【克服】子どもも赤ちゃんも食べ物の好き嫌いがみるみる無くなる魔法のチェックリスト12項目

成長・発達

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子どもの食べ物の好き嫌いが激しくて悩んでいませんか。

  • 嫌いな食材があると一切食べてくれない
  • 調理法を工夫すると「ん?」という反応はあるけど途中から食べない
  • 野菜が苦手でせっかく作っても手をつけようともしない

子どもの好き嫌いが激しいと献立にも困りますよね。
何とか食べられるようにアレンジしても食べてもらえないとイライラします。

なぜ、食べ物に好き嫌いがあるのか。
それは
自分の中の記憶や経験にマイナス要素が結びついているから

ということで
好き嫌いの激しい子どもを楽しく食べる子へ育て上げる方法」を紹介します。

大切なことは
今すぐどうこうしようとしないこと

長い目で見て大人になるまでには食べてもらえるようにすればいいんです。
この記事を読むことで
好き嫌いと正しく向き合い、将来何でも食べてくれる子へ育てられます

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好き嫌いは個性「誰のせいでもない」

好き嫌いが激しい子を持つと、ママは「自分の料理が悪いのかな」と
自分自身を責めてしまいがちです。

でも、これは間違い。

二人目や三人目のお子さんを持つとわかると思いますが、
兄弟で同じ料理を出したとして一人は喜んで食べて、
もうひとりはイヤということが当たり前のように起こります。

これって料理に問題があるわけじゃありませんよね。
少なくとも一人は喜んでいるわけですから。

好き嫌いには先天性と後天性2つの原因がある

先天性:味覚の感度、食欲、食べ物への執着、消化器官の成長度合い
後天性:環境や経験

子どもはこのような要因で好き嫌いが起こると言われています。
先天性のものはすぐにどうこうできないものもありますが、
後天性はあくまで育てていく上でのお話なので解決の道があることが多いです。

では、実際に何が原因で好き嫌いが起こるのかをお伝えしましょう。

好き嫌いが生まれるきっかけ

好き嫌いが起こるにはその前段階に「きっかけ」が必ずあります。
その判断基準となりえるチェックリストをお伝えします。

  • 食卓が楽しいか
  • 気が散るものがないか
  • 子供に合う量、固さ、味付けの料理が用意されているか
  • 食べ物を見ながら何を食べているか認識して食事をしているか
  • 一緒に食べている人がいるか
  • 一緒に食べている人がおいしそうに食べているか
  • 本人の意思に関係なく無理やり口に食べ物を入れられていないか
  • 食事につくときにおなかが減っているか
  • 空腹→食事→満足→幸せのサイクルが身についているか
  • 嗜好品の味をどれだけ知ってしまっているか
  • だしや素材のおいしさを知っているか
  • 食卓に並ぶものや材料、できるまでの過程に興味・関心があるか

以上が好き嫌いが発生する12項目のチェックリストです。
嗜好品の味は知らない方がいいですが、他はYESの数が多ければ多いほど良いですね。

もしパーフェクトに出来ている方がいるなら、お子さんの好き嫌いの問題は
今後ほぼ無くなると考えてもいいかもしれません。

毎日の生活習慣で改善できるものばかりなので、
NOになっている項目があればぜひ改善していってみてください。

好き嫌いには理由がある

必ず嫌いな理由が存在するはずですので、まずは原因を考えるところから。
食感なのか味なのか、それとも匂いや見た目など
子どもが食べるときに出す表情や行動にサインが隠されています。

もし理由がわかれば、それを取り除いてあげるだけで
あっさり食べてくれることもありますよ。
なので、調理法を変えるというのは有効な方法ですよね。

基本的には大人になるにつれて食べられないものは減っていくはずです。
あなたも子どもの頃には苦手や食べられなかったものも
いまでは食べられるようになったものがあるはず。

ですので、焦らずにゆっくりと食べられる食材を増やすことが大切です。

ただし、食べ物に嫌な思い出があると食べられないから嫌いになります。
もしくは今好きだったとしても嫌いになる可能性も出てきます。

  • おいしくない・食べにくい調理法
  • 食べると体調を崩す
  • 食べないと叱られる
  • 無理やり食べされられようとする

などなどですね。
こうしたことを続けていると嫌いなものがどんどん増えていってしまいます。
ただ、反対のことをしてあげると好きになってくれることでもあります。

食べやすい調理方法で、新鮮でちゃんとした食品を選んで
作りたてなどのおいしい状態で食べる。
そのときも家族と一緒に楽しく食卓で食べる。

食材はうれしい想い出とセットでインプットすると効果抜群です。
マイナスイメージをプラスイメージへ変換させてあげる努力をしてみてください。

お母さんは応援団に

食事を取る時にママは鬼の形相で「食べなさい」「しなさい」と
命令口調気味で食べさせようとはしていませんか。

これは絶対にNGです。
楽しい食事タイムのはずが苦行の場となってしまいます。
なのでまずは言葉を一つずつ置き換えていきましょう。

「ママは食べてほしいな」
「もう少し早く食べてくれるとうれしいな」
「ご飯のときは座って食べてほしいな」

というように、主語をすべてママ自身に置き換えるだけです。
これなら子どもを追い詰めるような言い方にはなりません。

命令口調を封印するだけでも食事タイムの格闘は減ります。
1食終えるごとにヘトヘトという方はぜひ試してみてください。

はじめて食べる食材はいつも大冒険

子どもにとってはほとんどの食べ物が未知で新しいものです。
はじめて食べる物というのは子どもにとって大きなことなんです。
それこそ高いところから飛び降りるような気分。

勇気がいるところへママが横からやいやい言っては子どもも
せっかく勇気を出そうとしている気持ちを折られてしまいます。

反対にいつも横で子どもを応援してくれるママだったらどうでしょうか。
頑張る自分を認めてくれるんだ」と思って
そんなママに褒められたくて乗り越えようという気持ちが湧いてきます。

なので、新しい食材にチャレンジするときは静かに子どもを見守ってあげることも
大切な教育のひとつなんですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は子どもの好き嫌いの正しい向き合い方をお話してきました。

特に好き嫌いが生まれるきっかけとなるチェックリストは
ぜひ見返して活用してみてください。

毎回すべての項目を通過する必要はありませんが、
出来る限り多くの部分をクリアできれば確実に好き嫌いは減っていきます。

今は苦手なものや嫌いなものが多くて食べられないかもしれません。
ただそこで「今食べられないから困る」と思わないで。

今だけを見ないで欲しいのです。

もっと長い目で将来はこんな子に育って欲しいという願いを持って
いま何をするべきかを考えてみてください。

将来何でも食べる子に育って欲しい
一人で暮らすようになっても栄養バランスを考えられる子になってほしい
社会に出て食べられないことで苦労しない子になってほしい

ママが願うことなら何でもいいです。
そのために毎日が楽しくなるように一歩ずつ進んでいくことが大切です。

いまピーマンやきゅうりが食べられないことが問題ではなく
少しずつ親子で克服していくつもりで構えてあげてくださいね。

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