始めから諦めていませんか
  • そのうちどうにかなるだろうと気軽に思い込んでいませんか

注意だけするのでは、子どもは「また言っているだけだ」と親を軽視しています。
子どもの心の中では「何にも大変なことになっていない」と本気にとらえていません。
平気で聞き流しているような状態です。

そのままにしておくと後々に困るのは親のあなたです。
しかし親以上に子どもが困るのです。
制御すべき大切な時に自分で自分が制御できなくなってしまいます。

そのためには日頃からしっかりとトレーニングを積んでおくことが大事です。
もちろんすべてのことを聞いてもらう必要はないです。

ただ肝心なときだけ都合よく、とは行かないので
なるべく全てのことを聞いてくれるよう普段からママも頑張るしかありません。

小手先の簡単にできるような裏技はありません。
毎日の積み重ねで子どもとの関係を作っていくことが
遠回りのようで近道だったりします。

一度や二度上手くかなかったとしても諦めないでくださいね。
そうすればきっとあなたの思いが届く日もやってきます。
今回お伝えしたことを心に留めて、早速実践してみましょう。

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