【危険】添い乳の死亡事故や腰痛を避けるやり方とキレイな姿勢
突然ですが、あなたは添い乳をしたことはありますか。
上手にできれば、ママは横になったままそのまま一緒に寝れるので
赤ちゃんもお腹いっぱい、ママもぐっすりで気持ちよくて最高ですよね。
でも、まだチャレンジしたことない方
こんな風に悪いことばかり考えてしまっているのではないでしょうか。
- やってみたいとは思うけど添い乳はいろいろ危険そう
- ママも眠ってしまってほんとに大丈夫か不安
- 赤ちゃんを窒息させてしまうかもしれない恐怖
- 飲んだあと、吐いて喉がつまってしまう危険が怖い
たしかに赤ちゃんに何かあったら大変なので、慎重になりますよね。
こう感じてしまうのは、
「窒息」が乳児期で第一位の死因になっているからです。
だからといって、添い乳を全くやらないと決め付けるのは早いですよ。
添い乳ができるようになると育児がぐっと楽にできることもあります。
たとえば
昼も夜も寝かしつけが授乳と同時にできるので、
赤ちゃんの生活リズムを作りやすいです。
授乳時の抱っこからも開放されて、腕の疲れもなくなりますね。
ということで、
まだ添い乳をしたことがないあなたに、
「赤ちゃんを窒息から守る添い乳の3つのコツ」
をお届けします。
添い乳の正しい姿勢をしっかり覚える
赤ちゃんとお母さんに負担をかけず授乳できるからですね。
姿勢が悪いとあげにくい上に、疲れてしまいます。
添い乳の具体的なやり方
まずママと赤ちゃんの体の位置を調節します。
このときの目安はお互いのおへそ。
ママと赤ちゃんのおへその位置を合わせて向かい合って横向きに寝てください。
次は赤ちゃんの口が乳首と同じ位置になるように
少し上に位置するので、タオルなどで高さを調節してあげましょう。
ママの身体の下の手は自分の頭のほうに出し、
上の手で赤ちゃんを支えておっぱいをくわえさせます。
下側の手は横になって手を上げる感じですね。
これで添い乳の形は完成です。
ただ、そのままだと疲れます。
なので、首の疲れ対策にママは高い枕をしてください。
あと、腰の疲れ対策に膝の間にクッションをはさむと楽になりますよ。
赤ちゃんを横向きで固定する
赤ちゃんがお乳を吐いたとき、喉につまらないようにするためです。
やり方は赤ちゃんの横に筒状に丸めたバスタオルをあてて背中を支えてあげます。
これだけで十分支えになってくれます。
バスタオルじゃなくてもまっすぐで大きいものだったらOK。
あと吐き戻し対策に角度のついた赤ちゃん用枕を使うのも良い方法ですよ。
赤ちゃんの下半身をママに引き寄せる
赤ちゃんの顔をママに引き寄せると、
赤ちゃんの鼻がおっぱいで塞がれてしまいます。
なので、顔じゃなく下半身を引き寄せてあげてください。
赤ちゃんの鼻とおっぱいとの間に程良く空間ができますよ。
それにママが赤ちゃんに身体を押しつけると、
覆いかぶさることになり、窒息の危険が出てしまいます。
なので、少し下半身がママに近寄っているぐらいがちょうど良いです。
添い乳のときにやっちゃいけないこと
- 吐いたのに更に添い乳をする
- 疲れや寝不足がひどいときの添い乳は避ける
添い乳をしながらママが寝てしまう可能性があるからです。
そのまま寝てしまうと添い乳+添い寝の複合技になってしまいます。
これはさすがに危険です。
添い乳中は赤ちゃんが飲み終わる前に
そのまま寝てしまわないようにしてください。
なぜなら、乳児窒息死の原因の約5割が「添い寝で覆いかぶさり」だからです。
また、途中で吐いたときは胃袋が満タンなので、
抱っこなどで寝かせてあげてくださいね。
まとめ
母乳育児をする方にとって、添い乳は母子の癒しであり、リラックスタイム。
とはいえ、窒息事故が起きているという事実もあるため、危険性も十分理解が必要。
ただ、ひとつ知っておいてもらいたいのは
添い乳自体に危険性はありません。
ほんとうに危険なのは「添い寝」です。
添い乳はその動作から、添い寝に発展しやすいので危険といわれているわけです。
他にも細かいところでいうなら
- お乳で鼻の穴を塞いでいないか
- 鼻水で鼻が詰まっていないか
赤ちゃんの様子を確かめながら、
少しずつ添い乳上手になっていけるといいですね。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
スポンサーリンク ミルク作りに面倒な温度調整がいらなくなる方法