【食事が憂鬱】食卓を楽しい時間にする魔法の言葉と褒め方のポイント

お世話・ケア

食事,子供,憂鬱,時間,言葉
食事の時間になると毎回憂鬱な気分になって悩んでいませんか。

  • 子どもが美味しそうに食べてくれない
  • 食事のときでもそうでなくてもつい怒りちらしてしまう
  • どんな風に毎日笑顔が絶えない食卓なんて作れるの

1日に何回も訪れる食事は避けて通れない時間です。
食卓を楽しい時間に変えられれば、毎日の生活も楽しくなりますよね。

なぜ、食事の時間がうまくいっていないのか。
それは
使っている言葉がけが上手にできていないから

ということで
食卓を楽しい時間に変える魔法の言葉かけのポイント」を紹介します。

いま無意識に発している言葉は、果たして正しい言葉使いでしょうか。
あまり気にしていないゆえに他が完璧でも最後に台無しにしているかもしれません。

この記事を読めば
毎日の食事を笑ってごちそうさまが言える家庭を築けます

スポンサーリンク




食卓で使ってはいけない言葉たち

否定しない言葉がけを意識するだけで食事の時間が明るくなります。
ここでは具体的にNGとなるワードとOKとなるワードを見つつ
言い換えたほうがいい部分をお伝えします。

否定する言葉は使わない

子どもは好きで残しているわけではないことを知っておいてください。
ママが作ってくれた料理を一生懸命食べようとしているんです。

そんなときに否定的な言葉が飛んで来ると子どもも食卓が嫌になってしまいます。
否定する言葉をポジティブな言葉に置き換えて接してあげると
食事の時間が楽しい時間に変わっていってくれます。

NGワードOKワード
「また残して」「もう少しだけ食べようか」
「もっと食べなさい」「一緒に食べようか」
「~しちゃダメ」「~しようか」
「まだ食べ終わってないの」「もうそんなに食べたのね」

こんな感じでNGワードをOKワードへ置き換えていきましょう。
言い方は他の形でも構いません。

とにかくご飯をしっかり食べてほしければ無理強いをしないことが大切です。
1回の食事タイムで判断するのではなく、日々の中で1ヶ月単位くらいで
少しずつでも改善していければ良くなっていきます。

あと一口でも食べたら、「よく頑張った!」と褒めてあげるのも重要ですよ。

ネガティブワードからポジティブワードに変換

同じ内容でも、言い方ひとつで楽しい気分になったり嫌な気分になったりします。
それなら楽しい方がいいに決まっていますよね。

日本人はどちらかというと、周囲の人と話す時にネガティブな発言をしがちです。
その言葉を子どもはしっかり聞いています。
まずはポジティブな言葉に言い換えましょう。

もし嫌いな食材が多い子に対しては「好き嫌いが多くて困るな」ではなく
「好きなものを探しているところなの」と言い変えてみましょう。

子どもも「食」のイメージが変わるかもしれません。
食わず嫌いだったものに「挑戦する」かもしれません。

ただし、慣れるまですべての言葉を置き換えるのは正直難しいです。
いきなりできなくても落ち込む必要はありません。

それでも意識して言葉を選んでいけば
あなた自身も明るくポジティブワードを使える女性に変身できて、
周りから好感を持たれる人物にもなれます。

命令せずに「一緒に~しよう」

大人でもやらされてする仕事は嫌ですよね。
やらされるのが嫌なのは子どもでも同じです。

命令されるより、「~しよう」と言われる方が
子どもも試してみる気持ちになります。

キーワードは「食べなさい」ではなく「一緒に食べよう」です。

「~しかできない」ではなく「~もできたんだ」

ちょっとビックリしているくらいの雰囲気で伝えると効果的な言い方です。
否定言葉を避けつつ、〜もできたなんてママ知らなかったと子どもに伝えられます。

小さな成功体験をつみあげていくことで、
子どもに自信とチャレンジ精神を育てることができます。

素晴らしい子を育てるママは、日々の言葉遣いから
素晴らしいものを使っているものです。

咄嗟に出てしまうことも多く難しいですが、部分的にでも使っていけるよう
自分の意識を改革していってみてくださいね。

料理を出すとき、食べるときも一工夫を

まったく同じことする、同じものを食べるのでも直前の言葉掛けひとつで
得られる結果が大きく変わってきます。

せっかく作った料理を美味しく楽しむために心がけてもらいたい言い方です。

料理を盛り上げる言い方

「今日はスペシャル卵かけ御飯で~す!」

作っているのはただの卵かけご飯。

それでも手抜きした時、いつもと代わり映えのしないメニューでも、
言い方を変えて、ちょっといつもと違う器に盛るだけです。

たったこれだけで子どもは目を輝かせてくれます。
何といっても子どもは単純・素直なのです。

日常と少し違う雰囲気に言葉をプラスするだけなのに
子どもにワクワク感を与えられます。

言葉だけで苦手食材を食べさせる

「おいしい魔法をかけました」

苦手な食材をアレンジしても、子どもは簡単に見破ってしまいます。
ちょっとしか材料に入っていないのに嫌がられた経験ありませんか。

ここで使うのが今回の「魔法」の言葉です。
「魔法」という言葉を聞くと、子どもたちは興味津々になるのです。

苦手な食材とあくせく戦うより、こんな一言が効果的です。
もちろん他の技と複合もできるので使いこなしてみてください。
ただ、毎回魔法ばっかりはダメですよ。

食材の気持ちを代弁する言い方

「トマトさんがお口の中に入りたがっているよ」

食事を食べず手やスプーンで遊んでばかりの子に有効です。
こんなときに食材の気持ちになって声をかけてみましょう。

「お母さんがせっかく作ったのに」という声には耳を傾けないけど、
「トマトさんがそう言っているなら」と口に入れる気になることもあります。
引っ込み思案な子やおっとりした子はすんなり食べてくれやすいですね。

ママが食べてしまうアピール

「いらないの?ラッキー」

子どもが食べ残しをしている場合に有効です。

「こんなに美味しい物残すなんて・・。ラッキー、ママが食べちゃおうっと」
とさも欲しそうにお皿から取ってみて下さい。

そうすると子どもは、焦燥感に駆られたり、
ちょっと食べてみようかなと気持ちが動くこともあります。
「ダメ」と言い出して自分でパクッと食べてしまうことがありますよ。

褒め言葉の効果をあげるコツ

同じ褒める言葉でも言い方やタイミングでも子どもの印象が変わります。
せっかく褒めるのなら効果的な褒め方をしてあげたいですよね。

ちょっとしたポイントを抑えて褒め言葉の効果UPをしてみましょう。

ママは一番の応援者

子どもにとってママの喜んでくれる姿や表情を見るのは一番嬉しいものです。
ママが応援してくれるなら頑張ろうかなと思ってくれます。

「~してくれてママは嬉しいな」
「苦手なものでも食べようと頑張ったね」

こんな風にママが喜んでいる言葉を使えば、
言われた子どもも嬉しくなってプラスのイメージを持ってもらえます。
次も頑張ろう、ママに喜んでもらおう」としてくれます。

素直でかわいいですよね。
良い形で成長も食事の苦手も克服していけるので、
たかが言葉程度と甘く見ずに使い分けて褒めてあげてくださいね。

具体的に褒める

褒め方の中でもポピュラーなやり方です。
「すごいね」だけではボキャブラリー不足で子どもも満足しなくなります。

ただ口先だけで褒めていると子どもにバレてしまいます。

「苦手なトマトに挑戦できたね」
「残さず食べてくれてママは嬉しいな」
「たくさんお話してくれるからとても楽しいよ」

何が」ママにとって嬉しいのか、「何を」したから褒めてもらえたのか
しっかりとわかるように具体的に言葉に出してあげることが大切です。

つい省略したり曖昧に表現したりしがちな部分ですから、
ハッキリと主語や目的語、述語を意識すると伝わりやすくなりますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

食卓を楽しくするには、ポジティブな声かけが必須です。
またポジティブな声がけを意識して日常化すると、
不思議と言った自分もポジティブ脳になるものです。

叱らないですむ方法はいくらでもあります。
頭の体操やゲームのつもりで子どもに声かけをしてみて下さい。

少し大げさかなと思うくらい、食事の時間くらいは明るく
食卓とはみんなと会話を楽しみ「美味しいおいしい」と言いながら
楽しく食べる場所です。

日々の生活で繰り返し、意識へ刷り込むことが大切です。

ご飯は楽しい時間だと小さいうちから刷り込めると
子どもが大きくなってからでもご飯の時間になれば
毎回家に帰ってくるようになります。

胃袋を掴めとは言い得て妙の言葉だと思います。

人が集まる食卓はコミュニケーションの場です。
共働きで夫婦ともに忙しいと、子どもとの触れ合いや喋る時間が少なくなります。
ぜひこの食事の時間を家族団欒の場にしましょう。

スポンサーリンク




お世話・ケア