赤ちゃんが 100 %背中漏れしない紙おむつの取扱説明書

おむつ

おむつ,漏れる
赤ちゃんのおむつからウンチが漏れて悩んでいませんか。

  • ウンチをするとほぼ毎回背中からウンチが漏れてしまいます。
  • かぶりの服を着せたいのですが、ウンチ漏れがあるためなかなか着せられずにいます。
  • 替えたばかりのおむつをしていても背中から漏れてしまいます。

新品のおむつを着けていても漏れてくると、もうどうしていいかわかりませんよね。
おむつの性能が悪いんじゃないの?と疑ってしまいます。

でも、おむつの性能が悪いわけじゃありません。
各メーカーが研究して作っているおむつの性能はむしろ向上しています。
性能を 100 %活かせるように引き出していないだけなんです。

ということで
紙おむつの性能を引き出し、背中漏れをバッチリ防ぐ方法」を紹介します。

紙おむつは昔に比べて吸収性も透湿性も大幅にその性能を上げてきました。
数年前の頃から比べてもその差は歴然としているほどです。

この記事ではそんな高性能になった紙おむつの能力をフル活用させて
赤ちゃんのおむつ漏れゼロを実現するポイントを公開します。

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おむつ漏れに多い 1 番の原因は、サイズが合っていないこと

おむつのサイズが合っていないとおしっこやうんちの漏れる原因になります。
サイズが小さい場合は体に対して背中側のおむつの長さが短いです。
反対にサイズが大きい場合は背中に隙間ができてしまうので、そこから漏れ出します。

ですので、最初はおむつのサイズチェックをしてみてください。
確認したいポイントは以下です。

  • おむつがあっているか
  • 排泄量は増えていないか
  • おむつのつけ方は正しくできているか

それぞれ順番に見ていきましょう。

おむつがあっているか確認

正しいと思っていたおむつの付け方やサイズが、
成長によってジャストでなくなっている可能性があります。
すると背中に限らず漏れの原因になってしまいます。

次のチェックポイントを利用してピッタリ合っているか見てください。

おむつの装着時に見るべきチェックポイント

  • おへそのすぐ下にウエスト部分が来ていますか
  • 太ももから出ている足とお尻をおむつが包み込んでいますか
  • ギャザー(裾)は外に出ていますか
  • テープを左右対称に留めていますか

上記4点が合っていれば大丈夫です。

ウエスト位置がおへそより下過ぎると背中部分が足りなくて
漏れてしまっている可能性が高いです。
サイズアップする時期なので 1 サイズ上を試してみてください。

反対に上につけすぎてもダメです。
ピッタリフィットさせようと、上の位置にテープで留めると背中から漏れます。

お尻部分は少し膨らむように余裕をもたせるのがコツです。
股下に小さな空間を作るイメージでぽっこりさせておくと
この空間が柔らかいものもまとめてせき止めてくれる役目を果たします。

ギャザーはおむつを着けた後、足周りに指を入れて一周させて
裾がきちんと外に出ているか確認します。

もし裾が内側に入り込んでいると、ここからも漏れの原因になります。
特にはいはい等をして足が細くなってきた子は要注意です。
ムチムチとしている頃は大丈夫だったのがある日突然…となります。

パンツタイプと違い、テープの留め方もひとつのポイントです。
片方に偏って留めているとおむつが傾き漏れの原因に繋がります。

上から下にかけて少し角度をつけてななめに留めると
まっすぐ留めるより締まりがよくなって漏れ防止に役立ちます。

排泄量が増えた=サイズが合っていないのと同じ

赤ちゃんの排泄量は成長に合わせて増加していきます。
新生児と 1 歳児を比べると、おしっこの量は約 2 倍の差があります。

おむつも同様でサイズがアップすると水分吸収量も同時にアップします。

柔らかいうんちだと水分も同時に出るので、
いつまでも新生児用では吸収量が足りません。

サイズがぶかぶかになってはいけませんが、
量が増えてきていてすぐおむつがいっぱいになるようでしたら
サイズを上げて様子を見てあげてください。

おむつは新生児用 〜 LL サイズまでありますが、
たとえば S → M サイズへ変更であれば、
6 〜 8 kg までは S も M も対応している重複サイズ表記になっています。

赤ちゃんの体重がその範囲内にあるなら、1 サイズ上げても適用範囲なので
お使いのメーカーのおむつをチェックしてみてくださいね。

チェックポイント

  • おむつがお尻を完全に覆っていますか
  • 毎回おむつがびしょ濡れになっていませんか

なお、気になるウエストや太腿が赤くなっているのは擦り傷です。
動くとつきやすいのでこれだけでサイズがキツイと判断しないでくださいね。

おむつの装着を間違えて着けている

おむつを正しく着けられていないことで漏れている可能性もあります。
月齢が進むと動き出す赤ちゃん相手にササッといい加減につけてしまうと
よく起こってしまう漏れの原因です。

ここで見ておきたいのはテープの位置とウエスト位置です。
なお、股漏れも同時に起こるようなら足回りの付け方がマズイことになります。
先にもお伝えしたギャザーをしっかり立たせましょう。

チェックポイント

  • おむつをつけたときの背中周りはピッタリフィットしていますか
  • 足まわりのギャザーが内側に入っていませんか
  • テープはおなかにぴったりの位置でとめていますか
  • 足まわりにすき間があいていませんか

テープを留める時は指 1 本くらいの隙間を残して留めましょう。
キツキツに留めたりゆるゆるで留めるのは漏れる元になります。

これら全てをクリアしても漏れてしまうというなら、
それは排泄してからおむつを交換するまでの時間が空きすぎているからです。

おむつに付いたまま動き回ると、その動きで中から飛び出します。
この場合おむつを交換するまでの頻度を上げてみて下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか。

紙おむつの性能を 100 %引き出すことができれば、
現代の技術力であれば赤ちゃんのウンチ1回分の量を抑えるのは容易いことです。

ほとんどの方がいい加減につけていたり、サイズがあっていなかったりで
本来の性能を維持できず漏れてしまっているのが大半なのです。

これは何も紙おむつだけのお話ではありません。
取扱説明書を読まずに使う道具は、本来の性能の何割かは
使われもしないで終わってしまいます。

既製品のサイズがどうしても合わない場合を除きますが、
メーカーが指示している正しいサイズと用法で装着すれば、
まず間違いなくおむつ漏れは防げるものなのです。

1日に何回も換えることになるおむつなので、
毎回キッチリやっている余裕もないとは思います。
でも、漏れてしまったらもっと手間がかかるので保険と思ってやってみてください。

驚くほど漏れない性能に、やっぱり間違っていたんだと気づきます。
サイズの合わせから装着までをキッチリやってあげる。
それだけで背中漏れで困っていたことからぜんぶ解放されます。

ぜひ、試してみてくださいね。

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