【時間かかりすぎ】モグモグ期頃に離乳食の食事タイムを大幅に短縮させるための3つの工夫

離乳食

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食事時間が長く思うように食べてくれなくて悩んでいませんか。

  • 食べ始めて少ししたらグズる、しばらくして食べ始める→グズるを繰り返して進まない
  • 途中で食事を切り上げてしまうと、必要な栄養量も摂れなくなってしまうのではと心配
  • マグなど他のモノに興味を示してずーっと口の中に食べ物がある状態が続いてしまう
  • 嫌いなものが増え、それを食べてくれなくて時間がかかる

食事タイムに時間を取られすぎると時間がますますなくなってしまいますよね。
下準備や後片付けもあるのでなるべくなら早く済ませたいです。

なぜ、離乳食の食事タイムが長引いてしまうのか。
それは
赤ちゃんがスムーズに食べてくれる状態じゃないから

ということで
モグモグ期くらいの子の食事時間を短縮させる3つの工夫」を紹介します。

その3つというのは
「環境・食事・時間」のこと。
これらを上手く組み合わせて調整することで時短にも繋がります。

この記事を読めば
子どもの行動に左右されずに自分自身のペースで食事を進められるようになります

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環境を整えて食事を取る

最初に覚えておいて欲しいことは目標通りに食べなくても気にしないこと。
たしかに出したものを全部食べてもらえることが理想です。

でも体重の増えも順調で元気があれば、
あまり気にせず食べられるものをあげるのでも十分ですからね。

食事に集中できる環境を作る

周りに気が散るものがあると赤ちゃんも食事に集中できません。

  • 机の上には食事しか置かない
  • オモチャなどを見せない

せめて食事前には片付けを済ませてから食べさせるようにしてください。
それに赤ちゃんの集中力は長くもちません。

ほら、食べはじめて間もなくキョロキョロしたり
バタバタがはじまるのはよくある話ですよね。

年齢+1分」程度が真剣に集中できる時間です。
そこからは集中が乱れてきてせいぜい5分が限界です。
なので、極力何もおかず食事だけにせっかくの集中力を使ってもらいましょう。

大人も一緒に食べる。大人と同じ箸で食べさせる

親と一緒だと比較的食べてくれる子が多いです。
子どもは大人の真似をしたいからですね。
お箸で食べさせてもらえるだけでも食べてくれることがあります。

スプーンやフォークだけで食べ続けなきゃいけないことはないので
気分を変える意味でも試してみてください。

手がうまく使えるならお箸を持たせてあげると喜んでくれたりしますよ。
ママが使っているものは何でも興味津々ですから、機嫌が悪くなったら渡してみて。
もちろんそれで食べられるようになるのはずっと先ですけどね。

食事の調整で食べる工夫を

離乳食が食べづらいと食の進みも悪くなって時間がかかってしまいます。
食べ始めたら「おいしい!」「食べやすい」と感じてもらえるような
ちょっとした工夫をしてあげるとスピードも食の進みも圧倒的に良くなります。

一番大事な「喉ごし」

モグモグ期といっても、ちゃんとモグモグできるわけではありません。
食べてからも口に残ったり何かひっかかりを感じると不快に思いますからね。
これが原因で食べなくなってしまうこともあります。

なので、喉ごしを意識した離乳食を作りましょう。
通りがよければゴックンと合わせて食べっぷりも良くなります。

「元々喉通りが悪い鶏のささみみたいなものはどうするの?」

この頃の肉や魚の形状は、赤ちゃんにとっても非常に食べづらいです。
味気もなくパサパサしてますからね。

こういうときは水溶き片栗粉でかんたんに喉ごしよく作れますよ。
また単品で出すのではなく、野菜と一緒に煮込んでおくとさらに◎

もっと簡単にトロトロにしたいのならベビーフードの『とろみのもと』がオススメ。

ちょっと固めに出来上がった離乳食に混ぜてあげると
ドロっとしてモグモグしたあとも飲み込みやすくなります。

野菜はまとめてクタクタに煮る


数種類の野菜を一緒の鍋でクタクタに煮るだけです。
種類を分けたい場合は煮終わったら野菜ごとに一種類ずつ取り出してすりつぶします。

このときの煮汁は捨てないでくださいね。
そのまま飲める「野菜スープ」になりますよ。

葉物などの繊維質を多く含む野菜は、
赤ちゃんにとっては食べづらい食材です。
けれど鍋でクタクタになっていると食べやすくなります。

圧力鍋を使うともっと早く作れます。
わざわざ買うほどではないですけど、手元にあれば活用してください。

食べやすい野菜を中心に与える

野菜は「酸味」や「苦味」があって少しクセのある物が多いです。
ほうれん草などの緑野菜やトマトのような色味がある野菜は
赤ちゃんからしてみたらちょっと味にクセのある野菜になります。

大根・カブ・玉ねぎなどの白い野菜はクセがなくて
ほんのり甘味があるから赤ちゃんも食べやすいですよ。

食べが悪いと感じたら酸味や苦味を抑えるようなレシピを参考
作ってみてくださいね。

嫌いなものでもたまには出す

嫌いなものを食べないからといって諦めてしまうと、
苦手なまま大人になっても食べられなくなってしまいます。

ですので、時々は嫌いな野菜もあげてみましょう。
ある日、急に食べられるようになったりしますよ。
また年齢で好き嫌いも変わってきますからね。

いまはダメだったとしても、少し成長したら再チャレンジです。
本当に食べない子は見ただけで拒否反応を示す子もいます。
様子をみながら「食べてくれたらラッキー」くらいの気持ちで出しましょう。

形状を前段階に戻してみる

モグモグ期だからこのぐらい、とその時期の形状や固さにこだわるのはやめて。
子供の好きな食感や固さを大切にしてあげてください。

モグモグ期をスタートした赤ちゃんが食べてくれない理由は、
固さや大きさに問題がある場合が非常に多いですよ。

ゴックン期くらいのものに変えたら食べてくれたというのはよくある話。
一度拒否されても固さや大きさを変えてあげてみてくださいね。

生活の時間で調整する

手早く食べ終わるためには食べる時間も大切な要素です。
毎日決まった時間に食事をしていますか。
生活リズムを整えてあげるだけでも進みがグッとよくなってくれます。

ご飯の時間になったら食事を出す

食べる食べないに関わらず取りあえず時間になれば、
「ご飯だよ〜」といって席につかせます。

ここで食べなくてもいいんです。
時間になったからという理由だけで食事タイムをはじめること。

この時期から時間になったら食事することを習慣づけることも大切です。
ママが先に食事時間を守らないと子どもも時間を守れません。
離乳食の時間はある程度固定させて、毎回同じ時間に出すようにしてみてください。

食事の時間だけに縛られない

おやつとして補食を与える方法もあります。
朝と夕方の2回食なら、14時や15時くらいに少し食べられるものをあげてみる。

何もお菓子や果物をあげる必要なんてないですからね。
普通の離乳食を少しだけ切り分けてあげるだけでも十分です。

回数に縛られすぎて食べてくれないより、
食べられるタイミングで口にいれてモグモグしてもらうことも必要です。

小児科で相談したときには、
大人だって食べたいときとそうじゃないときがあるから波があってもかまわないし、
間食で栄養補給してもいいと言われました。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

食事時間が長引いてもやっちゃいけないこと

やっちゃいけないことは3つ

  • 「早く食べなさい」「綺麗に食べなさい」など、口うるさく言う
  • 完食させることに固執する
  • 逃げても追いかけない

口うるさく言われるとせっかくの食事の時間も楽しくなくなります。
イライラすると余計に長引きかねないので急かさないようにしてください。

大人でも嫌いな食べ物や食べたくない時もありますよね。
赤ちゃんだって同じですからね。

「貴方のためにせっかく作ったのに」

と言いたくもなりますし、気持ちは痛いほどわかります。
でも、食べたくないものは食べたくないんです。

そこを無理に食べさせようとするとお互いが疲れてしまうだけ。
あなただって食事嫌いに育ってほしくありませんよね。
無理に完食を目指すのではなく、いまは残しておいて後であげる等へ切り替えましょう。

また、追いかけると遊んでもらってると思いヒートアップしがちです。
こちらも逃げ出したときは一旦食事を切り上げて補食などで補いましょう。

まとめ

せっかく頑張って作ったのに、食べてくれないと悲しい気持ちになりますよね。
また、食べ物で遊ばれると腹立たしくなりますよね。

この頃はお座りが完成したり、ハイハイをし始める子もいて、
何事にも好奇心旺盛になる頃です。
視野も広がりあちこちに興味が増える頃です。

食べ物より気になるものが増え、
そっちに興味がいっているのかもしれませんよ。

体重の増加や便の様子に問題がなければ、
作りやすい方法でよく食べてくれるものを中心にあげて問題ありませんよ。

0歳のうちは食べてくれない食材があってもあまり気にする必要はありません。
まだ慣れさせていく段階ですから、根を詰め過ぎずに気楽に構えて。

子供と大人が一緒に食卓を囲み「美味しいね」と言いながら
食事時間は毎回楽しい時間することを頑張ってみてください。

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