【飲ませる?】赤ちゃんにフォローアップミルクの必要性を真剣に考えるための5つの判断基準

授乳

フォローアップミルク,必要
赤ちゃんにフォローアップミルクが必要か悩んでいませんか。

  • 赤ちゃんに栄養面でフォローアップミルクが必要なのかわからない
  • 牛乳じゃ栄養不足になるからフォローアップミルクを飲ませた方がいいよと言われた
  • 牛乳よりも母乳よりも勝るものなのでしょうか
  • 自然卒乳してもフォローアップミルクを飲ませる必要があるのでしょうか
  • 離乳食だけだと栄養が不十分なのか心配

フォローアップミルクって本当に必要なのか気になりますよね。
「必要なら早めに用意して飲ませてあげないと」と不安になります。

なぜ、フォローアップミルクを飲まないといけないと感じるのか
それは
生後9ヶ月頃から切り替えるのが当たり前のように言われているから

ということで
フォローアップミルクが必要かどうかがすぐわかる判断基準」を紹介します。

実際のところほとんどの子はフォローアップミルクを飲まなかったからといって
大きな問題にはなりません。

この記事を読むことで
フォローアップミルクの必要性がハッキリして飲ませるかどうかで迷わなくなります

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フォローアップミルクは赤ちゃんに必要なのか

あなたの周りでも赤ちゃんにあげているママは多いかもしれません。
場合によってはみんなが与えているくらいの勢いで普及していることがあります。

そもそものフォローアップミルクの本当の役割は知っていますか。
答えは
離乳食や牛乳で足りない栄養素を補うための栄養サポート」です。

大人のサプリメント・補助食品扱い

フォローアップミルクは足りない栄養を補うもの。
大人でいえば栄養サプリと同じ立ち位置になるものです。

そう考えるとフォローアップミルクは栄養が不足していなければ
必ずしも必要なものではないことがわかってきますよね。

ただ、生後9ヶ月頃の離乳食ではまだ完全な栄養を取るのが難しい時期です。
母乳と併用したり粉ミルクから移行したりするならこの時期からですね。

必要な栄養って何?

これひとつというわけではなく、栄養は全体のバランスが大切です。
ビタミンやカルシウム、鉄分やDHAなどなど種類は豊富です。

フォローアップミルクを与え始められる時期の9ヶ月頃になると
母乳や粉ミルクだと全体の栄養バランスが取りにくくなってきます。

新生児期〜6ヶ月くらいまでは成長するために高カロリーを必要とするのですが、
9ヶ月頃くらいになると粉ミルクは逆に過剰な高エネルギー物質になってきます。

そこで登場してきたのが次の段階で赤ちゃんに必要となる栄養素を含めた
フォローアップミルクというわけです。

牛乳と離乳食がフォローアップミルクの代わりになる

牛乳にはカルシウム・ビタミンD・リボフラビンが多く含まれています。

牛乳などでカルシウムを補ったりするのが一般的なのですが、
生後9ヶ月頃〜12ヶ月くらいまでは牛乳を少し与えるには
赤ちゃんにとってまだ早い時期です。

また、牛乳は必要な栄養素を摂取しやすい飲み物ですが、
牛乳だけでは赤ちゃんに必要な鉄分が不足してしまうとよく言われます。
牛乳は鉄分を含まないので事実ではありますが、足りない分は離乳食から補えますよ。

  • カルシウム … 干しエビ、煮干し、マイワシ、ひじき、ゴマ、しらす干し、小松菜
  • リボフラビン … 赤身肉、卵、サヤエンドウ、ナッツ、青野菜
  • ビタミンD … 魚、カキ、カレイ、干しいたけ、まいたけ
  • 鉄分 … レバー、納豆、青のり、焼き海苔、ほうれん草、小松菜、きなこ

これらの食材から月齢に合わせて使える食材を食事に混ぜてあげてください。
バランスの良い食事としっかりした量で栄養が取れるなら
フォローアップミルクはいらないということです。

反対にうまく栄養を摂取できないときに頼るなら、
便利に使いこなせるミルクになってくれるというわけですね。

それでも味や風味が合わなかったり嫌がるなら
無理に飲ませる必要もないですけどね。

フォローアップミルクが必要なのはこんな子

次のような状態であればフォローアップミルクが必要な子です。

  • 離乳食の進みが悪く食事からの栄養が足りていない
  • 1歳未満で牛乳がまだ早く、栄養素を取るべき食材が食べられない子
  • いまの離乳食メニューだと鉄分が不足している
  • たんぱく質などの不足が懸念される場合
  • 炭水化物全般・お肉やお魚・野菜も全部拒否するほどの偏食

フォローアップミルクを与えるかどうかの判断は
基本的には栄養素が足りないときだけ考慮してください。

あと、水分不足だからといって補給用としてミルク類は使わないことです。
牛乳も同様でお腹も膨れて離乳食の食べが悪くなります。
食事のときにも牛乳を飲ませたりしないでくださいね。

水分補給には「」「湯冷まし」「お茶」で十分ですよ。

フォローアップミルクが不要な子の特徴

現在の成長過程が以下に当てはまるならフォローアップミルクは不要です。

  • 1日3食しっかり食べてくれる
  • 好き嫌いがあまりない
  • 日頃から牛乳を飲んでいる
  • すでに卒乳や断乳している
  • 牛乳にアレルギーを持っている

普通に離乳食をバランスよく食べていて順調に進められているなら
フォローアップミルクの選択肢は頭から除外していただいて大丈夫です。

いま牛乳を飲んでいたらわざわざ切り替える必要もないです。
鉄分を中心に不足しがちな栄養を補ってあげるだけで済みます。

母乳や粉ミルクを卒業していたらもうミルク関係は一切不要です。
現時点で3食から栄養を取れていると判断して大丈夫です。
体重が減り続けているとか異常があれば別ですけどね。

また、フォローアップミルクは牛乳の成分も含むので、
乳製品にアレルギーを持っていると反応がでます。
そういう場合も不要になってきますね。

フォローアップミルク自体は牛乳より鉄分量が多いだけ
くらいに思っていてもいいです。

実際はビタミンなども多く含まれますが、
牛乳が飲める子にはわざわざ与えるほどじゃないですね。

代替品はいっぱいある

フォローアップミルクの代替品は牛乳になりますし
牛乳が飲めなくても代わりのものがいっぱいあります。

一般的に、牛乳の代替としてあげられるのは「豆乳」が有名です。
豆乳は牛乳と違い「植物性」なので、多少摂りすぎても
健康に影響はないと言われています。

とはいえ、他の食事との兼ね合いから考えても、
1日10~100ccくらいまでが限度ですね。

あと他に食物アレルギーがあるお子さんは
毎日飲ませることは控えた方が良いです。

鉄分の吸収を高めるビタミンC

鉄分を含む食材を食べるときはメニューにビタミンCを含む
メニューを作って一緒に採るといいですよ。

加熱してもビタミンCが壊れにくいじゃがいもやサツマイモを献立に加えたり、
食後のデザートに柑橘類を足したりするのがオススメです。

牛乳だけだと取れない鉄分もこれで一気に摂取できますね。
ぜひ、食事メニューに活用してあげてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はフォローアップミルクの必要性についてお伝えしてきました。

結局のところフォローアップミルクはサブ的な役割です。
絶対に必要でもなければ絶対に不要でもないものです。

お子さんに合わせて必要か不要かを判断してあげるものですね。
とはいってもほとんどの赤ちゃんには「不要」と考えていいです。

母乳が出て、お肉やレバー、野菜なども食べていて、
離乳食が順調に進んでいれば積極的にあげなくてもよいものです。

もし体重増加の為にと思うなら普通の粉ミルクの方がいいですし、
フォローアップミルクの方が粉ミルクよりさらに消化が悪いです。

フォローアップミルクをメインに摂らない方がいいことは間違いありません。

一番良いのはママがしっかり作ってくれた手料理を
少し栄養も気にしてあげながら食べさせるのが一番ですよ。
これに勝るものなんてありませんからね。

ぜひ、今回のお話も参考にしてみてくださいね。

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