【食事が終わらない】子どものご飯をダラダラ長引かせないための3つの秘訣

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食事をキッチリ食べてくれなくて困っていませんか。

  • 食事時間がいつも長く1時間以上がかかってしまう
  • すぐに遊びだすのでつい小言が多くなってしまう
  • 食事中なのに足で机を蹴る

食事に時間がかかってしまうと他のことも進まないので大変ですよね。
せめて落ち着いて食べてくれればいいのに、と感じます。

なぜ、子どもはキチッと食事を取ることができないのか。
それは
「遊びと食事の区別がまだついていない段階だから」

ということで
子どもを食事に集中させ時間を減らすための工夫」を紹介します。

このままにしておくと将来落ち着いて食事が出来ない日々が続くかもしれません。
小さいうちから食事と遊びは別であることを教えておく必要があります。

この記事を読むことで
小さい頃から座って食べるを習慣づけ、集団生活でもできる子に育てられます

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食事に集中できる場を作る

食卓に必要なものは

  • 料理
  • 食べる道具
  • お腹の減った人

この3つだけで十分です。
余計なものはダイニングテーブルから排除してから食事にしましょう。
食べることだけに集中できる環境を作ってあげるのは親の役目ですからね。

子どもが食べる席はいつも同じ場所にする

いつもはママと2人きりの食事の場合、休日にパパが一緒に食べると、
子どもはいつもより興奮して食事が進まないなんてことありませんか。

子どもは環境の変化に敏感です。
いつも同じ環境で食べれる安心感が食事に集中させる第一歩です。
一緒に食べる人もいつも同じ席で食べましょう。

食卓の上はスッキリと片付ける

子どもは集中力が散漫です。
さっきまで触っていたおもちゃが机の上にあるとつい遊んでしまっても当然です。

おもちゃは机の上だけでなく見えない所に置いた方がいいでしょう。
できればキレイにお片づけが終わってから食事にした方がいいですね。

食べはじめる時間は毎日一定にする

時間を決めると子どもの体の生活リズムを整えることができます。
小さい子どもは時計こそ読めませんが、毎日同じ時間に同じ行動を取ることで
1日のリズムを把握することはできます。

同じルーティンで活動をしていると
時間になれば自然と食べるためにお腹も準備を整えてくれます。
なので、生活リズムを作ってあげることも大切ですよ。

空腹は最高の調味料

お腹が減った状態で食べることで、食べる時間もスピードアップします。

空腹にするには、昼間は体をたくさん使って遊ぶこと。
当たり前ですが、あまり動かなかった日に食が進まないのは子どもも同じです。

食事の目安量にこだわらず、あんまり今日は動いてないなって時は、
御飯の量を最初から減らしてあげましょう。
おやつの時間や量もその時によって調整するとより効果的ですよ。

オンとオフをはっきりさせよう

仕事と一緒で食事にもオンオフがあります。
食事中がオンで終わればオフと簡単な話ですけどね。

なので、食事の時間はここからここまでと区切ってあげると
オンオフの切り替えもハッキリしてきます。

食べる時は「いただきます」終わったら「ごちそうさま」

喋れない子どもでも親が一緒に手を合わせてあげましょう。
一緒にしてあげることで大きくなってからもできるようになってくれます。

反対に終わりのときも同じようにごちそうさまです。
もし「ごちそうさま」をしたらそれ以降はダラダラとあげないように。

ながら食べをさせない

テレビのつけっぱなし禁止
音楽をかけるならBGM程度の曲と音量

テレビを見ながらご飯を食べている家庭も多いですよね。
大人がするならともかく、小さいお子さんにさせるのは時間が延びる原因です。

食事の時間は食べることだけに集中させる環境が大切です。
子どもは注意力も集中力も未熟で、なにより音や光に敏感です。

テレビがついていればそっちに気が向きますし、
アンパンマンの歌が流れていればそっちに気がいきます。

ダラダラ食べるクセがつくと遊び食べの原因にもなります。
できる限り静かな環境で食事に集中させてあげてください。
音はママとの会話だけでも十分ですよ。

食べたくない時は無理強いをさせない

子どもも気分が乗らなくて食べたくない日だってあります。
それに食べムラの時期もあります。

これらは子どものワガママではなく、気分がそうさせる日もあります。
子どもだって立派に私達と同じような感情がありますからね。

かといって大人みたいに我慢して食べるということはできません。
食べる手が止まったり、食べたくなさそうにしていたなら
量を減らすか、もう終わりにしてあげることも必要です。

子どもが遊びだしたら食事は終了

子どもが集中できる時間は短いです。
年齢+1分程度とまで言われているくらいに短いです。

あとは食事の関心度合いや個人差によって食事に集中できる時間は変わります。
遊び食べを許してしまうと、子どもはそれが悪いことではないと認識します。

なので食事を終了するルールを決めて子どもに伝えます。

たとえば、
「料理をグチャグチャしたら、もうナイナイするからね。」
と集中力が途切れたかなと思うころに伝えます。

もちろん最初から伝えても良いですが、
それだけでは子どもは食べている途中に忘れてしまいます。

スプーンをわざと落としたら
「後2回落としたら御飯は終わりだよ。」

そこで子どもが泣こうが喚こうが一度下げたら曲げないことが大切です。

と同時に
「せっかくの御飯がナイナイされてママも悲しいな。」
ママの感情も子どもに伝えましょう。

せっかく作った料理が台無しにされると切ないですよね。
ほかにも食材の気持ちを代弁して
食べてもらえなくてニンジンさんが泣いてるよ」とかも効果的です。

遊びたい時は席から下ろす

食事の時間は椅子に座って食べることを習慣づける練習になります。
ダラダラと座ったままで遊ばせるのは
同じ場所で食事と遊びの区別がつきにくくなるのでおすすめできません。

食べる場所では遊ばせない、遊ぶなら食器を全て片付けてからにします。
ちょっとしたことではありますが、繰り返し続けていくと
ここは食事をする場所なんだな」と子どもも理解していきます。

1歳程度でも毎日やっていれば効果が現れるので、
まだ幼いからと決めつけずに続けてあげてみてください。

やることは一貫して規則正しく食べる習慣をつけることが大事ですよ。

ママも一緒に食べる

ポイントは「一緒に食べる」ことです。

子どもに食べさせるだけ、食べているのを見てるだけ
では監視しているみたいになります。
そうなると言いたくないのに、つい口やかましくなってしまいます。

それでは食事は楽しくありません。
それに一緒に食べるほうが成長も早くなります。

食事の時間は楽しいものと覚えさせて、
毎回自分から椅子に座りたくなるように仕向けることが秘訣です。

子どもは親の真似をして食べる

躾の基本は親から学びます。

一緒に食べると子どももつられて食べてくれます。

子どもが手をつけていない料理でも
「ママもコレ食べようかな」と一緒に食べることでつられて食べてくれることもあります。

嫌いな食べ物はまずは親が見本をみせてあげるといいですよ。
「キュウリ美味しいな」と言いながら食べてあげてください。
でも、当然強要してはいけませんよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

食事の時間が長いとママにとっても子どもにとっても苦痛です。

小さい頃からのダラダラ食べが習慣になってしまうと、
大きくなってからきちんと椅子に座って食事をする
ということが難しくなります。

そうなると小学生になっても、給食時間に動き回る子になってしまうかもしれません。
外食先のレストランで走り回る子になるかもしれません。

どんな家庭でも食事のルールや方針はある程度異なると思います。

それでも次の2つ

「食事中は遊ばない」
「最後まで集中して食べる」

ここだけはしっかり教えてあげることができれば素敵ですね。
そして集中して食べることができたら、大いに褒めてあげてくださいね。
そのために大切なこと。

それが
子供が食事に集中できる環境を作り、規則正しい生活習慣を作る」です。

ぜひ、参考にしてみてください。

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