【頭を壁にゴンゴンする】どうして?赤ちゃんが壁などに頭を打ちつける3つの理由

成長・発達

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突然、赤ちゃんが頭を壁にゴンゴンと打ちつけてビックリしていませんか?

  • 脳に障害が残らないか不安
  • 何かストレスを抱えているのではと心配
  • 奇妙で怖い。なんでこんなことするのか分からない。

ある日いきなりやりだす行動なので、びっくりしますよね。
それこそ何かおかしくなったんじゃないかと心配になります。

なぜ、赤ちゃんは頭を壁に打ち付けるような動作をするのか
それは
頭の認知を行っている成長の過程であるから

ということで、
赤ちゃんが壁に頭をゴンゴンするほんとうの理由」を紹介します。

びっくりする出来事ですが、大丈夫なので安心してください。
赤ちゃんの成長の一つとして優しく見守りましょう。

この記事を読めば
赤ちゃんが後頭部やおでこを壁に叩きつけていても
優しく見守ってあげられるようになります

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赤ちゃんが壁に頭を打ち付ける3つの理由

頭を何度も壁にゴンゴンと打ちつけるのは何故でしょうか。
意味もなくやっているわけじゃありません。
赤ちゃんなりに理由があって行動しているので理解しておいてください。

感情の現れが表に出ている

感情の表現の一つに頭をゴンゴンと打ち付ける動作が伴います。
そのときでも2つのパターンに分かれていて、
機嫌がいいときと不機嫌なときに分類できます。

■機嫌が良いとき

  • 音がするのが楽しい
  • 機嫌が良い、笑いながらやっている
  • 頭を壁にぶつけたら音がしたの楽しくなった
  • 音が出るのが楽しくて何度もやってしまう

機嫌良くやっているときには主にこうした動作が見られます。

■機嫌が悪いとき

  • 不快な感情を表している
  • たいてい泣きながらやっていることが多い
  • 自分の思い通りにならない
  • まだお喋りができず、表現もできないので感情の処理がおいつかない

自分の不快な感情を上手く表現できないがゆえに、
出来る行動を取ろうとして頭を打ち付ける結果に繋がります。

自分の頭の存在を知った

手や足は見えるし、口に入れて味わうこともできます。
だからどんな物なのか、体のどの辺についているのか、
赤ちゃんが自分自身でだいたい分かってきました。

でも頭は見ることも、舐めることもできないからいまいち感じがつかめません。

そう思っていたら、ふとした拍子に頭を壁にぶつけた。
そしたら頭がぐわんと響いて、「これが自分の体の一部」と赤ちゃんが気づきます。

するとどんな形でどんな大きさなのかもっと知りたくなって、
何回も壁に向かってゴンゴンやってしまうという流れです。

この動作、大人が思っているほど痛みはないので安心して下さい。
ちゃんと痛くないようにやっているので大丈夫です。

なお、おでこをゴンゴンする行動も同じです。
どちらも手加減できているので気にはなるかもしれませんが、
心配するほどのことはありませんので安心してくださいね。

感覚行動の一種

頭は自分の目で直接見ることができない場所です。
打ちつけることで頭の感覚も確認しているのです。。
これも赤ちゃんの感覚遊びの一つ。

他にもしかすると、構って欲しいのサインかもしれません。

頭をぶつけた時にママが来てくれたことを覚えていて
また同じ行動をすればママが来てくれることをわかっているからやるのです。

楽しくてやっている時は、放っておいても大丈夫ですが
泣いている時や気になるほど強くぶつけている時などは構ってのサインなので
そばに行って話しかけたり、一緒に遊んだりしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

赤ちゃんがいきなり壁に頭をゴンゴンする。
頭突きをしたり、後頭部をぶつけたり。
奇怪な行動にさぞかしお母さんはビックリしたことですよね。

でも安心して下さいね。
ここでお話したように多くの赤ちゃんがする行動です。
もちろん全くやらない子もいます。

時期としてはお座りやつかまり立ちをしだした9ヶ月頃によくみられる光景です。
早い子は7,8ヶ月頃~遅い子なら2歳頃にする子もいます。

ただの確認動作の一つなので、特に対策もせず
しばらく放っておけばそのうちにおさまります。

心配なら他の遊びに誘導させて気を紛らわせたり、
抱っこしたりしてとめてあげても大丈夫ですよ。

基本的には大きく心配する必要のない動作だということを
知っておいてくださいね。

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