【鼻づまり】赤ちゃんにママ鼻水トッテで吸引する前に「必ず」知っておきたい5つのポイント
赤ちゃんにママ鼻水トッテを使うのに抵抗があって悩んでいませんか。
- 強く吸わないと取れないので、子供の耳に影響がないか心配。
- 1日に5回も10回も使用して大丈夫かわからない
- 鼻水の吸引は中耳炎になる恐れもあるとか聞いたことがあるので不安
- 使ってみたけどうまく吸引できない
はじめてママ鼻水トッテを使おうとすると
あれこれ考えてしまって不安が募りますよね。
なぜ、こうした鼻水吸引器を使うことに抵抗があるのか。
それは
「うまく使えるかわからないし、赤ちゃんに良くない気がするから」
かといってこのまま鼻づまりを放っておくと、
中耳炎や副鼻腔炎をひきおこす恐れがあります。
しかし、赤ちゃんは自分で鼻をかむことができません。
なんとかして赤ちゃんの鼻水・鼻づまりを解消してあげたいですよね。
ということで
「ママ鼻水トッテ(鼻水吸引器)を使うときに知っておきたいポイントを5つ」紹介します。
正しい方法で適切なやり方をしてあげれば綺麗に取り出せます。
この記事を読むことで
「赤ちゃんの鼻水がスルッと取れて苦しそうな状態から解放してあげられます」
吸引する前の準備を整える
いきなり吸引機で鼻水を吸うと失敗しやすくなります。
事前にちょっとの準備をしておくだけで
効果があがるのでサッとやっておきましょう。
部屋を加湿する
ほら、お風呂に入ると風邪気味や鼻づまりのときでも
少し鼻通りがよくなったことってありませんか。
適度な湿度があると鼻通りがよくなります。
赤ちゃんも同じなので乾燥している時期などはとくに
加湿器などで部屋の湿度をあげてあげると取り出しやすくなりますよ。
鼻の周りをタオルで温めてあげる
なぜなら血行とともに鼻水が流れやすくなり、吸引しやすくなるから。
お風呂に入るのが一番ですが、蒸しタオルを鼻にあてるだけでも効果があります。
濡らしたタオルを電子レンジで30秒くらい温めてあげるだけで
蒸しタオルは作れますから用意してあげてください。
まだ月齢の低い赤ちゃんは鼻の穴を塞がないようにだけ注意を。
赤ちゃんを怖がらせない
親が必死な顔になっていると、赤ちゃんは怖がります。
初めはほっぺたやおでこを吸ってくすぐらせたりするなど、
遊び感覚で行うようにしましょう。
仮に最初はうまく出来ても次からは嫌がられます。
暴れられないような工夫をしておけばスムーズです。
吸う時に絶対気をつける5つのポイント
鼻水の吸引は何も知らずに行うと危険を伴います。
付属の説明書を読んだり使用上の注意は目を通した方がいいですよ。
捨ててしまった方のためにおさらいも含めて
ここで気をつけるポイントをまとめてみました。
力加減
赤ちゃんの鼻の粘膜は強くありません。
片方の鼻を塞いで、一気に力を込めて吸引すると、
鼓膜が破れたり、中耳炎になる恐れがあります。
市販のママ鼻水トッテは、普通に吸っている分には
粘膜は傷つかないように作られています。
急な勢いで吸いすぎないようにだけ注意しておいてください。
強く吸いたい時はどうするか
大人の力で全力で吸うとかでなければ
多少の強さで吸っても大丈夫です。
ここで絶対にしてはいけないことが、吸う側と反対の鼻をふさがないこと。
片方の鼻を塞いだ状態で思いっきり力を込めて吸引すると、
最悪「耳の鼓膜が破れる恐れ」があります。
取扱説明書にもしないでくださいと書いてあるので
絶対に守るようにしてくださいね。
奥まで吸引器を差し込まない
赤ちゃんの鼻の粘膜は弱いので、
傷ついて他の感染症を引き起こす危険性があります。
安全性のためママ鼻水トッテでは先端から丸く太くなっていくので
鼻の奥まで行けない仕様になっています。
取れないことが続くとつい必死になりすぎて
奥まで入れてしまう場合があるので届く範囲だけにしてくださいね。
何度も少しずつ吸い上げる
一度に一気に吸い込むと、吸う側も疲れてしまいます。
それに赤ちゃんにとっても鼻を痛める元になりますからね。
「ちゅっちゅっちゅっちゅ」とリズムよく、
ほどよい加減で何度も吸い上げるようにすると良いですよ。
最初は少しコツがいりますね。
何度か使っていると慣れてくるので、
初めて使うときは水などで練習してみてください。
ママ鼻水トッテは1日に何度も使用しても問題ない
やり方に注意して使えば、頻繁に使用しても問題ありません。
これは販売元のWebサイトにも書かれていることです。
むしろこまめに鼻水を吸ってあげることで、
鼻づまりがひどくなる前に吸い取ることができます。
なので使いすぎ注意ということはないので安心してくださいね。
ただ「これさえあれば鼻水が取れるから耳鼻科に行かなくてもよい」
というわけじゃありません。
本来は耳鼻科へ行くべきところを補うためのものですからね。
便利ですがこれだけで解決できないこともあるので
病院の受診は可能ならしてあげてくださいね。
使用後はうがいを
ママも多少なりとも菌を吸い込むので、
吸引した人が感染してしまうこともありえます。
結構な頻度でママが風邪を引いてしまうこともあるので、
水だけじゃなくイソジンなども併用して
ウイルス対策をしっかり取って置いてくださいね。
こんなときは使っちゃダメ
・繰り返して鼻血が出る場合
使い方を間違えていなければ普通は出血まではしません。
何か他にも鼻に問題を抱えていたりする可能性が。
なので、異常があったときは小児科や耳鼻科にいくようにしてください
まとめ
いかがだったでしょうか。
ママ鼻水トッテを使うときのポイントをお伝えしてきました。
注意点をおさらいしておくと
- 力加減を考える
- 吸う側と反対の鼻をふさがない
- 強く吸いたい時でも勢い良くしない
- 奥まで吸引器を差し込まない
- 1日に何度も使用しても問題ない
そして「使用後はうがい」をすることです。
生後間もないあかちゃんの鼻水・鼻づまりがひどい場合は、
ママ鼻水トッテを使用するまえに小児耳鼻科(耳鼻咽喉科)の
診察を受けた方が良いです。
あくまでママ鼻水トッテのような鼻水吸引器は
一時的に赤ちゃんの症状を和らげる程度のものだからです。
また、奥に詰まっている鼻水は家庭用のものでは取ることができないので、
小児耳鼻科にいくことを強くオススメします。
専門家に吸ってもらうなら安心して行ってもらえますからね。
たかが鼻水、と考えてしまうと
長引かせてしまって重症化することもありますからね。