【歩かない】靴を嫌がる子どもが履いて歩いてくれるための5つの工夫

行動・しぐさ

ベビーシューズ,靴,くつ,履いてくれない
靴を履いて歩いてくれなくて悩んでいませんか?

  • 靴を履かせると、途端に力が抜けたようにへたり込んでしまう
  • なぜか泣きまくり立ちもしないし歩きもしなくなる
  • 靴を脱ぎたがってギャーギャー言い出してしまう
  • 帽子や靴など、身につけるありとあらゆるものをとにかく嫌がる
  • どうしたら靴を履いて、歩いてくれるのかが分からない
  • こうしたら履いてくれたという成功例があれば知りたい

せっかく歩けるようになったのに、
靴を嫌がられると外にもいけずお出かけが憂鬱ですよね。

なぜ、子どもが靴を履くことを嫌がるのか。
それは
素足以外のものに違和感を感じるから

とはいえ、このままにしておくと
仮に靴を履けたとしても今度は歩くことを嫌がるようになります。

ということで
靴を嫌がる子どもに受け入れてもらうための7つの工夫」を紹介します。

この記事を読むことで
靴嫌いを克服して外でしっかり歩けるようになれます。

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歩く時の感覚が違うのが嫌

靴を履くと歩いたときの感覚が、裸足とはぜんぜん違いますよね。
子どもはこの感覚の違いを嫌うことがあります。
いままでずっと裸足だったので単純に歩きにくいからですね。

感覚が違うこと、これが嫌がる原因のひとつです。
何かしら気に入らない、不快感を感じるから嫌がるんですね。
だったらそれを取り除いてあげればいいだけです。

こうした何かを嫌がるのは「自我が芽生えてきた証拠」です。
自主性が出てきて好き嫌いや好みが増えていく時期です。

なので、嫌がられたといって悲観せずに
お子さんの成長を喜んであげてくださいね。

靴を変える・軽い靴を履かせる


子どもはいまの靴を重く感じているかもしれません。
裸足に比べると重さは絶対にあるので、
靴の重さが不快感になっていることが。

ですので、まずは普通の靴がダメなら軽い靴を試してみましょう。
靴じゃなくてもサンダルでも履いてくれるならOKです。

靴を変えるなら他にも長靴だったら履いてくれる子もいます。
靴売り場に行って履いてくれそうなものを探しにいきましょう。

歩くとピコピコ音が鳴る靴っていうのもあります。
音が鳴るのが楽しくて歩いてくれることもありますよ。

まずは今の靴でダメなら他の種類を試してみるです。

男の子で車や電車が好きなら車の絵が描いてる靴や電車の靴。
女の子なら可愛い派手なものやキラキラした靴で試してみてください。

サイズをジャストで合わせる

サイズアウトを恐れてジャストフィットの靴を履いていないと
ブカブカして気持ち悪いことになります。

反対に成長してサイズが小さくなったりすると
靴擦れや締め付けで痛い思いをしてしまいますよね。

これも当然不快感に繋がります。
子どもはうまく説明できないので履くのを嫌がるだけでしか
この靴が合っていないことを表現できません。

靴のサイズ合わせは大人でも難しいです。
既成靴で本当にジャストフィットさせることは神業。
それほど個々人の足の形やサイズが違いすぎるのです。

でもオーダーメイドで靴を作るとかしてられません。
となれば既成靴の中でも微妙な違いを見分ける力が必要になってきます。

「そんなの素人にできるの?」

いいえ、できなくはないですが難しすぎます。
なので専門家に聞けばいいんですよ。

百貨店のシューフィッターに相談する

百貨店の靴売り場に1回行ってみてください。
そこには大抵シューフィッターと呼ばれる方がスタンバイしています。

シューフィッターは靴合わせのプロ。
ちゃんとした資格もあるんですよ。

彼らがあなたやお子さんになるべくピッタリ合う靴を選び出してくれます。
合わせてサイズを測ってもくれるので、足長や足囲もわかります。

勧められたものを買う買わないの判断は後々するとしても
一度は足の正しいサイズを調べてもらいにいってみるといいですよ。
甲が高いとか低い、幅が広い狭いとか教えてもらえます。

自分で測るならどうする?

Amazon のベビーシューズのページに便利なキッズの足の測り方が
載っているPDFファイルを配っているページがあります。

測定用紙付で無料でダウンロードできるので参考にしてみましょう。
25cm まで対応しているので、大人の女性でも測れますよ。

https://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?docId=1000257786

個人的に良かったなと思えたのは IFME(イフミー) の靴ですね。
お値段も高すぎない2,000円〜3,000円くらいの価格帯です。
このメーカーは子どもの足を研究して作っているので安心です。

百貨店だと倍の5,000円〜6,000円くらいはしてきますからね。
サイズアウトが早い子ども靴にそこまで出せません。

amazon でも扱っているのでピッタリの靴を探してみてくださいね。

靴に慣れさせる


赤ちゃんの頃から新しいこと、知らないことだらけで
いままで過ごしてきています。

同じように靴も新しい出会い。
当然履くことにも慣れが必要です。

なのでファーストシューズという言葉があるように
子どもに室内で履かせたりして外に行く前に慣れさせるわけですね。

で、慣れさせる方法ですけど、いきなり履かせようとしないでくださいね。

最初は部屋に飾るんです。
まずは靴を見てもらうことからはじめてみてください。

次は靴を触ってみる。
靴で遊んでみる。

ここまで慣れてきたらようやく履いてみるステップです。
最初は家の中やベランダで練習です。

20歩くらいしっかり歩けるようになったら
ようやくお外デビューするくらいのペース
でいいですよ。

また、早くから靴に触れてきた子は抵抗がない子もいます。

歩く、立つ以前のベビーカーや抱っこ紐で出かけるときはいつも
靴を履いていた子がいざ歩き出した時、
靴を履くことに全く抵抗がなかったというデータがあります。

これは単純に靴に慣れていたから。
はじめてのことや新しい見慣れないものを嫌がるのは当然ですからね。

今からでも遅くないので、まず靴に慣れさせていきましょう。

褒めてご機嫌にさせる

履いて歩いてくれるときもあるけど、まったくダメな日もある。
こうしたムラがあるのはその日の気分の良さで決まったりします。

なので、履いてくれる日があったらすかさず褒める

男の子なら、「わー!カッコいい靴でいいね!」
女の子なら、「うわぁ!お姉さんみたいで可愛いね」

褒め言葉は何でもいいです。
とにかくこれでもか!って位に褒めて褒めて
靴を履いた後にすぐご機嫌にさせてみて。

すると靴を履くことが楽しい・嬉しいと感じてくれます。
子どもだっておだてには弱いところがあります。

まだまだ演技を演技と見抜けない時期でもありますからね。
気分を乗せて履かせて慣れさせていくことも大事ですよ。

自分で選ばせる

子ども靴
靴を嫌がることができるなら、好きな靴もあるはずです。
でもどんな靴が好きかは自分でもまだわかっていません。

なので、選択肢を狭めてから選ばせてあげましょう。

「こっちとあっちならどっちが好き?」
「この中から好きなのを取って」

という風に選ばせてあげましょう。
実際には頭で考えて出した結論ではないのかもしれませんが、
先に触れる、手に取るものは直感で気になった方です。

まったく興味がなければ完全無視してしまいます。
なので、デザインや色などは子どもが「好きそうかな?」
と思うものをチョイスしてください。

基本はネットじゃなくしっかりと靴売り場で見たり履いたりしながら
選ぶほうがおすすめですよ。

やっぱり靴は実際に履いてみるのが一番です。

試着も終わってサイズも確認してから最後にネットで買うならいいですけどね。
もしくは返品がきくところで買うのも大切ですね。

嫌がりすぎてそれすらままならないのなら、
今はまだ時期じゃないと判断してください。

歩ける=靴が履けるとは限りませんからね。
子どもの気持ちを優先してあげてみてください。

先回りしない

自分の成長ペースがあるのを乱されるから嫌なんです。
人間は体の成長に大切なことは確実に行われるようにできています。

早まる気持ちは親なら当然、
でも焦らず気長に待つことが大事です。

たとえば掴まり立ちができたからといって歩くための靴を買ってしまう。
これはNGですよ。

しっかりした靴は一人で立って歩けるようになってからで十分です。
室内用のファーストシューズでもまだ少し早いです。

  • 今から慣れさせるためにベビーカーに乗せたときだけ履かせる
  • 飾るために用意する

こんな目的ならすぐ使うので先回りにはなりませんね。

時期がくれば子供から興味を持ったり
楽しんで選んでくれるときがきますよ。

先にあれこれ用意されても子供は焦っちゃいます。
靴だけに限らず子どものこと全般にいえますね。

何でもかんでも先に決めたり選んだりしないで
その時が来たら一緒に決めるくらいの心構えでいきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は靴を履かせるためのあの手この手をお伝えしてきました。

最後にまとめておくと

  • 裸足とは違う感覚が嫌
  • 靴が重いのが嫌
  • 軽い靴や靴の種類を変えてみる
  • サイズを測ってジャストで合わせる
  • とにかく靴に慣れさせる
  • 褒めて靴にプラスの感情を持ってもらう
  • 自分で選ばせる

そして「先回りはしない」ことです。
掴まり立ちをするとつい買いたくなってしまいますからね。

まだまだこの時期は素足でいいんですよ。
なぜなら、足や指を鍛えている時期だからです。
それが終わって一人で立てるようになってからようやく出番です。

ほら、赤ちゃんの頃から嫌がられることって
何かと先回りしがちなことが多くなかったですか。

親が先回りしてしまうと子どもはなぜか嫌がるところがあります。
なので、靴も先回りはしないことです。
焦ることも同じですよ。

多少時間がかかってもゆっくり慣れさせていくことが大切です。
靴が嫌なんじゃなくて敷かれたレールのように
全部決まっているのが嫌なのかもしれませんね。

子どもなりの反抗期にも差し掛かる時期になっていきます。
月齢にもよりますが、よく子どもと向き合って決めていってあげてくださいね。

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