【よだれでかぶれた】赤ちゃんのよだれかぶれを治すために使える市販薬と5つのケア

皮膚・肌

よだれかぶれ,保湿,治し方,薬
赤ちゃんのよだれかぶれに悩んでいませんか

  • 指しゃぶりした手で顔中いじり、日に日に酷くなってしまいました
  • 赤ちゃんのよだれかぶれにはどんなケアが効果的かわからない
  • ロコイドのステロイド系を塗ると治るけど、保湿に変えると元に戻る

赤ちゃんのよだれかぶれは顎が真っ赤になったりと
見た目かゆそうなので心配になりますよね。
治してあげたいのに、薬で治ってくれないと途方にくれます。

ということで
赤ちゃんのよだれかぶれを劇的に改善する5つの工夫」を紹介します。

よだれじゃなくてもかぶれに大切なことは保湿と言われます。
でも、保湿やステロイド系だけじゃ治らないことも多々あります。

「え?そうなんですか?」

ただのよだれかぶれだと思っていたら実は「カビ」だったという可能性も。
これだと逆にステロイド系のロコイドを塗ると悪化することもあります。

それって誤診…?

いえ、必ずしもそうとはいえませんよ。
なぜなら、お医者さんでも目視で判断不能だからです。
顕微鏡を使ってみてみるとようやくわかったりするレベルです。

ですので、自己判断で薬を塗ったりするときはご注意を。

この記事を読むことで
よだれかぶれに対する適切な判断と処置方法が身について
お医者さんの指示に従うべきか他の病院を選ぶべきかも
自分自身で判断できるようになります

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病院へ行くなら

いまの状態にもよりますが、よだれかぶれが酷いならまずは病院を検討してください。
初期症状程度の軽度のかぶれであればご家庭でも治せますが、
あまりに酷いものは病院へ行くのが確実です。

小児科?皮膚科?どこへ行けばいいの?

どちらでも診察対応はしてくれますが、おすすめは皮膚科
皮膚の専門に診察してもらうのがやっぱりいいです。

小児皮膚科があればそこが一番いいですが、実際には小児皮膚科と書かれていなくても
普通の大人が行く皮膚科でも大丈夫です。

小児がつくつかないの差は現場レベルでは関係ありません。
お医者さんに直接聞いてもらっても同じ答えをもらえます。

なので、まずは皮膚科へ行くようにしてみてください。

薬と保湿剤を処方してもらうため

市販の薬では処方できないものも病院ならもらえます
それに保湿剤も市販品は高いです。

病院でもらえるのであればそちらの方が安くてすみます。
診察を受けた上でもらえるものなので確実ですからね。

1回の通院で終わらせないで

皮膚科に行ったからといって1回で全て解決できるわけではないこともあるので、
処方されたものを使いつつ様子を見て2回目の通院も考えておきましょう。

2回目も同じような答えしか得られず、治る気配が一向に見えないときは
必ず病院を変えて診察を受けるようにしてみてください。

そのときこれまで使っていた薬の情報や手入れの仕方を伝えると
より的確な診断をもらえるので、情報は日々残しておいてください。

スキンケアと一緒で薬が肌に合わないこともある

ほぼ同じ効用だとしても診断があっていても処方が違うことがあります。
これは赤ちゃんと薬の相性みたいなもの。

肌に塗るものなので化粧品のように肌に合わないということが
薬でも同じように起こります。

なので、それも踏まえて同じところへ2回は通院することをおすすめします。

よだれかぶれから赤ちゃんを事前に守る予防方法

よだれかぶれが起こってしまっているところへ
続けてよだれを垂らし続けたりしては悪化する一方です。

事前に予防をしておくことで治りを早めることができます。

よだれかぶれは皮膚によだれがつかないようにするのが1番の予防


よだれでかぶれてしまったのだから、よだれをつけないことが最良です。
でも赤ちゃんは指を舐めたり食べたりするときもよだれだらけです。

ですので、よだれがついてしまったら早い段階で拭いてあげること。
あとスタイを日ごろからつけて少しでも防止してあげてください。
でないとお腹周りとかにも湿疹が広がってしまいます。

小マメな保湿も効果は高い

よくある対策方法ですが、やはり保湿はしないよりしたほうが絶対にいいです。
よだれは肌を乾燥させるのでかぶれの悪化につながります。

皮膚から水分を取られてしまうのは良いことがありません。
なので保湿はこまめにして都度保湿剤を塗ってあげましょう。

あと細かい部分だと洋服の襟元とかから顔についたりするので
こまめな着替えも有効ですよ。

おしゃぶりを使う

おしゃぶりをしゃぶっていればよだれが口から落ちにくくなります。
スタイのところに「おしゃぶりホルダー」をセットしておくと
指を舐める代わりにおしゃぶりを使ってくれるようになります。

使ってもらうとわかりますが、おしゃぶりとスタイをしていると
「スタイがおしゃぶりで汚れたなぁ」と感じることがなくなります。

よだれもその分とめることができるので、
おしゃぶりに抵抗がなければ使える方法です。

ただリスクとしておしゃぶりが外せなくなる可能性も残るので
ここはママの判断次第になってしまいますね。

もし使うならかぶれが治るまでのわずかな期間だけにしておくと
外すときもそこまで苦労せずに済みます。

よだれかぶれが改善していく素敵な治し方

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なってしまったものは治してあげないとどんどん悪化してしまいます。
よだれかぶれは軽度のものなら自宅ケアで十分治るので
ひどくなる前に手を打って治してしまいましょう。

毎回しっかり拭き取る

よだれかぶれになってしまう原因の多くは
ついたよだれをそのままにしておいたことが原因。

酷いときだけじゃなく見つけたら取り除くくらいの勢いで
毎回毎回こまめにチェックして拭いてあげる必要があります。

ここでのポイントは「清潔」です。

もし濡らしたガーゼで拭いたら、
すぐに乾いたガーゼで余分な水分を取ります。
拭く時は絶対ゴシゴシせずにポンポンと軽く叩くようにして拭きましょう。

ついても残さないことがコツですね。

かぶれが酷いときにワセリンは塗るな

少し過激な言い方をしましたが、乳児湿疹やよだれかぶれにワセリンを塗ると悪化します。
これは実際に小児科のお医者さんに言われたことがあります。

勘違いしないで欲しいのですがワセリンは肌を保護するために塗るには大変便利で
副作用的なものもないので、普段のケアにはおすすめですよ。

ただ「酷いかぶれにはダメ」だということ。

透過性がないので熱が篭ってしまったり風通しが悪くなってしまいます。
肌の状態が悪いときに保護しても悪化は防げても元が悪いと治りませんからね。

バリア機能を期待できるのでよだれへの予防にはなりますが、
治すということを考えるとワセリンの使用は控えておきましょう。

お医者さんによっては合わせ薬を処方してくれて
ステロイドと混ぜ合わせたものでしたら保護と治癒の両方の効果があります。

一番効果があったのはかぶれてる所を乾燥させること

といっても皮膚を乾燥させるという意味じゃありません。
清潔にして患部からしっかり湿気を取るということです。

濡れたりよだれがついたりしたら毎回きっちり水気をとります。
あとはすこしだけうちわなどであおいだりして
風通しをよくして濡れているところを乾燥させてあげること。

これだけでもよだれかぶれが改善していきます。
自然乾燥させないことがポイントですね。

よだれで湿ったままの状態になると雑菌も増えやすくなります。
よだれや拭いた後の水分が蒸発する時に角質層の水分も
一緒に蒸発しやすくなるので皮膚の乾燥がますます進んでしまいます。

なのでしっかり拭き取って乾燥させてあげることが大切なんですね。
効果が高いケア方法なので試してみてください。

ガーゼの毛羽立ちに気をつける

顔周りを拭くときにガーゼをよく使うことが多いと思います。
ガーゼは柔らかくて安全なように思えますが、
長く使っていると毛羽立ちがどんどん起きます。

するとこの毛羽が赤ちゃんの肌を傷つける元になることがあります。
とくにかぶれのような患部はわずかなことがダメージ。

なので、毛羽立ちにくいタオルの方が便利だったりします。
拭く時は少し濡れ気味のタオルで顔を優しく拭いてあげましょう。

もちろん拭いたあとは乾いたタオルで水気を取ることも忘れずに。

お医者さんの処方は守る

自己判断をしないことが素早く治すためのコツです。

  • ステロイドが嫌だから
  • こっちの方が良いんじゃないかな
  • こうしたらもっと上手く行く気がする

自分のお子さんですから何とかしたい気持ちもわかります。
でもそれなら最初からお医者さんに行く必要なんてあったのでしょうか。

一度通院したからには必ずお医者さんに従ってください。

  • アドバイス通りやっても結果が出なかった。
  • 薬を使ったら更に悪化したり改善しなかった。

ここでようやく自己判断をするべきポイントです。
それまでは用法も量もしっかり守って赤ちゃんをケアしてあげてください。

でないと本当は効果があることも無駄になってしまいます。
それにお医者さんもパーフェクトな人間ではありません。

今回はこうして経過をみて可能性を探っていく段階です。
一発で全部が全部完治とはいかないものですからね。

まずは信頼して言われたとおりのことを守ってみてください。
これだけでも治る話はいくらでもありますからね。

薬はよだれを拭き取った直後に塗る

塗り薬はよだれを濡れたタオル等で拭き取ったあとの皮膚が水分を含んで
少しシットリしているタイミングで塗るのがいいです。
皮膚が水気を帯びている方が薬の吸収もされやすく、効果UPが望めるからです。

これはお医者さんに聞けば教えてもらえる知識。
使っている薬によってはそうじゃないこともあるので、
念のため通院時には確認してみてください。

大体薬の効果が肌に吸収されるまで10分程度はかかるので、
塗り終わったら10分間は赤ちゃんのそばで垂れる前によだれを拭きましょう。

ここまでやれば薬も効果的に効くので治りがグッと早くなってきます。
10分の間は赤ちゃんと一緒に遊んであげるといいですよ。

実際に効果のあった普段のケアに使えるアイテム

先輩ママたちの話を聞いて実際に使える・効果があった!という
お話を聞けたものだけを厳選して揃えてみました。

わが家でも使っているものもあるのでチェックしてみてくださいね。

亜鉛華単軟膏・オリーブオイル

皮膚を保護して炎症を抑える薬になります。
ステロイドのような劇的な効果はありませんが、その分体にも優しい薬です。
赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使える皮膚保護薬として安全性の高さがウリですね。

吸湿性能があるので汗やおむつかぶれの時とかにも使えますよ。
皮膚を保護するために塗ってあげるとワセリンより効果が長くて便利です。

そう、亜鉛華単軟膏は落ちにくいんです。
なのでオリーブオイルは塗った亜鉛華単軟膏を拭き取るときに使います。
そのまま拭き取っても取りきれないので病院で処方されるときは一緒に出てきたりします。

市販でも取扱はありますけど大きめのドラッグストアに行かないと
売っていないと思うので、お近くにあるなら探してみてくださいね。

似たような名前で「亜鉛華軟膏」もあります。
こちらはより強力なもので乳化剤(界面活性剤)を含むものなので
間違えて使わないように注意してください。

ヒルドイド

皮膚科にいくとよくもらえる定番の保湿剤です。
わが家もお風呂あがりに日常ケアで塗ってますが、
使い勝手のいい保湿剤ですよ。

これを処方してもらうために皮膚科に行く人もいるくらいです。
処方薬なので市販で手にはいらないんですよね。

もしお手元にあればこまめに塗ってあげてくださいね。
よだれかぶれに合わせて皮膚科に処方してもらいにいくのもいいですね。

皮膚科に行くほどでもないというのなら、似たような成分で
HPクリームというものが赤ちゃんにも使えると明示しています。
成分もほぼ同じ使い方ができるので代用品として便利ですよ。

ピュアレーン


こちらはバストケア用のクリームです。
ですがかぶれのケアにも使えてしまう赤ちゃんにもママにも優しいお薬です。

使うときは薄く塗るのがコツです。
指に延ばして、パッティングするみたいに軽く叩いて塗ると薄く塗れていいですよ。

よだれかぶれをコレでケアして治したママもいます。
授乳中に乳首を噛まれて困っている方とかなら赤ちゃんと合わせて乳頭にも使えます。

化粧品


なぜ化粧品?と思うかもしれませんね。
でも冗談でもなくよだれかぶれに使えます。

リスブラン「PWSアリメント」という化粧品があるのですが、
これの保湿力が非常に高くて優秀です。

薬じゃないけれどかぶれの保湿に使えて赤ちゃんへの使用もOKです。
ハンドクリーム替わりにも使えるほど保湿力がしっかりしているので
赤ちゃんの肌保湿にも最適なんですよね。

小児科の先生もビックリしたほどきれいにかぶれが引いた方もいるくらいです。
ステロイドも使わなくて済むので、ロコイド軟膏などに抵抗がある方は
あえて化粧品に分類されるリスブランのアリメントを使ってみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はよだれかぶれで悩む方へ予防から治し方
日常のケアに使えるアイテム達を紹介してきました。

よだれに限らず皮膚トラブルのかぶれを治す時は共通して言えること。
それが
清潔にする。患部を乾燥させる。皮膚を保湿する

この3つですね。
おむつかぶれにしてもよだれかぶれにしてもアトピーにしても
全部共通でいえる3大原則みたいなものです。

美しい肌を作るときにも言えることなので、
ぜひ覚えて帰ってください。

よだれかぶれはどの赤ちゃんにも起こる可能性があります。
日々のケアを怠らないことが一番の予防で
ぷにゅ肌を守る秘訣ですからね。

単純で当たり前のことほど効果の高い方法なんですよ。
ママも育児や家事で日々大変でしょうけど、
赤ちゃんのためにケアに時間を使ってあげてくださいね。

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