【食べ物を投げる】赤ちゃん・子どもが料理や皿を投げたり落としたりするのを必ずやめさせるための3つの方法

食事

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子どもが食事中に食べ物やお皿を投げたりして悩んでいませんか。

  • 最初は勢い良く食べてくれるけど、途中から遊び出す
  • 水を飲んでもわざと吐いたり、食器をテーブルから落としたりする
  • 好きなものは食べるのに嫌いなものは投げたりする

一生懸命作ったご飯をおもちゃにされたらムカッとしますよね。
それこそわが子だろうとそうでなかろうと関係ありません。

なぜ、子どもは食事中に遊びだすのか。
それは
お腹がある程度満たされたために食事から遊びモードへ切り替わったから

ということで
子どもを食事中に遊びスイッチへ切り替えさせないための方法」を紹介します。

どんな子も食事に関してはそれなりの教育を受けて
一人前の食事マナーができるようになってきています。

それはあなたの幼い頃も同じこと。
今目の前の自分の子も同じように教育してあげる必要があります。
それを放棄してしまうことは将来ロクな食事の取り方ができないことを意味します。

この記事を読むことで
食事中につい遊ぶ理由がハッキリして、お子さんの将来の食事マナーが劇的に改善していきます

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子どもが人間になるのは4歳以降

赤ちゃん〜子どもというのはいくつくらいになれば
して良いこと」と「悪いこと」の区別がつくようになるのでしょうか。

  • 0歳〜赤ちゃんの頃はまったく何もわからない宇宙人の時期
  • 1歳で食べ散らかしができるハムスターの時期
  • 2歳で犬と同様に言えば何とかわかるの時期
  • 3歳で親の真似が上手にできるサルの時期

こんな感じで3歳までは過ぎて行きます。
それ以降でようやく人間の子になるというイメージでいきましょう。

なので1歳くらいの頃は食べられなくても、
お皿をひっくり返されてもグッと我慢です。

ただ好きなようにやらせるだけではなくて、
ダメなことはダメとしっかり言い聞かせていきましょう。

小さい子でも親がイヤな顔をしていればわかってくれます。
そのうちこれはしちゃいけないことというのが少しずつでもわかっていきます。

「ポイってされたからきゅうりさんが泣いてる」
「トマトさんはボールにされるより食べられるほうが嬉しいんじゃないか?」

と食べ物の気持ちをうまく伝えてあげる言い方をすると
より効果的に伝えていくことができますよ。

食べ物がおもちゃに変わる瞬間を見極める

子どもはお腹がいっぱいになると遊びスイッチが途端に入ります。
このときは料理が残っていようがお構いなしです。

お皿や食べ物を投げたりするときもこんなタイミングではありませんか。

長時間に渡るような食事も飽きが入ってきて遊びモードに切り替わったりします。
残りの料理が自分の気に入らないものばかりだったときとかもそうですね。

我が家もよくやられています。
小さい子どもは遊びと食事の区別がなかなかついてきません。

ですので、お腹が減っているときは集中して食べることもできますが
満たされてくるともういらないとなって途端に遊び始めてしまいます。

対策としては、すぐにでも食事を切り上げること。
せっかく作ったのにもったいないと考えてしまうと深手を負います。
ママも子どもの様子をしっかりと観察しておくことが大切です。

そろそろお腹いっぱいで遊びモードになりそうかなというタイミングで
先にお皿を下げてしまうことが一番です。

残されるのが嫌なら量を減らしてあげれば良いだけです。
食事中に遊ばれて困るママのほとんどは
目安を気にしすぎて食事の量を上げすぎている方が多いように思います。

その子の食べる量はお子さん一人ひとりで全然違います。
栄養が足りないかもと心配するよりも、お腹がいっぱいになるかどうかを
ひとつの基準に量を調整することをおすすめします。

食べ物を粗末にしないことを伝える

フランスの子どもたちは食事を取る時のマナーが非常に良いことで有名です。
これはどの家庭でも幼いころからかなり厳しくしつけられているから。

パパが食事に対して厳しく叱る方が多いので、
食事で少しでもよくない行いをすると叱りつけられます。

子どももパパを怒らせると大変なことになることをよくわかっているので
いつでもお行儀よく食事を取るようになっていくのです。

日本で同じようにするには難しい面もありますが、
必ず身につけてもらいたい食事のマナーなどは
小さいうちから厳し目に教えていったほうが効果がありますね。

食べ物を粗末にしないことは人としての基本です。
体に染み付くまでしつこいくらいに言い続けてあげてください。
たとえ理解が完全にできないときでもです。

これは親がしなければいけない重要なお仕事の一つでもありますからね。

ひたすら言い聞かせる

1回や2回教えた程度でわかってくれるなら子育ての苦労はありません。
感情的にならずに冷静に

「食べ物を粗末にしてはいけない」
「お皿を投げてはいけない」
「椅子には座って食べる」

こういう基本的なことを何度も繰り返し言い聞かせてあげる必要があります。
毎回毎回同じような失敗が続いていくとこちらも心が折れそうになります。
イライラもしますし、何でわかってくれないんだろうと途方にも暮れます。

でも、そこをグッとこらえて何回もしつこいくらいに言い聞かせる必要があるんです。
ときには厳しく当たっても構いません。
それが大事なことであればあるほど一貫して何度も叱る必要があるからです。

それでも子どもも懲りずに何回も同じことを繰り返すことになるはずです。
ここからは耐久レースのごとく親と子どもの根比べみたいになります。

最後に粘り勝ちをするまで続けてください。
子育てにおいて1番厳しい項目かもしれませんが、
将来の子どものため、ひいては自分のためにです。

これをしっかりやらないで育てられた子がマナーを守らず
世の中に迷惑を掛けたり不愉快な気分にさせたりすることになってしまいます。

いま、目の前の行いは予行練習です。
一つ一つしてはいけないことを言い聞かせて立派なお子さんに育てあげてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回のは子どもが食事の最中に食べ物を粗末にしたり、
食器を投げたりするときの対処法をお伝えしてきました。

即効性のある解決策はありませんが、
続けることで確実に効果のある方法でもあります。

子どもが食事を満足行く形で取れるようになるのは数年間の積み重ねが必要です。
そこまでに疲れてしまって投げ出してしまうママもいるはず。

でもそうしてしまうとお子さんが将来困ることになってしまいます。
小さいうちに身につかなかったことを大きくなってから身につけるには
その時の何倍もの苦労が伴ってしまいます。

できれば親がしっかり時間と苦労をかけて助けてあげて欲しいところです。
どこに行っても、どこに出しても恥ずかしくない子どもになってくれることを願うなら
ぜひ大変な試練を乗り越えてあげてくださいね。

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