【子供がご飯を食べない】遊ぶばかりで食事が進まない子を集中して食べられるようにする食卓の3要素

食事

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ごはんができたのに、席についてくれないと悩んでいませんか?

  • 「ごはんだよ」と何回も呼んでいるのに応答がない
  • ごはんを食べ始めても他のことが気になって落ち着きがない
  • 無理やり席に座らせると子どもから激しい抵抗を受けてしまった

食事の時間になればサッと食べはじめて欲しいのに
ダラダラされるとご飯も冷めるし怒りのボルテージがあがりますよね。

なぜ、食事のタイミングなのに食べてもらえないのか。
それは
食卓に必要な3つの要素が揃っていないから

ということで、
食事の時間にキチッと席について食べはじめてもらうための方法」を紹介します。

大切なことは
料理・食べる道具・お腹の空いた人の3要素を揃えてあげること
それ以外のものは食事において必要ない余分なものになってしまいます。

もし何もせず子どもが大きくなってしまうと、高校生くらいになっても
ご飯が出来たといっても来てくれない日々が待っています。

この記事を読めば
時間になれば子どもの気持ちを切り替えてご飯に集中させることができます

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食卓に必要な3要素を揃える

食事を開始するには事前準備を周到に済ませる必要があります。
なぜなら、準備が整っていないとどんな子でも食べられないから。

最低限必要な要素は3つ。
そこにプラスして食事に集中できる「環境」が同時に必要です。

食卓に必要な3つの要素とは

  1. 料理
  2. 食べる道具
  3. お腹の空いた人

この3要素があれば美味しくご飯が食べられるわけです。
なのでまずはこの3つを揃えることが出発点。

料理や食べる道具は子どもに関係なく用意できるので問題ないでしょう。
1番難しいのは「お腹の空いた人」に「食事の時間に食卓についてもらう」ことです。

ですので、「お腹の空いた人の用意の仕方」と「食卓についてもらうためにできること」に
焦点を当ててお話していきますね。

これが揃わないと集中して食べられない

ごはんを集中して食べてもらうのに不可欠なことは

  • 食事の時間にお腹が減っていること
  • 席についてもらうこと

この2つは最低限必要ですよね。
当たり前ですがお腹がいっぱいだとご飯は食べられませんし、
席につかないと食事を開始することができません。

そしていざ食事を開始する頃には食事に集中できる環境を整えることも重要です。

お腹の減った人を作る

食事の時間にお腹の減った状態にするには

  1. 子どもの間食をコントロールする
  2. 事前に運動をさせてエネルギーを消費させる

これら2つの要素を加えてあげればお腹の減った人の出来上がりです。
間食についてはおやつによる補食以外のものを食べないようにします。

一般的な12時にお昼御飯、18時〜19時くらいに晩御飯としていれば
自然と食事の時間にはお腹も減った状態になるものです。

それだけじゃ足りない場合には散歩や公園遊びなどを加えて
カロリーを消費させるとお腹の減り具合もよくなりますね。

食事に集中させるための環境を整える

お腹の空いた人が用意できれば、食べてもらう下準備は完了です。
あとは食事に集中して食べてもらえる環境を親が率先して用意しましょう。

食べてもらえる環境とは食卓に必要な3要素以外のものを排除した状態です。
特に大敵となるのがテレビやスマホのようなモニター付きの電子機器類です。

勝敗を分けるのはテレビとの付き合い方

食事に集中させるとき、1番障害となるのはテレビです。

子どもは好きなこと、楽しいことをしているときに
声をかけられても聞く耳をもちません。

テレビを熱心に見ている最中に「ごはんだよ」と言われても
そんなすぐに気持ちの切り替えなんてできません。

気持ちを切り替えさせる簡単な方法は
見ているテレビ番組の終わる時間に合わせて食事をスタートさせる
ことです。

するとテレビの終わりが食事のスタートになります。
ちょうど区切りも良いので、そのまま食卓に座ってくれやすくなります。

ただ、毎回都合よく食事の時間にテレビ番組が終わってくれるはずもありません。

そんなときは見たい番組の開始時間が
御飯が食べ終わるころに見たいテレビ番組が始まる
ようにすると、テレビ見たさに早く食べてくれます。

番組開始時間に合わせて始まりか終わりかを使い分けるといいですね。

食事中はテレビの電源をOFFに

食事中はテレビを消しておきましょう。

実際に試してもらえればハッキリわかります。
間違いなく食事中にテレビをつけていない方が集中して御飯を食べてくれます。

各家庭によってそれぞれの事情やルールがあると思います。
テレビを見ながら御飯を食べたい方もいますよね。
なので、強制はできませんがおすすめもできません。

大人がテレビを見ながら食べているにもかかわらず
子どもに集中して食べろというのは
あまりにも筋が通っていない話になります。

わが家も食事前には必ずテレビを消しますし、私自身も同様に育ちました。
テレビをつけない環境で育った子どもは「そういうものだ」と納得してくれます。

お風呂をリセットタイムにする

意外と効果があるのが、御飯の前にお風呂に入ることです。
お風呂の時間が気持ちのリセットタイムになります。
気分がリフレッシュされて、御飯に気持ちを切り替えることができます。

これはオモチャやゲーム、スマホで遊ぶ子どもにとっても効果があります。

お風呂にはほとんど毎日入ることになりますから、
せっかくの行動を有効活用していきましょう。

スマホに一切触らない時間を作る

最近ではテレビだけでなく、スマホ・タブレット型PCも強敵です。
小さな子どもでも簡単に操作を覚えてしまいます。

1番良いのは親がスマホを見ないこと、触らないこと。
特に食事の間だけは子どもの目の届かないところに置いてください。

スマホも休憩の時間だからね」といって移動させましょう。

小学生や中学生になってスマホ漬けの子どもに育てたくなければ、
小さいうちからしっかりルールを守らせることが大切です。
実際に使わせるときが来たときも同じようにルールを決めてあげてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

「ごはんですよ」といってもなかなか食卓に来てくれない。
オモチャやテレビに釘付けでガミガミ言ってしまう。
無理やり椅子に座らせるなんてこと日常茶飯事だと思います。

しかしいくら親の熱がこもっても、口だけで子どもは言うことを聞いてくれません。

口を出すよりお腹が減った人に「食事の時間」に「席についてもらう」こと。
子ども自身が気持ちの切り替えする」こと。
この2つを徹底的にやってあげることが近道です。

勝負はいかに気持ちを食事に向かわせられるかです。
そのためにはテレビやオモチャの遊び要素の誘惑をどう断ち切るかがポイントです。
親もテレビやスマホの誘惑に負けないように気をつけなければいけませんね。

それと大事なことなので繰り返しますが、食卓に必要な3要素。

  1. 料理
  2. 食事の道具
  3. お腹の空いた人

この3要素を揃えるところがスタートです。
3つが揃ってはじめて、食事に集中させることを考えてください。

大人なら少しの間空腹を我慢したり、
お腹が減っていなくても御飯を食べられたりすることもできます。
しかし、子どもはそうもいきません。

事前の食べられる要素と環境を親であるあなたが用意してあげる必要があるんですよ。
それさえできてしまえば気持ちは食事に一直線です。
それしか選択肢もありませんからね。

ひとつひとつは難しいこともありません。
少しの工夫をするだけで、気持ちを食べることに集中してくれます。
ぜひ、日々の生活で意識して取り入れてみてくださいね。

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