【腰痛改善】赤ちゃんの抱っこで腰痛になったときに最も効果的な3つの対策

抱っこ

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抱っこをしすぎて腰痛に悩まされていませんか。

  • 2歳までは楽勝だったけど3歳になってからつらくなった
  • 抱っこの連続で腰痛が一向によくならない
  • じっとしてても座っていても痛いので何とかしたい

腰痛持ちじゃなくても抱っこをし続けると腰痛になってしまいますよね。
赤ちゃんや子供の抱っこしてが連日続くと腰にダメージも蓄積します。

なぜ、抱っこをしすぎると腰痛になるのか。
それは
ずっと同じ姿勢が続いたり、抱っこ時の姿勢が悪いから

ということで、
赤ちゃんの抱っこでなった腰痛に効く予防法と対策」を紹介します。

そのままにしておくと将来まで影響が出てしまい
腰痛が常に起こっている状態のまま歳を重ねてしまいます。

この記事を読むことで
抱っこで起こる腰痛を少しでも軽減し、普段の生活で予防して再発を防げます

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抱っこすると、なぜ腰痛の原因になるのか

ずっと同じ姿勢

抱っこ時に同じ姿勢を続けていると腰痛の原因になりえます。

筋肉か椎間関節(ついかんかんせつ)が同じ姿勢を続けすぎたために
疲労と炎症を起こすからです。

もし、同じ姿勢でもだらんとした状態なら筋肉に負担もかかりません。
しかし、抱っこするときは関係する筋肉群が収縮・緊張しているので
同じ姿勢をしていると疲労が蓄積されて炎症につながっていきます。

この炎症を起こした箇所、いわゆる腰部分が痛みになって腰痛となります。

抱っこの姿勢が悪い

抱っこをしているときの姿勢の悪さが体の歪みを生みます。
真っ直ぐじゃない状態の姿勢が続くので負荷が偏ってかかってしまいます。

よくあるのが腰を反りすぎていたり、猫背になっていたりするパターン。
整形外科で診てもらうと診断結果として言われやすいですね。

このような姿勢の悪さからくる腰痛を「姿勢性腰痛」と言います。
背筋を真っ直ぐにして抱っこすることで軽減できますが、
クセになった姿勢を戻すのはある日突然できるようにはなりません。

背筋矯正ベルトを使うと真っ直ぐの状態を維持できるので、
思い当たる方はベルトを装着すると姿勢が良くなって
腰痛を軽減できることがあります。

抱っこによる腰痛の対策と予防法

同じ姿勢を続けない工夫をする

同じ姿勢や動作を続けすぎると主に筋肉、
そして一部の関節に疲労や炎症が起きて痛みが生じます。

なので対策としては同じ姿勢を取り続けないように少しでも工夫すること。

たとえば立ったままの状態で抱っこを10分したら、
次は座って抱っこしたり横に寝転んで抱っこしたりします。
すると負荷が分散しますので、その分同じ箇所のダメージも分散されますよね。

他にも少しだけでも腰を伸ばしてあげる動作をすると効果的。
抱っこしていないとダメな子でも、一時的に抱っこをやめてみてください。

姿勢も変わって緊張した筋肉や靱帯(じんたい)や関節が動いて
柔らかくなりますので血行も改善します。

でないとママがいつまで経っても腰痛に悩まされてしまいますからね。

専門のマッサージを受ける

筋肉が硬直している箇所の特定と症状を解消させることができるから。
ありきたりですがマッサージはしっかりと効果があります。

マッサージを受けるときは

  • 臀筋(でんきん/お尻の筋肉のこと)
  • 腹部
  • 脊柱起立筋の側部

この3つを重点的に受けておくと腰痛に効果的です。
臀筋(でんきん)は中でも腰痛に効く部位です。
なのでマッサージに行った時はお尻を重点的に依頼するといいですよ。

施術は必ずプロから

誰がやっても同じように思うかもしれませんが、全然違います。
体の構造を理解してマッサージするのとそうでないのとでは雲泥の差があります。
よくしているつもりが悪化させることもあるのでプロにしてもらうことは絶対です。

たとえ押すところが同じでも角度や力加減も異なります。
理論と知識、経験がモノを言う分野ですので
正しい方法」で行えるマッサージ師にしてもらうことが大切です。

評判などの前情報がハッキリしないのであればお医者さんが確実です。
そのときは接骨院や整体師ではなく、整形外科で診てもらってください。
医学的根拠のある治療をしてもらえるので確実性が違います。

あなたが産後1年以上であれば、骨盤と腰椎の歪みも治してもらうとより効果的。
腰痛に効くマッサージと同時に治してもらうと良いですよ。

パパに頼むとき、絶対にしてはいけない押し方

気軽にマッサージをパパに頼むこともあると思いますが、
素人がやってうつ伏せの状態で腰を垂直に押されない事。

腰椎や関節部分に極端にストレスを与えやすい為、腰痛悪化しやすい角度です。
もし既に上から押されているマッサージを受けているなら即刻やめておいてください。

運動で筋肉を鍛える

単純に腹筋が足りていないと腰痛に繋がるからです。

ただ姿勢が悪いときの腰痛の場合、
鍛える筋肉、柔軟性を取り戻す筋肉は別々の部分です。

本当は筋肉を鍛えるメニューとストレッチで分けた方がいいのですが、
わかりやすく意識する筋肉を変えるだけでどちらにも対応できるものを紹介します。

腰が痛いなら、最低でもこれだけはやってほしい、
やらなければいけないストレッチです。

腸腰筋のストレッチ

https://youtu.be/1VtK5lWGkI4

やり方をわかりやすく動画で紹介しています。
腰を反り気味な方に必須のストレッチです。
腰を反らすのとは反対に骨盤を下前方に押し出すようにストレッチしてください。

いま、痛みがない方でも腰痛予防になるのでやっておくと良いですよ。

太ももの裏側(ハムストリングス筋)のストレッチ

https://youtu.be/uZcsn7oigG0

このストレッチは猫背や円背の方に必須のストレッチです。
ハムストリングスは膝裏から骨盤の下部をつなぐ筋肉のことをいいます。
股関節や膝関節に重要な筋肉で、鍛えておくと太ももを細くできます。

お尻歩き

インナーマッスルと腹筋背筋、太ももの筋肉を一気に使う事ができる運動です。
1日10歩で1往復もすれば十分な効果が得られますよ。
腰痛予防から改善まで幅広く対応できる筋肉が得られます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

抱っこから来る腰痛のほとんどは同じ姿勢を続けすぎることです。
いくら正しい姿勢で続けていても長時間続けば腰痛になってしまいます。
さらに姿勢が悪いとなれば腰痛が発症するのも必然です。

体の歪みも起きてくると腰痛だけにとどまらず、
生活全般において腰痛に悩まされてしまいます。

早めに整体師や整形外科でプロの施術を受けて歪みを取りつつ
疲労した筋肉も休めてあげてください。

他にコルセットを巻くことでも痛みを和らげてくれる効果があります。
ただし、腰部の筋肉が怠けて弱くなるので着けすぎないように。
我慢できない痛みのときに使うことをおすすめします。

初期症状であれば日々の運動を交えることで解消も可能です。
しかし、痛みに我慢できないほど悪化しているときは先に治療を受けてください。
ある程度でも治してから運動すると筋力もアップして改善してくれます。

腰は一度派手に痛めてしまうと再発しやすい箇所です。
できるならすぐにでも改善と予防に取り掛かってくださいね。
早ければ早いほどいいです。

後々歳を重ねてから
「あのときやっておいて良かった」と思える日がきますよ。

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