【鬱かも?】もう疲れた。育児ストレスで病気になる前に確認したい5つのチェックポイント

病気・ケガ

悩み,鬱,ストレス,産後
いま、「子育てが楽しくない」「気持ちが晴れない」と思っているあなた。
「もしかしたらうつ病かも?」と不安になっていませんか。

  • 上の子の赤ちゃん返りと下の子の対応に体力も精神的にもギリギリ
  • 先々のことが何もかも心配で不安が消えない
  • 自分の言動が嫌いで「母親失格かも?」と思ってしまう

一人で抱え込んでいると陥りやすいうつ病。
まだ数ヶ月とかで子育てに慣れていない頃ならなおさら辛いですよね。

なぜ、子育てをしているとうつ病にかかりやすいのか。
それは
自分ひとりで抱え込むことが多すぎて回復させるのが難しいから

ということで
本格的なうつ病になる前に確認しておきたい5つのチェックポイント」を紹介します。

もし、5つの項目の中から2つ以上に当てはまってしまうと
本格的なうつ病になってしまう可能性が出てきます。

この記事を読むことで
早期にうつ病予備軍かを判断して、いまの状態に無理があるかがわかります

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うつ病になる可能性がある5つのチェックポイント

気分の落ち込みを自分の力で回復させるのがむずかしくなるのが「うつ病」です。
実は、一時的な気持ちの落ち込みと病気としての
「うつ病」をはっきりと区別することはできません。

だれもが「うつ病」になる可能性があります。
出産前後や更年期に体内のホルモンが劇的に変化する女性は、
10人に1人が一生の間に「うつ病」になるというデータもあります。

実際、出産後の半数のママには「うつ傾向」が見られるといわれます。

うつ症状はなるべく長引かせないことが大事。
長引けば長引くほど回復が遅くなってしまう危険な精神病です。

次の5項目のうち2つ以上にあてはまり、
なおかつその状態が2週間以上続いている人は
ストレスがたまりすぎている可能性があります。

もし当てはまっていたら全てをペースダウンして、
何が何でも気分転換をはかりましょう。

チェック1:毎日の生活にハリが感じられない。

これまで仕事をしていた方に多い症状です。
達成感や目的が見えにくいために陥ってしまいがちな心境です。

赤ちゃんと二人の生活が続くと、ママは育児と家事が
ほとんどのウェイトを占める生活を余儀なくさせられてしまいます。
すると日々の中で何かをやり遂げることが少なくなってしまいます。

お子さんを見ていると当然まとまった時間も自分だけの時間も満足に使えないので、
余計にストレスになっていってしまう悪循環が生まれます。

手のかかるお子さんだと尚更ですよね。
それこそ一時も離れられないくらいのときもあります。

毎日の生活でON・OFFのメリハリがないと上手くいかない方。
一番の対策としては「今の環境を変えてあげる」ことです。
正直言って育児よりも外の社会に出ている方が好きな方ではないでしょうか。

そういうときはすぐさま「保育園」を探しはじめてください。
家にいることでうつ病になるくらいなら、外で活動した方が
お互いにとってプラスになることもたくさんあります。

専業主婦でなってしまう方は、育児以外に打ち込めるものを探しはじめてください。
できれば副業のようなお金を稼ぐお仕事だと家計も助かっていい事尽くしですね。

心に余裕がない状態では難しいかもしれませんが、
それでも何かを始めないと未来は変わってきません。
まだ症状が軽いのなら現状打破をはかってみてくださいね。

チェック2:これまで楽しんでいたことが楽しくない。

趣味だったり遊びだったり好きなことが楽しめなくなってくると
うつ病への道を進んでしまっていることになります。

なぜ、これまで楽しめていたことがそうじゃなくなってきたのか。

それは「心に余裕がなくなってきて無気力になってしまってきたから
この状態になってくると新しい何かを見つけることも難しくなります。
これまで息抜きで使えていたことが出来なくなってしまいます。

こんなときのおすすめは「人に会うこと
できればあなたが好きだったはずの共通の趣味友達とかだとなお良しです。

一人でこもっていると良い方向には向きません。
まずは外の世界の人とも触れ合って赤ちゃんと二人きりの状態から抜け出しましょう。

これまで好きだったことを一緒にしてくれるような友達とかだと
そこを通じて気持ちが戻ってくることもあります。

まずは誰でも構いません。
誰かに会って話をするだけでも全然違いますから
いまの状態から一歩抜け出してみてください。

チェック3:前は楽にできていたことがおっくうになる

人間うつ症状が進んでくると全てのことが嫌になって
投げ出したくなることがあります。

前まで出来ていたことがおっくうになるということは無気力になったということ。
これは立派なうつ病の症状が進行している証拠です。

もともと「面倒くさい」「やりたくない」という性格の持ち主と
やれば楽にできるのにやりたくなくなったとでは全然違います。

性格が元々おっくうになりやすいならそれはただの一時的なお話ですが、
そうじゃない場合には手を打つ必要が出てきます。

ここで使えるのは「ゴールをひとつ設定しておくこと
たとえば家事なら

  • 掃除を15分だけやったら終了
  • 料理を1品だけ作り終えたら終わり
  • 洗濯機を回したら今日はおしまい

何でも構いませんが、終わりの区切りをつけておくこと。
そこまでの距離が短ければ短いほど最初の一歩を踏み出しやすくなります。

人は最初のエンジンをかけるときに一番エネルギーを使います。
そこさえクリアしてしまえばあとは流れるように動けたりするものです。
先の見えないゴールに向かって進むのは誰だって辛いこと。

だったら最初から終わりを決めてそこで終了してしまえばいいんですよ。
いざやりだしてみると中途半端が嫌で最後までやってしまうこともありますけどね。

ぜひ、試してみてください。

チェック4:自分が役に立つ人間だとは思えない

自己評価が下がっているときに陥りやすい心境です。
何かに失敗したり自尊心が傷つけられるようなことがあるとなりやすいですね。

とくに子育てをしていると失敗というかイレギュラーの連続。
続いていくうちに自分はダメな人間なんだと思い込んでしまうこともあります。

赤ちゃんが泣きやまない
寝かしつけがぜんぜんうまくできない
あれもこれもしないといけないのに進まない

どれも全部自分のせいだと抱えこんでしまう方なのかもしれませんね。
でも、それは間違っています!

あなたが悪いわけでも能力が低いわけでもないんです。
赤ちゃんというのは何をどう頑張っても上手くいかないことがいっぱいある
新しい生命体なわけです。

それを相手に全部完璧にしようとしないでください。
ほんともう、ほどほどでいいんです。

家事をしなくても赤ちゃんは死にません。
ちょっとくらい料理が作れなくても今の日本なら食べ物には困りません。
何かしら代替が常にある時代ですから、気負いすぎないことです。

それでも気持ちの切り替えなんてそうそう上手くいかないから悩んでいる

ですよね。
なのでやりたいことを一度ピックアップしてみてください。
そしてそれができなかった自分を許してあげてください。

あなたは自分に厳しすぎるタイプの方なんですよ。
きっとこれまできっちりとした環境で育てられてこられたんじゃないですか。

非常に良いことですが、こと育児に関してはマイナスに作用しがちです。
あなたにとってはハードルが低い話になってしまうかもしれませんが、
テキトーでも大丈夫なわけですよ。

ここであれこれ言いすぎても長くなってしまいますが、
肩の力を抜くことが大切です。

ひとつおすすめの書籍として
〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ」をあげておきますね。

ぜひ、図書館で借りてもいいので一読してみてください。
スッと気持ちが楽になってきてくれますよ。

〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ

チェック5:わけもなく疲れたような感じがする

最後のチェックポイントは疲労感
特に何かをしているわけじゃないのに疲れたと感じるのは精神的な疲労です。

肉体的に疲れていなくても、メンタルが疲れてくると人は疲労感を感じます。
それこそ「一歩も動いていなくても」です。

うつ病患者の方はこの状態が悪化して最終的に寝たきりの状態にまで
進行していってしまうわけです。

まだ初期状態のうちは乗り越えられることも多々ありますが、
早めに手を打っておいたほうがいいですね。

まずは何がそんなに疲労させているのかを洗い出しましょう。
赤ちゃんの育児の中でも自分が特に嫌だと感じるところはどこか。

  • 泣かれるのがたまらなく辛い
  • 後追いが激しすぎて身動きができない
  • 夜中の授乳が肉体的にも精神的にもギリギリ

理由はいっぱいあると思います。
その中でも一番辛いことを思い返してみてください。

一つわかったらまずはそこを改善できるか試してみましょう。
あなた自身で回避できないような問題ならパパを使います。
授乳だけはママしかできませんから、そういうときはミルクに切り替えたり。

代替案をいくつかあげていくことが大切です。
もちろん実行するかどうかは別のお話です。
ここでのポイントは「いざとなったらそれがある」状態をキープすること。

保険のようなものですね。
心に後ろ盾があると人は楽に今のことに取り組めるようになります。
根本的な解決ではないかもしれませんが、効果は抜群なんですよ。

疑わしいかもしれませんが、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
5つのチェックポイントにいくつ当てはまりましたか。

それぞれで対策も含めてお話してきましたが、
全部に当てはまるといった重篤な状態だと早めに病院に行かれることをおすすめします。

また各自治体では子育ての相談支援やママが一人で抱え込まないように
いろいろなサービスを充実させているところがほとんどです。

一人で悩んでばかりにしないで周りを頼ることも正しい解決策です。

まずはどれが当てはまるか確認して、1つくらいしか当てはまらないなら
あなたはまだうつ病には遠いところにいます。

子育てを続けているとほんとうに新しい壁がいくつも迫ってくるんですよ。
もう既にいろいろ経験をしているかと思いますが、
まだまだそれは続いていきます。

最初のころからフルパワーで戦っているとそれこそ戦線離脱しかねません。
力を抜く方法も必要になってきますので、ここで一回立て直しましょうね。

どうしても市区町村の相談に行くのが嫌だったり
人に頼ったりするのは苦手な方は、コッソリ子育てゼミナールに相談ください。
出来る限りのことはお伝えさせていただきますので。

ママが頑張っていることはよ〜くわかっています。
ときにその頑張りが限界を迎えてしまうこともあるんです。
子育てもときには休むことも大切なんですよ。

ご自分のことも赤ちゃんと同じようにケアしてあげてくださいね。

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