新生児の授乳間隔:一回の授乳時間・回数のベストな目安 (月齢別)

授乳

授乳回数,授乳間隔,目安,1日,量
産まれたばかりの赤ちゃん、少しずつ成長してきた我が子。
いまの赤ちゃんの「1日の授乳回数や時間の間隔」がわかりづらくありませんか?

  • 授乳間隔が短かったり回数が多いと苦痛です
  • 1日にどのくらいの頻度で与えれば良いのか分からない
  • 母乳を赤ちゃんにあげすぎていないかどうか心配

特にはじめての育児だと細かいことがわからないだらけですよね。

なぜ、授乳回数と授乳間隔が大切なのか。
それは
あげすぎてもあげなさすぎても赤ちゃんの成長に影響が出るから

だからといって授乳やミルクの回数を適当にしてしまうと大問題です。
飲まないと成長できませんし、飲み過ぎたら今度はプクプク太りすぎます。
それに飲まないと体の免疫も低くなって病気にもなりやすくなってしまいます。

ということで
最適な1日の授乳回数と授乳間隔はどのくらいがいいのか」をご説明します。

まずは大体の目安だけでもしっかり把握しておきましょう。
これを知っておくだけで、もう授乳の回数や間隔で迷うことはなくなります

スポンサーリンク




月齢別でわかる赤ちゃんの授乳回数と授乳間隔の目安

月齢別で赤ちゃんの授乳回数や授乳間隔はコロコロ変わります。

ほら、新生児が1回の授乳時間や間隔って2時間おきとか非常に短いですよね。
これは体の成長が未熟さゆえに飲める量も蓄えておける量も圧倒的に少ないからです。

この頃ってママは思いっきり疲弊しがちな時期です。
ただでさえ出産で大変な思いをした後に、更にもっと大変な育児が
半ば強制的にスタートを切ります。

でも月齢が進むにつれてだんだんと1回の授乳時間や間隔は長くなっていくので
徐々にではありますが楽になってきますよ。

最初の大変な時期を乗り越えるためのコツは、
少しで早く赤ちゃんのペースを掴むこと。

最初にペースさえ把握しておけばママの身体にも余分な負担がかかりません。
ストレスのかかる母乳育児を少しでも楽に乗り切れますので、頑張りましょうね。

新生児の授乳間隔・時間・回数の目安

生後1日から28日未満の赤ちゃんを新生児と呼びます。
そう、たった「28日」しかないんです。
この時期の主な授乳間隔は1時間~2時間、1日に10回~20回程度が目安となります。

ちょっと回数が多すぎるんじゃないの?

と感じるかもしれませんね。

でもちょっと待ってください。

  • 生まれたての赤ちゃんはおっぱいの飲み方に慣れていない
  • 上手く飲めずに疲れてしまうので1回の量が少ない
  • ママもまだ母乳の出が良くなっていない
  • 赤ちゃんに吸ってもらうことで母乳の出がどんどん良くなる

赤ちゃんの授乳回数が多くなるにはこのような理由があります。
ですので、1回あたりは少しずつ回数を増やして飲ませるのがポイントとなります。

新生児に20分間以上も授乳をすると母体にも赤ちゃんにも負担が大きいです。
慣れないと時間がかかりがちですが、無理してあげる必要はありません。
そんなときは一度切り上げて様子を見ましょう。

生後1ヶ月~2ヶ月の目安

生後1ヶ月~2ヶ月となると母乳の出が大分良くなります。
赤ちゃんもおっぱいを飲むのに慣れてくるので回数や間隔は減っていきます。

昼間1時間~3時間おき
夜間2〜3時間おき
回数8回~10回

大体の目安はこのような形です。

たとえば生後1ヶ月検診で担当医から「1日50ml追加してください」と
具体的な量を指示された場合は方針に従いましょう。

もちろん、あくまでも目安なので赤ちゃんの体調や気分によっては
30分おきでおっぱいを欲しがることもあります。

ママにとってはお世話続きで心身ともに疲れが溜まりやすいです。
ただ、どの時期でも赤ちゃんが中心の生活を送らなければいけないのが辛いところですね。

多くのママにとって新生児〜2ヶ月ぐらいまでが一番大変な時期になります。

生後3ヶ月~4ヶ月の授乳目安

生後3ヶ月~4ヶ月になると授乳リズムが整ってきます。
これは赤ちゃんの身体の中に満腹中枢ができるからです。

ママから見ても、「もう満足したかな」と赤ちゃんの様子で徐々に分かるようになります。
1回の授乳で赤ちゃんが飲める量も100ml以上になってきますね。
なので、授乳間隔が長くなって回数は少なくなります。

昼間2時間~3時間おき
夜間3〜4時間おき
回数6回~8回

おおまかな1日の目安は6回~8回程度ですね。
夜も3時間程度ぐっすりと寝ていることが多いです。

間隔が開いて授乳リズムが整うとママの身体にも負担がかかりにくくなります。
それでもまだまだ大変なことには変わりありません。

「ウチの赤ちゃんはチビチビ飲んでこの時期でも回数が多い」
「もしかしたら発達障害じゃ・・・?」

こんな不安を抱えるママもいます。
でも、少しずつ母乳を欲しがる赤ちゃんもいるので個人差です。
授乳間隔が短くて10回以上になっても大丈夫なので安心してくださいね。

生後5ヶ月の授乳目安

生後5ヶ月まで赤ちゃんが成長すると、授乳回数は今までと比べて大幅に減ります。

昼間3時間~5時間おき
夜間4〜8時間おき
回数4回~6回

1日当たり5回程度が目安で、間隔も長くなるので初期ずっとより負担は軽くなります。
赤ちゃんが我慢できるのであれば夜中の授乳もなくすことができます。

夜泣きも離乳食も始まっていないママにとっては絶好のチャンス。
育児疲れを解消するためにゆっくりと休息をとっておきましょう。

生後5ヶ月以降は離乳食の開始時期になってくるので、
授乳回数や授乳間隔を赤ちゃんに合わせて整えていくのが最適になりますよ。

体重が増えない場合は母乳が足りていない!

生後のどの時期においても、

「赤ちゃんがあまり母乳を欲しがらない」
「体重が増えない」

こんなときは母乳が足りていない証拠なので注意してください。

なぜなら離乳食が始まる前の赤ちゃんの主食は母乳もしくはミルクです。
通常であれば生後2ヶ月の間に赤ちゃんの体重は大幅に増加します。
目安としては1日約30gずつ、1ヶ月で約900g程度増える計算です。

あまり体重が増えないということは、栄養が足りていない証拠となります。
なので

  • 「昼間の授乳間隔が長いのに夜の授乳が1回もない」
  • 「目安の授乳回数よりも半分程度少ない」
  • 「1回の授乳で飲む量が減っている」

月齢の目安に対してこんな状態であるなら危険サインです。
空腹でもグズらない赤ちゃんの場合、見分け方が少し難しいです。

そんなときでも「体重が増えない=母乳が足りない」と
イコールでかんたんに結びつけることができます。

目安の回数を守って赤ちゃんの主食である母乳をあげるのは大事です。
ただし、まだ上手く飲めていないだけ可能性もあります。
わかりにくければ授乳回数より体重に着目しましょう。

ママと赤ちゃんのペースを見つけるのが授乳のポイント

新生児から生後1ヶ月は特に母乳の出や赤ちゃんの成長具合など、
様々な点で心配になってしまいます。

授乳で大事なポイントは、ママと赤ちゃんのベストなペースを早めに見つけること。
母乳の出は本当に個人差があって、飲みきれないほど出る方もいます。
かと思えば、別の方はまったく逆で全然出なかったりで悩んだりします。

赤ちゃん自身も飲むのが上手な子、そうでない子、もうその子次第で全然違うんです。
ママにとっても赤ちゃんにとっても個人差が大きすぎるからですね。
ですので、間隔や回数に一定の目安があっても正解不正解はありません。

育児本や目安にとらわれずわが子を見てあげてくださいね。
新生児期は授乳も回数が多いので、チャンスはいっぱいあります。
赤ちゃんの様子を見ながらコミュニケーションをとってみましょう。

どうしても不安な場合は、一人で考えすぎず専門家に相談してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

新生児期〜生後5ヶ月以降までの授乳回数と授乳間隔の目安を理解しておけば
赤ちゃんのペース配分が標準的かどうかがわかります。

赤ちゃんの成長度合いによって間隔や回数が異なります。
その中で尚且つ体重を加味して授乳していく必要があります。
こうして考えると産まれたときからママはもういきなり過ぎて大変です。

ただ覚えておいて下さい。
母親に抱っこされて母乳を飲むことで赤ちゃんは心穏やかな気持ちとなります。
授乳中のスキンシップは親子間の絆を深める重要な行為です。

ですので、授乳の回数も時間も1回1回を大切にしてくださいね。
終わってからでしかわからない感覚かもしれませんが、
振り返ってみると「いま、この時しかない」かけがえのない経験ですよ。

それに最初は分からないことばかりで大変です。
でも、赤ちゃんの成長や可愛い笑顔が確実に自分の幸せとなりますよ。

まだまだ焦らずに楽しみながら授乳をしてみてくださいね。

スポンサーリンク




ミルク作りに面倒な温度調整がいらなくなる方法



ミルクを作る時に一手間かかるのが一度沸騰させた熱湯を70度前後まで冷ますこと。沸騰直後に粉ミルクへ注いでしまうとミルクの成分が一部壊れてしまいます。

そんなときも便利に活躍するのがウォーターサーバーです。

70〜85度でボタンひとつでお湯が適温で出せる上に、安心・安全な健康を支えるお水がレンタル料金無料で使えます。ウォーターサーバー業界で唯一グッドデザイン賞まで取得しているオシャレなサーバー

家庭にひとつあれば、誰かが来た時にも「これ、どこのやつ?」と聞かれること間違い無しです。

いますぐグッドデザイン受賞のウォーターサーバーを見る

授乳