【夜中に泣く】寝ててもなぜ起きる?赤ちゃんが寝言泣きをする4つの理由

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赤ちゃんが夜中に何度も起きて困っていませんか。

  • 夜中に突然、何度も泣き出す
  • 抱っこしても泣いていて原因がわからなくて辛い
  • 何度も泣くので睡眠不足になって辛い

それは「夜泣き」ではなく「寝言泣き」かもしれません。

そもそも「寝言泣き」ってなんでしょうか。
答えは赤ちゃんの「寝言」なんです。
寝言なので起きているようでじつは寝ている状態です。

ですのでその状態で抱っこしたりすると、
本格的に起こしてしまう可能性があります。

なぜ、赤ちゃんは寝言泣きをしてしまうのか。
それは
いくつもの理由が重なりあって起こる出来事だから

ということで、
赤ちゃんが寝言泣きをする4つの理由」を詳しくお伝えします。

寝言泣き自体には赤ちゃんに対して身の危険性なんてありません。
それこそ気にならない方なら放っておいても大丈夫なものです。

それでも起こる原因が気になる方にこの記事をお届けしていきます。

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なぜ、赤ちゃんは寝言泣きをするのか

そもそもこの寝言泣きという言葉自体は近年に作られた「造語」です。

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」の著者でも有名な
清水 悦子さんが作った言葉です。
「夜泣き専門保育士」として活躍されている方です。

本も夜泣きに悩んだ経験から書かれている内容で読みやすいので、ぜひ。

具体的なメカニズムは科学的に完全に解明されているわけではありません。
それでも赤ちゃんが寝言泣きをする事実はたしかに存在しています。
ここまでのデータでもある程度までは原因がわかってきています。

赤ちゃんも夢をみているから

寝言泣き=赤ちゃんの寝言=夢を見ている」状態です。
寝入りの瞬間と起きる前に人は浅い眠りになります。

新生児や赤ちゃんの時期は大人と違って30分ごと
深い眠りと浅い眠りを繰り返しています。
大人の周期はもっと長くて90分間隔程度です。

ここで、赤ちゃんは言葉が喋れないので寝言が泣き声になります。
夢に体や手足が反応して動いたり、声が出たり泣いてしまうことがあるのです。

さらに寝言泣きの大きさは個人差があります。
大人の寝言でもハッキリ聞き取れる方とそうでない方がいるように。

なので、泣き声の大きさや泣く声の種類まで千差万別です。
寝る度に夢は異なるからその時どきで違うのは当然のことですよね。
寝言は夢の影響を大きく受けていることがハッキリしていますね。

昼間の影響を受ける

たとえば日中に遊びすぎたり初めての経験をすると、
昼間の興奮が覚めやらず大泣きすることがあります。

これは人の睡眠中は、1日の出来事を整理しながら学習もしている構造があるから。
なのでその日にあった印象的なことが
赤ちゃんの夢の中でめくるめく展開をみせていると思いますよ。

そこで見た夢の内容に寝ながらにして体が反応して表に出てくるのが
寝言泣きの正体というわけですね。

赤ちゃんはまだ眠り方が上手ではない

浅い眠りになると目が覚めてしまうのが通常の睡眠周期です。

浅い眠りと深い眠りを繰り返していきますが、
大人はその繰り返しに慣れている状態になっています。

なので浅い眠りから深い眠りに移るとき寝言や寝返りをしたりしながらでも、
睡眠状態のままを保っていられます。

でも、赤ちゃんにとっては寝ている所を起こされているような感覚で
思わず泣いてしまうことがあるのです。

ですので、一晩で何回も泣いてしまうのは
浅い眠りと深い眠りの繰り返しが起こることが原因なんですね。

ここで中途半端に刺激を与えると余計に起きてしまって
ママも夜中の活動が続き疲弊してしまうことになってしまいます。

体内時計が出来ておらず昼夜逆転している

まだ赤ちゃんは夜と朝の区別ができず寝ぼけている状態が続いています。

なので朝を決まった時間に起こすことから始めましょう。
朝は部屋を明るく、夜は暗くしているとある程度までは自然に整ってくると思います。

生活リズムを完全につけるには生後4ヶ月以上の月齢が必要です。
それまでの間は昼夜の区別ができていないので、
夜中に何度も泣いてしまうことが起きると言われていますね。

だからといってリズムをつけない生活をしていると
それがまたクセになってくるので、健康的な生活を送ることも大切です。

まとめ

寝言泣きは「成長の証」の一つです。
また、赤ちゃん流の寝言です。

泣く原因が思い当たらなければ、
きっと「そういう時期」だと思ってやり過ごしましょう。
寝言が泣き声なんて赤ちゃんらしいですよね。

ただ寝言といっても夜中に何度も声がするとママも睡眠不足になりますよね。
正直いって毎日続いていくと苦痛にもなってきます。

でも、それも長くは続きません。
あまり言いたくない言葉ではありますが、そのうち時間が解決してくれます。

目まぐるしい成長の中で、子どもの生活リズムはコロコロと変わります。
疲れ果てないために昼でも夜でも子どもと一緒に寝て体力を蓄えておきましょう。

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