赤ちゃんの髪の毛が薄毛で少なくても心配する必要がない理由
赤ちゃんの髪の毛が薄毛で心配になっていませんか。
- 生まれつきフサフサの子と比べて全然生えていない
- 女の子なのに髪の毛が薄いので将来大丈夫かと不安
- 1 ヶ月健診で周りの子を見ると不安になってしまった
赤ちゃんの髪の毛が薄いと将来も薄毛なんじゃないかと不安になりますよね。
大人になったらハゲになってしまうんじゃ、とこの先心配です。
ということで
「赤ちゃんの頃に髪の毛が薄くても心配する必要がない理由」を紹介します。
体にビッシリ生えている産毛と同じように、髪の毛もすべて生え変わりがあります。
本当に病気持ちの子というのは薄毛ではなく髪の毛そのものがありません。
この記事を読めば
「赤ちゃんの髪の毛の多い、少ないを気にせず育児に専念することができます」
赤ちゃんの髪の毛は 6 ヶ月の終わりまでに生え変わる
赤ちゃんの髪の毛は生え変わりを繰り返すものと考えられています。
中でも最初の 1 ヶ月くらいまでの間に起こる「生理的脱毛」は
前頭部から頭頂部にかけて大部分が抜け落ちてしまいます。
ちょうどその頃は 1 ヶ月健診で、いちばん薄毛になるので余計に心配になります。
でも、新しく自然に生え変わって生えてくるので心配は無用です。
「うちの子、額が青いんです」
というママがいますが、それ額じゃなくて頭部だから。
一度毛が抜けたあとに生えてくると肌が青く見えるわけです。
ひげそりの後に青くなっているのと同じ状態ですね。
薄毛の期間は一時的で短い間だけなので、1 歳を超えても同じ状態が続くなら
そのときからはじめて心配してあげてください。
それまではちょっと髪の毛が薄いくらいは当たり前ですよ。
体毛が生えない病気(無毛症・乏毛症)はすごくレアな病気
髪の毛が薄いと何か病気の心配をしてしまうママもいるかもしれません。
たしかに髪の毛に限らず、体毛が一切生えない病気が存在しています。
他にも髪の毛の生え方がまばらで、しなやかさがない代謝系の病気もあります。
でも、遺伝性も必要でどちらもすごくまれな病気です。
ほとんどの赤ちゃんがかかることはありません。
元気で体重が増えていれば薄毛であることを心配する必要はありませんよ。
どうしても心配ならお医者さんで診断してもらうと良いですが、
赤ちゃんの場合だとほぼ間違いなく杞憂に終わると思われます。
仰臥性脱毛(ぎょうがせいだつもう)
仰臥性脱毛(ぎょうがせいだつもう)とは寝ていることが多い赤ちゃんの後頭部が擦れて
髪の毛が抜けたりすり減ったりしてハゲのようになってしまう症状のことを言います。
摩擦が原因なだけなので、成長して起きあがる時間が増えれば
それに伴って摩擦も減っていくのが一般的です。
現在薄毛になっている可能性の一つではありますが、
一過性のものなので対策というほどのこともありません。
ママが知っていて「そういうもの」と理解していれば何もする必要もありません。
赤ちゃんが大きくなれば直りますから、心配せずに見守ってあげてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
大人の薄毛と赤ちゃんの薄毛では持つ意味合いが全然違います。
生え変わり前の髪の毛であれば、成長過程のひとつなので心配無用です。
生後半年程度で生え変わりはおきますが、
ほんとうに薄いかどうかの判断は 1 歳をひとつの目安にしましょう。
生え変わっても伸びてくる髪の毛が安定していないことも多々あるからです。
仰臥性脱毛の状態であれば、ほぼ確実に将来は大丈夫です。
もっと歳を重ねてからどうなるかまではわからないところもありますが、
成人したタイミングで髪の毛の心配をする必要はないはずです。
1 歳までに生え揃うことが多いので、心配しすぎないでくださいね。
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