赤ちゃんの嘘泣きはいつから?原因と生後2ヶ月〜1歳までの対処法

成長・発達

嘘泣き
「え~ん」と泣いているわが子をよく見たら、
「ん?涙が出てないじゃない!」なんて話を聞いたことはありませんか?

  • 泣いても抱っこするとすぐ泣き止む
  • 何となく泣き声に感情がこもっていない
  • 声は出しているけど、涙は一切出ていない

こうしたほんきの泣きとは違う嘘泣きは経験しましたか。
まだ未経験なら、赤ちゃんが泣き出したときに観察してみてくださいね。

じつはもうすでに使いこなしているかもしれませんよ。

今回はそんな赤ちゃんの「嘘泣き」のお話。
ちょっとしたことを知っているともっとわが子が愛しくなること間違いなしです。

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嘘泣きが始まる時期

1歳のお誕生日が近づくころになると、
赤ちゃんは自分の周囲のことがだいぶ理解できるようになります。

ママや周りの人の表情や行動をよく観察しています。
そうして、自分が泣いたら相手はどうするのか、反応を見ながら泣くこともあります。

これが「嘘泣き」です。

ある程度まわりのことがわかってから使い分ける子もいますが、
生後間もない赤ちゃんもたまに嘘泣きをすることがあります。

先輩ママのお話を聞いても、ひとによって時期がバラバラだったりします。
それこそ生後2ヶ月程度〜1歳くらいまで幅広いです。
なので、あなたの赤ちゃんも使い分けているかも。

嘘泣きがはじまる原因とは

「嘘泣き」の原因は、赤ちゃんの心と頭の驚くほどの成長ぶりにあります。

なにもわからないうちは、わざわざ嘘泣きはしません。
それが成長してくるとどんどん知識と経験を自分の中に取り入れていきます。

それこそ大人だと想像しづらいくらいのハイペースで。
成長が進んでいくうちに自分が泣くとママが来てくれることもすぐ覚えます。

そうなると悪知恵のように嘘泣きを使いこなしてきます。

少し周りがわかるようになった赤ちゃんは、すぐ親の真似とかしますよね。
ちょっと何かを目の前で見せてあげると自分でやろうとしたりします。

もちろんうまくはできないことも多いですけどね。
これと同じで泣きの効果を学習した赤ちゃんが使い始めるのです。

嘘泣きをする理由って何

嘘泣きは甘えの証拠です。

  • ほかのことで忙しくしている
  • 別の人とおしゃべりしていたりする

赤ちゃんはこんなママの姿をじっと見ています。

赤ちゃんといえども、ほんとうに手ごわいですよね。
ママもうかうか変な行動を取れません。

そこで「自分に関心が向いていないな」と感じると、
自分への関心をひくために大泣きしてみるのです。

つまり、

「かまって!」
「遊んで!」
「そばに来てよ!」

という言葉と同じ意味を泣くことで表現してきます。

嘘泣きに気づいたらどうする

ほうっておかずに対応してあげると、すぐにピタリと泣きやんで笑顔になりますよ。
ちょっと甘えてみただけですから、かわいいものです。

泣かれても目くじら立てて「泣き止ませなきゃっ!」なんて思わないでくださいね。
言葉が使えない赤ちゃんなりのコミュニケーションなんです。

ほとんどは抱っこしてあげればすぐ泣き止んでくれますね。

気に入らないことがあっても使う

たとえばパパがミルクをあげようとしたら泣き出した。

こんなときは「ママがいい〜」という意味です。
涙は出ていないならほぼ確実に嘘泣き。

いわゆる赤ちゃんなりのワガママですね。
なので、パパが嫌われているわけじゃないですから落ち込まないでくださいね。

赤ちゃんには赤ちゃんなりのマイルールがあったりします。
寝る時はママ、遊ぶときはパパ、ご飯はママ、ハミガキはパパが良いなどですね。

抱っこひもはいやだけど、抱っこはして欲しいとかでも泣いてきたりしますよ。
といっても涙はぜんぜん出てないですけどね。

そんな姿をみるとかわいいなって思える瞬間です。
ぜひ、見逃さず観察してみてください。

まとめ

嘘泣きは甘えのしるしです。

赤ちゃんの泣く理由はいっぱいあります。
その中でも嘘泣きは、いわゆるかわいい泣きの種類ですよね。

ほうっておくとしつこいくらいに泣いてしまうこともありますけど、
甘えさせてあげるだけでピタッと泣き止むものです。

なので、何も心配することはないです。
演技派の赤ちゃんだと最初は見破れないかもしれませんね。

わが家もよく嘘泣きはされます。
とくに歯ブラシを嫌がるときは顕著に。

でも、こっちもわかっているのでかわいいもんです。
育児にも心の余裕が生まれるので、笑って見てあげましょう。

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