【登園拒否】保育園を嫌がる子どもに「行きたくない」と言わせないための大事なポイント

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子どもが駄々をこねるので、保育園に行けないと悩んでいませんか?

  • 子どもを準備させるだけで毎朝疲労困憊
  • 門までは何とか連れていけても、駄々をこねて中に入ろうとしない
  • 嫌がる子どもを無理やり園につれていくのは可哀想に思う

保育園に預けるときに駄々をこねられると周りの目もあって困りますよね。
仕事にも早く行かなければ行けない時間なのに毎回これでは疲れます。

なぜ、子どもが保育園に行くのを嫌がるのか。
それは
ママと一緒に居たい気持ちが強く出ているタイミングだから

ということで、
保育園に預けることを拒否されたときの正しい対処法」を紹介します。

大切なことは終始一貫した態度を貫くこと。
途中で態度があっちにフラフラこっちにフラフラしてしまうと
子どもにも影響がどんどん出てしまいます。

この記事を読むことで
保育園に預ける際に行きたくないと言われなくなる生活を手にすることができます

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保育園に行きたがらない子どもへの対処法

家を出る前から「今日は行きたくない」「イヤ!」とやりとりが続くと
ママも朝の格闘だけで疲れて果ててしまいます。

でもそこで折れてしまってはいけません。
子どもは反発するものだと思って、行くことを貫いてください。

最初から最後まで行動を一貫させておく

  • 今日は機嫌が悪いから保育園はお休み
  • 明日はあまり抵抗されなかったから連れて行く
  • 別の日には泣き叫び過ぎて時間に間に合わなくなり休み

こんなバラバラした状態が続けば子どもも駄々をこねれば休めると勘違いします。
なので、仕事のある日は保育園に行くものとして決めてください。
そしてそれを必ず成し遂げるようテキパキと準備を進めてください。

ママが一貫した態度で理路整然と動く
子どもの反発心にめげない、動揺しない

行きたくない気持ちは受け止めてあげる

行きたくないという気持ちは本心なのでそこはしっかり聞いてあげてください。
慣れない環境だったり他人への対応にうろたえたりするのは当然です。

子どもの辛さは受け止めて話も聞いて気持ちを代弁してあげれば
ママがわかってくれたと思ってもらえるはずです。

ただ、そこで受け止めたとしても最後は親のやるべきスジはとおします。
そう、保育園に行くことはやめないのです。

話をするときはなるべく明るく接してあげて、
でも口数は少なめに淡々と準備を進めていきます。

この準備は着々と進めていくことが大切です。
その姿を見せて反抗しても最終的に連れていかれることを覚えさせてください。

子どもに影響を与え続ける

子どもは不安や緊張を持って保育園に行っているのかもしれません。
そうなると保育園に行こうとする行動全てに体が拒否反応を出したりします。
準備を全然しなかったり、動く気配すら見せないことも。

そんなときはママがテキパキと動いて着替えから準備までを
一気に済ませてしまいます。
それこそどんなに駄々をこねていても準備は進めていくイメージ。

手を取って着替えさせたり、必要な荷物をどんどんまとめたりして
テキパキ動く態度を子どもにも見せてあげます。
すると子どももそんなママの姿に影響を受けはじめてくれます。

保育園に行くという絶対的な目的を達するために
出来ることはどんどん進められてしまうわけです。
子どもも必然的に「そうしなきゃ」と思わせられる空気を作るのです。

ここに一貫性がないと反対にママが子どもにペースを乱されますからね。
反発されても気持ちは受け止めつつも行動は行くことを前提に進めてください。

泣いて嫌がることを心配しない

保育園に連れていく時
今日も泣いていやがったらどうしよう」と考えてしまいますよね。

しかし、このように思うのはやめてしまいましょう。
それよりも泣いても受け止めてあげると思い直します。

今日も泣きわめくだろうけど、その切ない気持ちを共有しよう

すると前向きに保育園に行くことを受け止められます。
子どもがしたい、やりたいことを全てさせてあげるだけが育児ではありません。
時に我慢も必要なのは人生において必要なスキルです。

ママも辛いところがあるかもしれませんが、
受け止めてあげることができれば子どももわかってくれますよ。

保育園に行きたがらないのはあなたが原因かもしれない

最初は保育園に行けていたのに、ある日いけなくなってしまったりする場合。
そんなとき実は保育園に原因があるのではなく、
ママ自身・親自身に問題があることがあります。

親自身が拒絶していない

子どもがだらだらしていたり、甘えてデレデレしてばかりで登園が進まないのは
親自身が口では「はやくしなさい」と言っているにも関わらず
そこに拒絶が入っていないことがあります。

つい子どもの反発に負けてしまってお休みを挟んだりしていませんか。
あなた自身が保育園に連れて行くことを面倒だな、と嫌がっていませんか。

親自身の腰が重い状態だと子どもも親の腰の重さに連動してしまいます。
面倒だな、早くしてくれればいいのに
こんな気持ちを子どもは感覚的に察知します。

または甘えて一緒にいることを心の中で許しているところがあるのです。

同じようにしない子に「しなさい」といくら言っても聞かないことがあります。
これも口先だけで言うから聞き流す習性がついてしまうのです。

  • 実際にあなたが行動を起こす。
  • 用意をテキパキと進める。
  • 直前になっても決して折れない。

こうした目的遂行を1度決めたら曲げない態度と一貫性が必要です。
実際にやろうとすると慣れないうちは大変かもしれません。
保育園に限らず流されやすい性格の方だと尚更です。

そこをしっかりと成し遂げることを続けると
子どももあなたの行動や感情を見て自分から動けるようになっていきます。
一心同体とは上手くいったもので、ちょっとしたところから現れるものなんですよ。

ママはこんな態度とっていませんか?

  • 他のママや園の先生など周りの目ばかり気にしている
  • 自分の恥ずかしさや、やり切れなさを取り繕うことに夢中になっている
  • 子どもと接してても、周りが気になり子どもと気持ちが向き合えていない
  • 子どもを保育園において帰らなければと考えすぎて余裕がない
  • 子どもの気持ちを思いやるゆとりが消し飛んでいる

こんな行動や気持ちは伝わりますよ。
どんなに隠しているつもりでも心の奥底にある本音はにじみ出てしまいます。
誰よりも子どもはあなたの状態を見抜く天才です。

取り繕うことを考えずに子どもの気持ちに向き合うことを
一番に考えてあげてくださいね。

子どもはこう感じています

  • 自分の必死の心の動きをママは受け止めてくれない。
  • 周りばっかり気にしている。
  • 家にいるママとここでのママは別人のようだ

ドキッとした方は要注意です。
特に家と外であまりに豹変しているママは子どもに不安と不信感を与えるばかりです。

外面の良さも必要ですし、社会性の部分に置いては認められる能力でもあります。
それでも子どもに別人と思われるほどの使い分けは過剰です。
それならいっそ家でも外でも外面のモードで接して上げる方が良いくらいですね。

外ではおっとり、家に帰って二人だとガミガミ。
こんなママはママじゃなくても良い気持ちにはなれませんよね。

たとえばあなたのご主人が会社ではめちゃくちゃ良い人で人望もあるのに
家に帰ってくるなり変貌して口うるさく行動が伴わない人だったらどう思いますか。

それと同じことなんですよ。
なので外向きの顔を作りすぎることはおすすめできません。
子どもと接するときは家も外も極力同じような態度、口調で接してあげてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

保育園や幼稚園で、泣いてママにしがみつくのは決して珍しいことではありません。
慣れない場所で、慣れない人の群れにまじわることの不安と緊張があります。

どうして我が子だけなんて思わないで下さい。
慣れていく子を基準にし、比較して自分の子は問題があるとは考えるのは可哀想。
単にこれまでの生活との違いが大きいだけなんです。

子ども心になんだか親が自分から離れてしまっていると思い必死なだけです。
子どもが自分の言葉で説明することはまだできません。

子どもに共感・同調することは大切です。
しかし、保育園に入れると決めたならできれば最初から一貫して動くことです。
途中であちこち方向性をコロコロ変えたりしない。

親も子どもの嫌がる気持ちを理由に逃げてしまうと、
そのときは子どもも良かったとは思うものの、
一歩上の成長の階段を上っていけないからです。

スジを通さない親をなんとなく信頼しづらい気持が、
幼い子どもの心にもやがて生じてきます。

親がハラハラと気にしているのは子どもにも見え見えです。
また、いくら理路整然と動くと言っても、
子どもの気持ちを完全に無視した態度はダメですよ。

子どもの小さな手をしっかり握って保育園に行って下さいね。
大変ですけど効果は必ず現れますから、早速試してみてくださいね。

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