【花粉症】遺伝の影響は約50%!新生児の赤ちゃんが花粉症にならない理由と発症を見極めるためのポイント

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花粉症,くしゃみ,病院
「子どもが花粉症になっちゃったかも」って悩んでいませんか?

  • 9ヶ月の子どもの鼻水が止まらない。
  • ママが花粉症だから遺伝していたら可哀想。
  • 6ヶ月の息子が最近、目をこすったり、鼻水が出るようになった。
  • 元気にしているが、鼻水やクシャミが止まらなくて心配

花粉症になってしまうと毎年花粉時期になると苦労するので
できることならお子さんに辛い思いはさせたくないですよね。

なぜ、花粉症になってしまったかもと思うのか。
それは
目のかゆみや鼻水・くしゃみが出る症状が花粉症のものと一致するから

ということで

「うちの子はまだ1歳。赤ちゃんでも花粉症になるの?」
「何歳から花粉症ってなるの?」

ここではそんな疑問にお答えします。

この記事を読むことで
赤ちゃんの花粉症は何歳から可能性があるかを即答できて、
いますでに発症しているかを判断できるようになります

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赤ちゃんでも花粉症になるのか?

赤ちゃんといっても人によって月齢の定義が違っていたりしてわかりにくいですよね。
ですので、ここではハッキリ何歳から花粉症になるのかをお伝えしていきます。

0歳時の赤ちゃんは花粉症にならない

花粉症とはアレルギーの一種です。

体がアレルゲンに反応して、「異物が入ってきた!」と認識することで
異物を体の外に追い出そうと反応してしまうことをアレルギー反応といいます。

つまりアレルギー反応はその原因物(アレルゲン)と接触しないと、
絶対に発症しないしくみになっています。

花粉症も花粉というアレルゲンが蓄積されて、
最終的にアレルギー反応となって花粉症に発展してなるわけです。

そのため、0歳時の赤ちゃんはまだアレルゲンが体に蓄積されていないので、
花粉症にはならないとされています。

1歳以上だと花粉症の可能性も出てくる

最近では、花粉症の低年齢化にともない、
1歳頃の赤ちゃんでも花粉症になる可能性があります。

特に、親と同じアレルギーを持って産まれてきた赤ちゃんは
花粉症を発症しやすいと考えられています。

しかし、それに関係なく花粉症になる赤ちゃんもいます。
どの赤ちゃんにも花粉症になる可能性はあるということです。

ですので、いま大丈夫だったとしても将来花粉症にならない保証は
どこにもありません。

花粉症は大人になってからもつきまとう問題でもあります。
周りの人でも大きくなってから花粉症になってしまった人はいるはず。
確実にならない・発症しないということは誰にも言えないのが現状なのです。

花粉症かどうかを見極めたいときはどうする?

実際に鼻水が出ている、目を痒がってるといった症状が出ているということは、
花粉症以外にも何かしらの原因が必ずあります。

空気中には花粉だけでなく、PM2.5や黄砂、動物の毛、ホコリ、乾燥した空気など
あらゆる原因が考えられますからね。

ですのでまずは何に反応していま症状が出ているのか、
その原因を探すことからはじめてみてください。

  • どこにいる時に症状が出やすいか
  • 何をしていたか
  • 時間は何時か
  • その時の天候は

こんな風に条件を絞って毎回起こりやすい環境を特定してあげます。

花粉にしてもアレルギーって薬を飲むと軽減されますよね。
そのためにはまずアレルギー源を見つけないと、
また同じ症状が出る可能性があります。

子どもが小さいと小児科でも血液を調べることは難しいです。
ですから、時間がかかってしまっても最初は
何に反応を起こしているのかを見つけてあげてください。

もし判断がつかなくても条件だけわかれば十分です。
そこから先はお医者さんに相談すれば的確なアドバイスももらえますからね。
勝手に決めつけるのではなく、事実だけを残していってみてください。

病院で診てもらう

最終的に花粉症になっているかどうかの判断はお医者さんによるものになります。
さすがに自宅で検査するわけにもいきませんからね。

花粉症(アレルギー)の検査は難しい

一番効果的なのは血液検査ですが、赤ちゃんの血管は細すぎて採血が困難です。
もし3歳以降なら血液検査が一番はやくて確実ですね。

他にもパッチテスト鼻鏡検査などもありますが、
赤ちゃんが嫌がってしまうと検査ができません。
小さいお子様の場合、検査をして花粉症かどうかを見極めるのは至難です。

検査ができなくても、もし花粉症の可能性がある場合は
早くに治療をすることで症状の悪化を防ぐことができます。

もしかしたら単なる風邪や鼻炎性アレルギーだったという場合もあります。

子ども症状は正確に

いつ、どこで、どんな時に、どういう症状が出たか
これをしっかり伝えられるとお医者さんの対応がスムーズです。

出来る限りメモを取っておいて詳しく先生に伝えましょう。
そこから判断になりますが、花粉症に限らずアレルギーは
体に入れて発症するかを確認することが多いです。

他の病状の可能性もあるので小児科の受診がいいですね。
とくにアレルギー科があるところがおすすめです。

まとめ

赤ちゃんの鼻の粘膜がまだ弱いので、
多少の埃や気温の差などでもよく鼻水やクシャミやはよくみられます。
しかしそれは、成長とともになくなります。

花粉症かも?と疑うことも必要ですが、
じつは風邪や鼻炎だったということはよく聞くお話です。
何にせよ元気じゃないなら病院へ行くことが必要ですよね。

もし花粉症と診断されてしまって落ち込まないでください。
時間はかかりますが通院していけば
症状がほとんど出ないレベルまで抑えてあげることができます。

大人になってから通院を続けて治った方もいます。
花粉が飛んでいない時期でも花粉を体に入れ続けて
免疫を少しずつ作っていく治療になります。

ほんとうに対策のしようもない病気じゃなければ大丈夫です。
発症しないことが一番ですが、もしものときも
他の手があることを知っておいてくださいね。

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