【母乳の免疫力】風邪を引かないって本当?迷信に惑わされないための3つの大切なこと

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母乳育児じゃないと赤ちゃんの免疫力や成長に差が出ると
密かなプレッシャーを感じていませんか。

  • 生後28日で赤ちゃんが風邪を引いてしまったけど母乳育児じゃないから?
  • ミルクで育てたせいか熱で保育園から呼び出されたり休むことが多い
  • 完全母乳育児だと新生児は風邪を引かないのでしょうか?

母乳育児をしている子を見ると何となく引け目を感じたりしますよね。
赤ちゃんが風邪を引いたり調子が悪かったりすると特にそう感じます。

なぜ、母乳育児の子と比較してしまうのか。
それは
母乳神話が行き渡っていて、母乳じゃなきゃダメみたいな風潮があるから

ということで、
母乳育児じゃないことに不安を感じるあなたへ大丈夫と思えるお話」を紹介します。

母乳は確かに赤ちゃんとって良い面がいっぱいあります。
でも、それが=ミルクはダメとはならないとは思いませんか。

免疫や成長の話を良く聞きますが、そんなの気にする必要なんてありません。
この記事を読めば
母乳でもミルクでも自分の育児に自身を持って進んでいくことができます

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免疫力があっても病気にならないわけじゃない

胎盤を通して免疫が赤ちゃんにまわっていると言う話もあります。
でも、母乳から得られる免疫を過信しすぎるのも違います。

お子さんが大きくなるとわかってくるお話なのですが、
警鐘を鳴らす意味でも知っておいてください。

母乳・ミルクや免疫なんて気にしすぎないこと

いきなりですけど、想像してみてください。
私のところは完全母乳で育てたから病気知らずなんですよ
こんなセリフを言う方がいたらどう思いますか。

少なくともミルクで育てているママからしたら良い気分にはなりませんよね。

もし幼稚園くらいになってそんな自慢をしたら、確実に変な人認定されます
なぜならどちらでもいろんな子供がいる、とみんなわかって来るから。

実際にミルクでも母乳でも病気になる子はなるし、
ならない子はなりません。

それくらい個人差があるということです。
ですからあなたがたとえミルクで育てることになっていたとしても
後ろめたさを感じる必要も不安になることもありません。

どんな子でも病気になる可能性はありますからね。
それがミルクでも母乳で育っていても関係なしです。
よく言われますがほんと無意味なお話なので気にしないことが一番ですよ。

完全ミルクの子でも11ヶ月現在で病気なし

私の知り合いのお話にはなりますが、現在11ヶ月で病院知らずの子がいます。
その方は双子の出産だったのでママ自身が完全ミルクを選択して育てられています。

それでもこれまで1度も病気になるようなことはありませんでした。
母乳をただの1滴も飲んでいないにもかかわらず、です。

赤ちゃんの免疫力は出産時にある程度ママからもらった状態で生まれてきます。
この双子のお子さんはどちらも最初の免疫とミルクだけで大丈夫なんですね。

もちろんこれから大きくなってからも病気をしないとは言い切れません。

でも、母乳育児の子でも頻繁に病気にかかる子がいるところをみると
母乳だから免疫力がついていて風邪も引かない、とは言えないですよね。

それに子供をもう一度赤ちゃんに戻して母乳とミルクと比べるなんて、
誰にも出来ないですよね。

ですので、周りのお話も総合するとミルクでも母乳でも
結局のところは関係ないと言えます。

本人の持って生まれた体質の差

これが一番大きなウェイトを占めていると思います。
体が丈夫な子は生まれながらにしてタフです。
それこそミルクだろうが母乳だろうが風邪を引きにくい子っています。

遺伝もあるしたまたまそうなることもあります。
一般的には男の子は小さいときに体が弱く、
女の子の方が病気になりにくいといわれていますよね。

実際に女の子が病気になりにくいというのは
病院に来る方の性別データを集めてみた結果と合致するので
間違ってはいないはずです。

でも、これって結局は本人の体質差でもあるわけです。
女の子のほうが全体の確率でいうなら病気をしづらいというだけです。

それにミルクと母乳で風邪のかかりやすさや免疫・体力の強さが異なるなんて
まったく同じ赤ちゃんでまったく同じ成長を見せる赤ちゃんがいないと
完全な立証なんてできません。

なので、赤ちゃんは多少の病気はするもの。
ミルクでも母乳でも病気する子はするし、しない子はしない

これぐらい軽い気持ちで考えておけばいいんですよ。
迷信ごとに付き合わないようにしておくことが大切ですよ。

風邪を引かないなんて迷信

赤ちゃんは普通に風邪を引きますからね。
ママから免疫をもらっていても風邪どころか病気いっぱいします。

特にママがかかる病気は免疫なんてないですから、赤ちゃんも普通に感染します。
新生児期とかに調子が悪い場合は、赤ちゃんに移さないように注意してくださいね。

もう病気に関しては母乳とかミルクとか関係なくなるときはなります。
もちろん日々の中でウイルス対策や予防策をしていれば感染しにくくなりますよ。
それでも目に見えないものですし、どこから侵入してくるかわかりません。

そんなとき母乳だから大丈夫とかミルクだから風邪を引いたとかありえないです。
それこそ毎日健康的に過ごしている方でも風邪にかかりますよ。

予防していれば確率的には上下することもありますけど、
逆に何もしていない人が風邪を引かなかったりすることもあるものです。

赤ちゃんも同じように確率を下げていてもなるときはなる
そういう気持ちでいれば気楽に育児をしていけるはずですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ミルクでも母乳でも多少の誤差はあっても、免疫力の効果なんて気休め程度です。
完全に赤ちゃんを100%守ってくれるバリアでも何でもありません。

何もないよりは良いかもしれない、程度のものなんです。
それを母乳神話が話を膨らませすぎていて世間に浸透しているわけです。
間違ってはいないけど正しい解釈がされていないというのが本当のところです。

ですので、気にしないことが一番。
それこそ完全に調べることもできないことを悩んでいるのすら勿体無いですよ。

何かあっても母乳やミルクのせいにしてはいけません。
原因はそこじゃなく他にあるんですから。

赤ちゃんのことを思うあまりに過敏になってしまう気持ちもわかります。
はじめての育児だと何でも良いことをしてあげたいと思うのが親心ですからね。

ビジネスのお話になりますが、パレートの法則という言葉を知っていますか。
これは「80%の結果は20%の努力で得られる」というものです。

たとえば会社の売上を100%としたら、上位20%の人で80%の売上を出しているんですね。
これって他の出来事にも当てはまります。

母乳をあげることはパレートの法則には当てはまらないんですよ。
20%で80%の結果が得られるところはそこじゃなく、
日々の生活の一つ一つに含まれているんです。

  • 体を冷やさないようにする
  • 湿度や室温に気を配る
  • 汗をかいたらこまめに着替えさせてあげる

いくら母乳をあげていても小さいことの積み重ねができていないと
免疫力なんてないのも同じこと。

他の部分をすることに力を注いだほうが20%の努力で80%の結果が得られますよ。
ぜひ、心に留めておいてみてください。

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