【牛乳嫌い】もう給食で困らない。匂いや味が苦手な子が克服できる本当においしい牛乳とアレンジ方法3つ

成長・発達

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お子さんが牛乳を飲んでくれなくて悩んでいませんか?

  • 保育園から「お家で練習して下さい」と何回も言われる
  • 最初は飲めたのにだんだん牛乳嫌いが悪化している
  • 卒乳後から牛乳をまったく飲めていない
  • 学校に入学したら給食で困りそうで不安
  • コップ1杯の牛乳を飲むのに30分もかかってしまう

栄養素的には他の食べ物でも取れるのに、
日本は給食でも出てくるので牛乳が飲めないと後々困りますよね。
これからもずっと飲めないのかと不安になります。

なぜ、牛乳嫌いになっているのか。
それは
味か匂いのどちらか、もしくは両方が苦手だから

ということで
子どもが「牛乳を飲めるようにするための工夫」を紹介します。

苦手だからといってこのまま飲ませないままでいると
公共の場でお子さん自身が困ってしまったり嫌な思いをするときがあるはず。

この記事を読めば
就学までに牛乳嫌いを克服して、そのままの状態でも飲めるようになってくれます

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低温殺菌牛乳を飲ませてみる


いま飲ませようとしている牛乳は紙パックの牛乳ですか。
それならまずは牛乳を違う種類のものへ変えてみてください。

ただメーカーを変えるだけや低脂肪牛乳は既に試しているかもしれませんね。

でも「低温殺菌牛乳」をまだ試されていないならぜひ飲ませてみてください。

低温殺菌牛乳と普通の牛乳はココが違う

スーパー等で売られている1リットルの牛乳は、
120度~130度で2~3秒間だけ瞬間殺菌された
超高温殺菌」という方法で製造されたものが大部分を占めています。

超高温で殺菌するとどうなるか。
それは独特な焦げ臭い匂いがついてしまいます。
牛乳の匂いが苦手な子はこの匂いにやられてしまうんですね。

低温殺菌牛乳はその名の通り低温の約65度で30分ほどかけて、
ゆっくりと殺菌した牛乳のことです。

賞味期限も短い上に、手間暇もかかるので数も少ないです。
なので当然お値段も普通の牛乳の1.5倍以上とかします。
1リットルで300円を超えてくるイメージですね。

でも、焦げ臭い匂いはまったくないです。
後味も非常にスッキリしていて、実にさらっとした飲み口ですよ。
つまり、単純においしい牛乳ということです。

とくに成分未調整のものは「牛乳くさい牛乳」なんですね。
おかげで牛乳本来の味と香りを楽しむことができます。
お高いですけど、これが飲めるなら普通の牛乳も飲める可能性が十分あります。

反対に「低温殺菌牛乳」でも飲めないとなると大変です。

基本的にこの味に色々な臭いや味やらが混ざっているのが
パック入りや調整済み牛乳です。

となると恐らくどんな牛乳もそのままでは飲めない
ということになってしまいます。

まずはいま牛乳本来の味で飲めるかどうかもわかるので
ぜひ一度試してみてくださいね。

↓の参考はNHKのTVで紹介されていた「奇跡の牛乳」です。
ちなみにお値段もなかなかの奇跡になっています。

味を変化させて混ぜ込む

ミロやミルメークの様な、牛乳の臭いや味を打ち消す方法です。
甘くおいしい味に変化させるので、牛乳嫌いな子でもこの飲み方なら飲んでくれます。

栄養素(特にカルシウム)を摂取したいなら
この方法もおすすめです。

他にも牛乳を使って色々な味を楽しんでもらいましょう。

いちごミルク

イチゴは子どもに人気の果物。
イチゴを軽くスプーンでつぶしてミルクをかけて混ぜるだけです。

お好みで砂糖を少し混ぜてもいいですよ。
初めのうちは混ぜ終わるまでやってから子供にだします。

これが好きになってくれて食べたがるようになったら、
今度はお子さんの目の前で作ってあげるといいです。

「ほーら、牛乳かけてるんだよ、そうするとおいしくなるんだよ」

みたいにしてあげれば、牛乳への抵抗感も減ってくれますよ。

ココア

牛乳を温めてココア、あるいははちみつを加えて飲ませてみるのもいいですよ。
とにかく味を変えて牛乳を少しでも飲ませてあげることから始めましょう。

好きになってきたタイミングで牛乳を入れていることを教えてあげれば
「牛乳っておいしいんだ」と思ってくれることに繋がります。

炭酸・サイダー

牛乳にサイダーっておいしいの?と思うかもしれませんが、
子どもに炭酸は人気があって飲んでくれます。

ただしこれは匂いも味も消さないので最初は難しいかもしれません。
他の混ぜる飲み物に慣れてきたら採用してあげてみてください。

分量は牛乳1に対して炭酸3の比率がおすすめです。
どちらも前もって冷やしておくことがポイントです。

そのまま飲むのが難しいならフルーツを混ぜてあげるとフルーツポンチになります。
使うのは缶詰のフルーツでもいいですね。
子どもと一緒に作ってあげると楽しんでくれますよ。

あとは牛乳に対する嫌悪感を減らしていくだけです。
まずは苦手意識を取り除いてあげるところからはじめてみてくださいね。

無理は禁物です

牛乳と何か甘いものを混ぜる方法は月齢が保育園に預けるような時期だと
舌が甘味に慣れすぎてしまうので頻繁に使えません。

そういうときはあまり無理に飲ませよう、
牛乳を克服させようとしないでください。

アレルギーでなければ、牛乳を使った料理や
プレーンヨーグルトのような乳製品から慣れていくことですね。

まだ幼いうちは味覚も成長途上です。
不用意に甘いものを与えることはやっぱりおすすめできませんからね。

岐阜県の小学校では給食の牛乳で栄養をとる必要がなくなったから、
実験的に牛乳をメニューからなくすことになったというニュースがありました。

昔と違っていまは牛乳が飲めないからといって
残すことを「悪」とし過ぎない風潮もあります。

お子さんと対話しながら進めてあげてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
牛乳嫌いの元は匂いか味のどちらかがほとんどです。
ならそれを少しでも緩和してあげれば嫌悪感も引いてくれます。

もし飲むとお腹がグルグルしてしまったり体が完全に受け付けない場合は、
ただの牛乳嫌いじゃなく「乳糖不耐症」のような体質になります。

この場合は話が変わってきますので、むしろ乳製品は抑えて
別の治療法を受けた方がいいですからね。

もしお子さんが単なる牛乳嫌いなら十分改善はできます。
なるべくなら小さいうちに改善しておいた方が楽ですからね。

直接飲まなくても口にする機会は多いものです。
生以外ならいけるというならそれほど心配することでもありません。

異種間の乳を飲むのはじつは人間だけなんですよ。
外国では牛乳のことを「飲むプラスチック」と言って
一切飲まないベジタリアンもいるくらいです。

それに栄養だけならチーズやヨーグルトなどの発酵食品を程ほどに食べればとれます。
100gあたりのカルシウム含有量はほうれん草よりも低いですからね。

あまりムキになって改善させることだけを考えすぎないようにしてくださいね。

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