【授乳で乳首が痛い】痛みを改善する5つの対処法

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乳首が痛くて授乳が辛くなってきていませんか。

  • 血までは出ないけど皮がぱかっと開いてるみたいになり、授乳時とても痛いです。
  • 吸わせて5分もすればマヒしてくるけど、くわえさせた直後が痛い
  • 痛くて母乳が出なくなっているような気もします

乳首が痛いと授乳の時間もだんだんと憂鬱になってしまいますよね。
しばらくすれば大丈夫だとしても、最初の激痛に心が折れそうになります。

なぜ、授乳時に乳首が痛くなってしまうのか。
それは
赤ちゃんが上手に飲めていない&授乳のタイミングで傷をつけてしまったから

ということで
乳首の痛みを軽減させるために原因と対処法」を紹介します。

最初が 1 番大切なのですが、既に痛みが出ている場合は
少しずつでも回復させていくしかありません。

正しい授乳方法で乳首を保護しながら回復させていきましょう。
この記事では
乳首が痛くなる理由を理解して、今後痛くない授乳時間に変えていけます

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乳首の痛みと主な原因

乳首が痛くなるにはそれ相応の理由と痛みの原因が存在しています。
すべてのパターンではありませんが、よくある痛みと原因を集めてみました。
どれかに当てはまっていることがあるはずですので、参考にしてみてください。

哺乳瓶の乳首に慣れすぎている

赤ちゃんが哺乳瓶の小さな乳首に慣れすぎてしまうと
浅くしかくわえられないことがあります。

できれば直接母乳を吸うことに慣れるまでは、
なるべく哺乳瓶やおしゃぶりを使わない方が良いですね。

といっても哺乳瓶を使わないと産後直後の授乳は母乳の出が
伴っていないことも多々あります。

使うにしても細すぎる乳首のものは避けて、
母乳実感のようなものを用意するといいでしょう。
乳首が痛くなる原因の一つとして知っておいてください。

満足する前に授乳をやめている

赤ちゃんは授乳に満足すると自分から乳首を口からはずそうとします。
そこをママの判断で無理に赤ちゃんの口からはずそうとすると
乳首を傷つけてしまうことがあります。

なるべく赤ちゃんが自分からはずすのを待つか、
途中でやめるときは赤ちゃんの口の端から指を入れて
はずすようにしてあげると痛めないではずすことができます。

搾乳の仕方に問題がある

搾乳も乳首を痛める原因の一つです。

指で必要以上に強く圧迫しすぎているとか、
乳首と搾乳器のサイズが合っていないと痛くなりやすいです。

指でも機器でも無理な圧迫を続けていると痛くなることがあるので、
搾乳をしているときはやり方を見直してみてください。

ブラや母乳パッドが刺激を与えている

授乳中は乳房がサイズアップし、さらに張っているときはより大きくなります。
なので締め付きすぎないブラジャーを選んでください。

また、化繊のブラジャーや長時間湿ったままの母乳パッドが
乳首に刺激を与えてしまうことで痛くなることもあります。

ブラジャーは木綿の素材のものを使うようにして、
母乳パッドはこまめに交換して対応しましょう。

原因を見直しても治らないときは

まだ痛みが強かったり残っていたり、乳首に傷があるなどの場合は
一旦搾乳へ切り替えてみましょう。

一時的に乳首を休ませることも症状の緩和に繋がります。
ただ、こんな実験結果が残されています。

複数のママを集めて以下の条件で 2 つのグループに分けます。

  • 搾乳時間を制限するグループ
  • 搾乳時間を制限しないグループ

それから経過を観察したのですが、搾乳時間を制限してもしなくても
乳首の発赤や亀裂の発生に有意差がなかったうえに、制限をしたグループは
産後 6 週間以内に授乳をやめてしまったという報告(下記参考リンク)があります。

ですので、できる限り授乳は続けたほうが良いと思われます。

妊娠・出産ケアガイド―安全で有効な産科管理

乳頭保護器を使う

薄いシリコン素材の乳頭保護器を使う方法があります。
別名ニップルシールドとも言われていますね。

生後すぐに使うと

  • 乳頭混乱が起こりやすい
  • 母乳の分泌量が増えない可能性がある
  • 赤ちゃんが吸いにくそうにする

こんなデメリットを持っているのですが、
合うものが見つかれば使ってはいけないものではありません。

傷の治療にはラノリン

乳首の傷にはラノリンが良いと言われていて、
「ランシノー」や「ピュアレーン」などの名前で市販されています。

ラノリンとは保湿成分のひとつで、羊の毛刈り取って加工するときにできる
ウールグリス(羊脂)を精製したものを指します。
ロウ状の脂で人間の皮脂に近いものです。

  • 皮膚になじみやすい
  • 浸透しやすい
  • 吸水性が高い

といった特徴があります。
これで乳首を保護してあげることで回復を早めてあげる仕組みです。

手軽に入手できるので、傷の手当に塗ってみると治りをよくできます。

相談は産婦人科で

乳首の痛みの相談をするときは産婦人科を受診するのが正解です。

先ほどお伝えしたラノリンも効果的ですが、
産婦人科では授乳中でも塗ることのできる軟膏を処方してもらえます。

あまりに痛みが酷くてつらいときやなかなか治らないときは、
保護や保湿剤だけでなくステロイド剤を使ったほうが良いこともあります。

素人で判断するのは危険なので、酷いようなら
あまりに我慢しすぎず産婦人科に相談してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
乳首は噛まれて痛みを伴うこともよくありますが、
それ以外でも擦れたり刺激によってダメージを負うこともよくあります。

適切な授乳方法で赤ちゃんもママも上手になってくれば
痛みも徐々になくなっていくものですが、それまで辛い思いをすることも多いです。

今回紹介した方法で乗り切れない場合には産婦人科に早めに行ってくださいね。

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