【褒め方】成績も上昇?子どもをその気にさせる極上の褒める3つのポイント

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どうやったら上手に褒めれるかと悩んでいませんか

  • 褒めすぎると子どもがつけあがるのではないかと心配
  • 褒めているのに、なんだか子どもをおだてているみたいに感じる
  • 子どもといるとつい叱ってばかりで、褒めることを忘れてしまう

褒めて育てるのがいいといいますが、実際にどう褒めたらよいか分からない人も多くいるでしょう。

叱ることはできても、褒めるとなると難易度が上がるような気がします。
日本人はそもそも「褒める」ということが苦手な人種のようです。

なぜ、褒めることが苦手なのか
それは
褒めることの正解が何かをよくわかっていないから

ということで
子どもを褒めるときに絶対に守りたいポイントとしてはいけないこと」を紹介します。

大切なのは「特別感」を出さないこと。

この記事を読むことで
子どもの正しい褒め方を覚え、将来の自信を身に着けさせてあげることができます

上手な褒め方をマスターして、子どもに自信をつけてあげましょう。

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劇的に子どもが伸びる褒め方の3つのポイント

褒め方には良い褒め方と悪い褒め方があります。

ちょっとしたポイントを抑えておくだけで、子どもは更に伸びていきます。
そして一つ一つはそんなに難しいお話でもありません。

一度覚えてしまうとどんなことに対しても
応用が効いて使いこなせるようになりますよ。

結果だけを見るのはやめる

何かをできたその姿があなたの当たり前の姿なのだと認めてあげること

つい何か出来たことを褒めるときって過剰気味にしてしまいませんか。

「うわっ、すごい!特別な才能があるんじゃないの」
「さすが!あなたにしかできないね」

といったその子が出来たことが普通じゃないような言い方ですね。
これ、実はあまり良い褒め方じゃありません。

正解の褒め方は「普通に出来たことを認めてあげる」だけです。

たとえば、学校のテストでクラス1番だったとします。
するとほとんどのママは「1番だった」ことに対して褒めてあげるはずです。

でも、ここを強調して褒めてしまうと子どもは自意識過剰気味になりやすいです。
もしかするとその後もクラスで1番を取ることに躍起になるかもしれません。

それはそれで頑張ってはいるのですが、
世の中そんないつも1番が取れるほど甘くもありません。

いつか有頂天になったプライドを崩される日がやってくることは確実です。
大切なのは「1番になったこと」ではなく、テストの結果が出せるほどまで
上手に出来たことです。

結果がたまたま1番であっただけで、そこにフォーカスしないようにしましょう。

正直結果は1番でも2番でもいいんです。
むしろテストの結果を見直してできなかったところをもう一度やり直して
次は出来るようになるような努力を出来る子の方が将来有望です。

人との比較をするのではなく、自分の最善を尽くせたかどうかを見てあげてください。
そして点数に関わらず子どもの姿そのものを褒めてあげてください。

過程を褒める

実力を出しきった時に、きちんと認める

褒めるときというのは何かしら結果を出したときが
そのタイミングと思っていませんか。

  • トップに立ったから
  • 目立つから
  • 立派だから
  • まわりと比較して優秀だから

こういう何かしらの結果が出た時に褒めてしまいがちです。
もちろん結果が出たときに褒めることも悪くありません。

ただ、毎回良い結果が出るわけではありませんし、
タイミングもそこだけだと子どもは結果が出ないと褒めてもらえないと感じます。

認めるというのは素直に自分の力を出しきった時に、
その成果を褒めるのではなく、頑張った部分を褒めることをいいます。
結果ではなくて過程を褒めるということ。

少々人と比べて順位が低くとも、
うん、その調子その調子。しっかりやれてるね
と認めてやることが、何よりもの励みになる良い例です。

もちろん本人が頑張ってやっていることは最低限必要にはなりますけどね。
結果だけを見て判断するのは、もうやめにしましょう。

失敗しても褒める

素直さをしっかり認める

つい失敗があると失敗した結果を見てその部分だけを責めてしまいがち。
何でこんなことをしたの?」と Why 形式で聞いてしまったりしますよね。

この質問の仕方は子ども自身を追い詰めてしまいます。

子どもはまだ人生経験も未熟な時期ですから基本的には素直です。
素直であるということは、心の中から温かいものが湧き出てくる
一番好ましい状態ですから、それをちゃんと認めてあげましょう。

たとえ、思いがけぬ失敗をした子どもに
「どうしてそんな失敗ばかりするの!」
と責めるばかりでは、素直な意欲は湧き出てはきません。

失敗したり意欲が落ちていたり、心にこじれがある子どもにこそ
ちょっとしたその子の行いなどのプラス点を何とか見つけて褒めてあげる。
これが大切になってきます。

わざわざ失敗したくてやろうとする人はいませんよね。
何でも上手くやりたい、成功させたいと思ってチャレンジするものです。
ただ、最初でも途中でもそこで失敗するのは「付き物」です。

上達してくると失敗する「確率」が限りなく0に近くなっていくだけです。
なので、褒め方も皮肉やわざとらしくならずに心から素直な実感をこめて下さい。

自分はママからしっかり認められているという確信が持ててこそ
子どもは成長の階段を確実に一歩一歩と踏みしめはじめます。

ブログ内で何度かお伝えしている「自己肯定感」を育ててあげましょう。

褒め方がマズイと子どもの成長に悪影響を及ぼす

ママのほとんどの方は叱るよりも褒めるほうが得意ではないようです。

「褒める」が「おだて」になって、子どもを天狗にさせてしまったりします。
いつしか「ごほうび」とか見返りの物を要求されることになって、
すっかり損得勘定を考えさせる思考回路を育てしまうことになりかねません。

「えらいね。ちゃんと宿題を夕食前にすませたのね。ほめてあげる」
「じゃあ、あれ、買ってくれる?」
「……。だめよ。あれはもうだめと言ったでしょ」
「じゃあ、ほめてくれたって、ぼくうれしくないよ。だって、なんにもいいことないもの」
「そんなことを言うものじゃありません」
「だって、そうじゃないか。弟には、あれ、買ってやったくせに……」
「あれはもともと……」

と、ついつい子どもを褒めること=親が弱みを見せることになってしまう。
となると滅多なことでは褒められない。
そんな思いのママも、意外と多いのではないでしょうか。

上記のやりとりでは、なにもほめたから困ったことになったのではなく、
親がもともと「褒める=報酬を与える」ことになってしまっていますよね。
これは最初から会話の展開がマズイ典型例です。

「えらいね、ほめてあげる」というのはおだてる感じです。
ここは「褒める」のではなくて「認める」内容に置き換えてみてください。

夕食前に宿題をちゃんと済ませるなんて、本来の調子が出てきてるね

これなら次にいきなり「あれ買ってくれる?」とはならないと思います。
たとえいつもちゃんとできない子が珍しくちゃんとできたという時でも、
それが「特別だ」「珍しい」と騒ぎたててはダメですよ。

なにげなく認めてあげる方が子どもは素直に自信がつきます。

特に普段からちゃんとできなくて本人も知らず知らずに
嫌になったり自信を失ってしまっていることでも
たまたま一度うまくやれた時に大げさに褒めることは必要ありません。

これ、大事なポイント。

ほめちぎる代わりにこちらも目を輝かせて心から
「ほら、できるじゃない。それが本来のあなたの姿だ」
と言ってくれたら子どもはどれだけ心がぬくもり自信を呼び戻すことでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

褒めるというとつい結果にばかり目が行ってしまいがちですが、
そうではなく過程を見て「認めてあげる」ことが大事です。

それこそ特別感はまったく必要なくて、
普段から出来ていないことが出来ても
「珍しい!」という反応をしてはいけませんよ。

子どもは肯定感を高めていくことが自信や成長につながっていきます。
それに誰かに認められていたいという欲求は大人でも持っています。

心理学で承認欲求といいますが、子どもはこの部分を育ててあげると
何事にも失敗を恐れずにチャレンジしていくことが出来るようになります。

そのために必要な「認めてあげる」こと。
日々の生活の中のちょっとしたところで認めてあげてみてください。

最初からいきなり効果が出るものでもありませんが、
毎日毎回続けていくことで大人になったときの心の成長度合いが全く違います。

褒め方ひとつでその後の成長が変わってくるんですから、
ママも自分の鏡だと思って子供と接してみてくださいね。

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