食事タイムを地獄に感じるママが苦痛から開放されるための3つのポイント

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子どもの食事が毎日やってくることに苦痛を感じていませんか。

  • 毎食メニューを考えるのが億劫
  • バランスを考えて一生懸命作っているから、食べてくれないとかなり凹む
  • 手抜きもしたいけど、市販品やお惣菜にどこまで頼っていいか分からない
  • 大人だけだったら手抜きメニューにするのに、、、と思ってしまう

子どもの食事を作るのは事前の工程から後片付けまで含めると大変ですよね。
それこそ1日3回もあるものだから何とかならないかと感じます。

なぜ、食事の時間が来ることに苦痛を感じるのか。
それは
子ども用の食事を用意するのが大変で食べ終わるまで一時も休まる間がないから

ということで
日々の食事に対する苦痛から解放されるための3つのポイント」を紹介します。

多くのお母さんは子どもの食事のことで大なり小なり悩んでいます。
今はネットや本の情報量がすごすぎて、
情報にがんじがらめにされて大変なことになっています。

ネットや本に書かれてある内容は一般論で、
わが子のためのアドバイスではありませんよ。

この記事を読むことで
ママに変化が訪れ子どもにも大きな変化が生まれて食べる子へ育ってくれます

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子どもを変える前に自分が変わる

たとえば子どもを食べる子へ育てたいと思っているだけでは実現できません。
それには大なり小なり変化が必要になってきます。
そのために変えるべきは子ども自身ではなく、自分自身

ママが変わることで子どもにも波及して子どもも食べる子へ育っていってくれます。

本やインターネットの情報を信じ込みすぎない

はじめての育児の場合だと基準となるお手本を参考にしますよね。
そのときに集める情報がインターネットや書籍の育児本。
あなたも何かしらの本を1冊や2冊は持っていませんか。

ここが落とし穴で情報があり過ぎるのが問題になってきます。
あれこれと書いてあるので反対に迷うわけです。

現在は核家族が主流で親と同居したり、
近所のお世話好きな方がアドバイスをくれることも減りました。

となると自分ひとりで頑張って情報を集めることが多いわけです。
一人目のお子さんだとまじめで情報収集も一生懸命に頑張ってしまいます。
選択肢が多いのに加えてどれが正しいのか判断しきれません。

たとえば離乳食が始まると白身魚のすりつぶし10gと書いてあれば
あぁ、11gになってしまったけど大丈夫かな」と心配したりします。

ほかにも○ヶ月で○○を食べると書いてあるのに
わが子は食べようとしてくれないと悩んだり。

本や情報のとおりにやっているのに子どもが食べなかったりすると、
多くのママは「私の調理の仕方が悪かったのかな」と自分を責めてしまいがちです。

なので、インターネットや本の情報は「参考」です。
こういう例もあるんだな、くらいの気持ちで捉えておいてください。
なぜならあなたのお子さんにピッタリ当てはまるとは限らないから。

そこにがんじがらめになってしまうと身動きが取りづらくなります。

考え方の視点を変えてみる

視点をずらして考えてあげると情報過多の問題は解決できます。

たとえば
「ウチの子にはこの味(食感)が合っていないのかも」

あなたがそう思ったときに、
「だからこの料理は嫌いなんだ」と捉えるか「合わない」と捉えるかの違いです。

目の前の食事を食べないという事実だけなら原因はいっぱい考えられます。

  • お腹が減ってなかったのかもしれない。
  • この時期ではなかったのかもしれない。
  • 何となく気分が乗らなかったのかもしれません。

一度ダメだったからといって諦めず、
少し間をあけて何度か試してみたらそのうち食べるかもしれません。
食べないからといって落ち込む必要もありません。

なぜなら、お話したように原因がママの料理にあるとは限らないからですね。

本の情報は一般的な情報であって、わが子に対するアドバイスではありません。
情報はあくまで目安にして自分たちはこうしようと
あなたの家だけの基準」を作ればいいことなんですよ。

マニュアル人間にならない

〜しなきゃ、〜であるべきという考えをしているとあなたが疲れる上に悪影響です。
以下はよく本やインターネットの情報に当たり前のように書かれていることです。

  • 1日3食全てに炭水化物、ビタミン・ミネラル、タンパク質をバランス良く取りいれる
  • 添加物はよくないので出汁は全て昆布やカツオ、煮干しから取らなければならない
  • お菓子も市販品に頼らず手作りで

理想論を言えばたしかに間違ってはなさそうでつい信じ込みたくなります。
でも、そんなことしなくても大丈夫です。
だって普通に毎回やってると大変ですよ。

というか全部理想どおりにするなんて無理です。

  • どれだけ一生懸命作っても食べてくれない
  • 手でグチャグチャと遊ばれる
  • 容赦なく床に落とされる

こっちのほうが現実的で当たり前に起こります。
それを沈んだ気持ちで処理していると当然ストレスもたまりますよね。
そんなイライラした状態で子どもと接するとロクなことがないです。

手抜きをしてこそ育児を楽しめる余裕が出る

料理でも家事でも何でもそうですが、手抜きしたって全然0Kです。

体にいい物を食べさせたい!

食事に関してはその気持ちがあればもう大丈夫です。

  • 疲れている時は手抜きをするけれど、元気がある時は頑張る
  • 週1〜2回程度で市販品やお惣菜にも助けてもらう

など、ママ自信が納得して手を抜けるラインを決めればいいだけです。

まじめなママほどこだわりが強くて「must(〜しなければならない)」
に縛られてしまいがちですからね。
これが「want(したい)」や「wish(希望)」ならいいんですけどね。

ストレスや負担が大きくなることはやりすぎないこと。
ちょっと頑張る程度であればいいんですが、全部やると無理がたたります。
結果的にそのストレスが子どもに向いてしまえば全て水の泡です。

ですので、たとえば毎食1汁3菜にこだわる必要はありません。
それに小さい子どもに少しずつバランスよく食べなさいと言っても無理です。
ごはんにおかずを全部のせた”のっけ丼”でも大丈夫です。

分けて食べるのが好きな子もいますので、
その子に合わせて子どもの食べやすいように工夫してあげるのが一番ですね。

自分のストレスを減らせるように動くことを優先してみてください。

毎日真面目に3食キッチリ用意しない

毎日、毎食きちんと御飯を用意することはとても大変です。
ママだって人間ですから、疲れたりやる気のない時だってあります。

そんなときは

「余っているみそ汁にごはんを入れて、卵を落としておしまい」
「チーズトーストとプチトマトだけ」
「おやつに煎餅を食べてたから夜はお米を炊かなくてもいいや」
「野菜がわりに果物でも今日はいいかな」

でいいと思います。

最低限ママがしてあげなくてはいけないこと。
それは「子どものお腹をみたしてあげる」です。

自分の体が辛いときに、しんどいな、嫌だなと
ジメジメした気分で食事を作るくらいなら
極限まで手を抜いちゃいましょう。

いつも1時間かけて作っていた食事が10分でできれば、
短縮された時間で子どもと触れ合うこともできます。

早めにお風呂に入れて子どもを寝かしつけて自分の体を休めるのでもかまいません。
その方がママのストレスも減りますし、子どもも結果的に喜びます。

手抜きをするときの心構えの基本は
栄養のバランスは3日位で帳尻を合わせる」くらいに考えるのがコツです。

超お手軽「栄養管理術」のポイント

先ほど食事もたまには手抜きをすることをおすすめしました。
そこで手を抜くといってもどこまで手を抜いたらいいものかと悩むかもしれません。

栄養バランスを考えるのであれば
炭水化物と野菜とタンパク質の3つがある程度そろっていたらいい」です。

割合の目安としては、
炭水化物:野菜:タンパク質=3:2:1

2~3歳の子が食べる分量のイメージとしては

  • 白いご飯→子どもの両手に軽くのる程度
  • 野菜→片手に山盛り
  • タンパク質→片手に軽く(肉でも魚でも豆腐でも豆でもなんでも)

  • 白いごはんに納豆、プチトマトだけ
  • うどんの出汁の中に鶏肉、人参を入れて煮込むだけ
  • パン、コーンスープ、冷奴

みたいな献立で十分です。
それも毎回バランスよく取れなくても、
前述でも書いたとおり3日くらいで帳尻をあわせればいいと考えてください。

朝食がチーズトーストだけなら、夜に野菜たっぷりの具だくさん汁を食べさせる。
おやつを食べすぎたから夕食は軽めにしておく。

神経質にならず気軽な気持ちで食事と向き合いましょう。
ママが変われば生活が変わる、ひいては子どもも変わるということを
体現してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

子どもを「食べる子」にしたいなら、
子どもを変える前にお母さんが変わる必要があります。
そのためには今の食事の状態を見直すこと。

子育ては子が主体ではなく親が主体です。
子どもに振り回されるのではなく、お母さんが主導権を握ることが大切です。

例えば食事では
「今日何が食べたい」とお伺いをたてるのではなく「今日はコレにします」でOK。
「今日はハンバーグにすると言ったけど、時間がなくて作るのが面倒だったから魚を焼いちゃおう」でぜんぜん構いません。

「それで将来食べてくれるようになるの?」

答えはもちろんNO
手抜き料理ばかり続いたら当然食べてくれなくなる確率は高いです。

手抜き料理が大事なのではなく、大切なことはママ自身が余裕を持つことです。
日々辛いと感じるような食生活はあなたにあっていないわけです。
それってイコール子どもにも合っていない生活です。

そんな状態で楽しく食事を取れる日々を送れるわけがありませんからね。
なので余裕や気持ちにゆとりを持つ隙間を作ることが優先です。
感情や気分で左右されるところを極力穏やかに済ませること。

「子どもに食べてもらわないと」と子どもに媚びる必要はありません。
「食べないのなら、もうありません」とつっぱねることも必要なことですからね。
子どもが食べないと心が痛むかもしれませんが、そこは頑張りどころです。

食事で絶対守って欲しい

「食事の時間はキチンと座って食べる」
「食べ物を粗末にしない」

といったことができていれば十分できる子です。
子どもが食べないことを子どものせいにするのではなく、
自分を変化させて対応することをしていってください。

これが親としてあなたにとっての成長でもあります。
子育ては子どもを育てる以外に、親としての自分を育てる期間でもあるんですから。

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