【母乳育児成功の近道】授乳前に最低限やっておきたい5つの事前準備

授乳

授乳前の準備
あなたは授乳前の準備を正しく行っていますか。

  • 特に意識せず普通にあげていたけど、間違ってる?
  • 最初の方で飲みにくそうにしていることがある
  • 赤ちゃんにうまく飲ませられない

授乳に慣れてきて、ふとふり返ると結構適当にしていたりします。
赤ちゃんがしっかり飲めていればいいのですが、
新生児期はどうしても上手く出来ないことが多いです。

なぜ、授乳前の準備が大切なのか。
それは
母乳育児の成功につながる行為だから

ということで、
まだまだ新米ママに向けて正しい授乳準備の仕方をお伝えします。

ある程度授乳に慣れているママにとっては当たり前。
右も左もわからないママにはこれからの参考になります。

それに「毎回きっちりしておけば、完全母乳育児成功への近道となりますよ。

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爪は短く切る

ママの爪が伸びていると赤ちゃんを抱っこするときに
ひっかいたり刺さったりする可能性が出てきます。

必要以上に神経質になることはありませんが、
新生児の赤ちゃんには清潔な状態で触れるようにしたいですよね。

なので、余分な心配事が増えないように
普段から爪は短めに切っておいてくださいね。

手洗いをしっかりと行う

ママの免疫力を持って産まれてきてはいますが、
赤ちゃんは全てにおいてデリケートです。

いつ、どこから雑菌が入り込むかもわかりません。
授乳中はおっぱいを手で触ることもありますからね。

哺乳瓶などの直接口にいれるものだけじゃなく、
間接的に口に入るママ自身の手も清潔にしておいてください。

乳頭を消毒したり、ふいたりする必要はない

手は洗いますが、おっぱいまで消毒する必要はないです。
なぜなら、拭きすぎるとモントゴメリー腺からの
分泌液も同時にふきとってしまうことになるからです。

モントゴメリー腺とは、乳首の周りにあるブツブツしたものです。
あなたの乳首の周りにもありませんか。

ここから出る分泌液は色々な役割を持っているんです。
たとえば、赤ちゃんに乳首の場所を教えることができます。
なぜなら、フェロモン(匂い)がそこから出ているから。

赤ちゃんが目も見えていないのにおっぱいをうまく見つけることができるのは
モントゴメリー腺から出る匂いで場所を判断しているんですよ。

他にも乾燥や紫外線を防止してくれます。
かんたんにいえば乳頭、乳輪のバリアーにもなっているということです。
逆に分泌液がないと乳首がすぐ切れたりしますよ。

こうした理由から、飲ませる前に拭き取る必要はないので
そのまま飲ませてあげてください。

飲ませやすい服装をしておく

両方の乳房を出しやすい服装がおすすめです。
といってもわざわざ専用の服を用意することはないですよ。

前あきの服でなくても、Tシャツのようなまくりあげやすい服ならOK。
あとは髪の毛を束ねるゴムを使えば授乳しやすくなります。

ゴムを少し長めで輪っかにして、首からかけてください。
服を上にまくり上げたら、首にかけたゴムで服をひっかけて固定します。
これだけで授乳中に服がずれる心配もなくります。

授乳はいちばんのスキンシップです。
しっかりと肌と肌のふれ合いも楽しみましょう。

場所にも気を配る

授乳をするところは家の中で決めておくといいです。
ママがゆったりとくつろげるような場所で授乳をしましょう。

母乳で育てることのよさは、いつでもどこでも
おっぱいを飲ませることができるということですよね。

おっぱいはママがリラックスすると分泌もよくなります。
なので授乳場所は楽な姿勢で、ゆっくりと飲ませられる場所を選びましょう。
わが家はソファの上が定位置です。

このときクッションや枕などを使うと、
さらに楽に授乳できますから出来る限り使ってくださいね。

授乳前に搾乳する

搾乳といってもしっかり取らなくていいですよ。
赤ちゃんが飲みやすいように、少し搾乳をして乳頭をやわらかくする程度です。
たくさんしぼり出すことが目的じゃありませんよ。

このとき自分の乳頭のどこに排乳口が開いていて
母乳が出ているのかを確認しておくといいです。
赤ちゃんに出ている方向から飲ませられますからね。

少し搾乳をして乳頭がやわらかくなったら準備完了です。

でも、乳頭や乳輪がかたい場合もありますよね。
そんな方はこの前搾乳をしっかりと行ったほうがよいでしょう。

また、反対に赤ちゃんがむせ返ってしまうほど母乳がよく出るママの場合も、
同じようにしっかりと行って量を調節してあげてください。

母乳の出のよいお母さんは、勢いよく乳汁がわいてきたら、
その勢いが少しおさまったところで授乳を開始すると、
赤ちゃんも飲みやすいです。

授乳前の搾乳の仕方

まずは手を洗いましょう。

指は乳頭から2~3cm離れた場所が目安です。

乳輪の境目くらいの位置に親指と人さし指を当てます。

指で乳輪を軽く開くように押し当ててください。

あとは親指と人さし指の腹をリズミカルに打ち合わせます。

いろいろな方向から搾乳してください。

搾乳のときにやってはいけないこと

  • ひねる
  • 引っぱる
  • しごく
  • つまむ

乳頭にこれらをやると逆に組織を痛めてかたくなりますからご注意を。
赤ちゃんが飲みづらくなるのでやめてくださいね。

痛くないように、やさしく搾乳してください。
痛みがあるときはやり方が違う可能性がありますよ。

ここまでやれば、全部の準備準備完了です。
あとは赤ちゃんとの授乳タイムを楽しんでください。

まとめ

いかがだったでしょうか。
授乳前の準備まで丁寧にしている方は少ないかもしれませんね。

かんたんにまとめておくと

  • 爪は短く切っておく
  • 事前に手を洗う
  • 乳首は消毒や拭いたりしない
  • 服装や場所にも注意する
  • 搾乳を少しして柔らかくしておく

このあたりになります。
ついつい赤ちゃん相手だとあれこれ気にかかるのですが、
母乳をあげる前のことは忘れがちになりやすいです。

日頃から意識しておけば、そのうち無意識にできるようになります。
ぜひおいしい母乳を継続して出すためにもやってくださいね。

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