【食育】嫌い・苦手・食べない子がパクパク食べる驚愕の育て方3つ

食事

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子どもに食べ物に興味・関心を持ってほしいと思いませんか?

  • 遊び食べがひどく、食べ物を粗末に扱われて困っている
  • 食わず嫌いや苦手なものが多い。もっと色々食べさせたい。
  • 食べることより遊ぶことに夢中であまり食べてくれない。
  • 食べることは素晴らしいことだと知ってもらいたい

過剰に食への興味がなくてもいいけれど、
せめて好き嫌いなく食べてもらえるようにはなって欲しいですよね。

そのために出来ることが
子供の中にある好奇心を刺激して興味関心を引き出してあげること

ということで
好き嫌いなく何でも食べてもらう子へ育てる3つの工夫」を紹介します。

食卓に並ぶ料理を食べてもらえるかどうかは、
食べ始める前の段階から勝負が始まっています。

この記事を読むことで
食べる子を育てられるのと同時にママ自身が後々子供に助けられるようになります

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食べてもらう子に育てる方法

料理を好き嫌いなく何でも食べてもらいたい=最終目標とするなら、
その手前にゴールへたどり着く過程が必要です。

なぜなら、ある日何のきっかけもなく好きになることはありえないから。

たとえば全く食べたことのない料理を出したとしても、
事前に料理に使われている材料のことを良く知っていたら安心して食べられます。
これは食材を知る過程を既に終えているからですね。

ですので、食べてもらえるようにするためには
食べてもらいたいものをあらかじめ知っておけばいいわけです。

食材に関心を持たせる

食べない子には食材に興味関心を持たせると食べる子へ育っていきます。

なぜなら食卓に並んだ食材が初対面ではなく、
調理される前の姿を知っていると食いつきが全然違うからです。

それに自分が選んだ食材や作ることを経験した料理、
よく知っているものならテンションも上がります。
なので

  • 食材に関する絵本や図鑑を図書館で借りて一緒に見る
  • スーパーで子どもに食材を選んでもらう
  • 食物狩りに行って、旬で生の果物や野菜をその場で取ったり食べたりする
  • ベランダで家庭菜園を一緒にする

そんな経験をさせてみてはいかがでしょうか。

「今日のトマト、さっき○○ちゃんが選んでくれたトマトだよ」
「このサツマイモ、この前泥んこになって掘ったおイモだよ」

会話を交えて材料のことを知るだけでも、出来上がった料理を前に
愛着がわいて残したくないと思うようになります。
すると、自分が関わった食べ物へのいたづらも減っていきます。

「食」と親しむお手伝い

食べ物に興味をもってもらうためには、直接触れ合ってもらうことが効果的です。
人間は知っているもの・見たことがあるものには興味関心を示す傾向があるからです。
すると食わず嫌いだったものも、口に運んでくれるようになります。

  • 食材を洗ってもらう
  • スーパーで子どもに選ばせる
  • お皿に入れてもらう

こうした食卓に並ぶ前の過程を一緒に体験することで
最後に出てくる料理の興味関心も段違いに向上します。

嫌いなきゅうりが食べられるようになったお話

どうしてもきゅうりが苦手な子がいて、
食卓のメニューに並んでも決して手をつけようとしません。

ある日、ママはスーパーで「美味しそうなきゅうりを選んで」
と子どもに「どのきゅうりを買うか」を決めてもらいました。

家に帰ったら
「○○君が選んでくれたきゅうりさん、お風呂に入れてあげようか」
といってタライに水を入れて洗ってもらいます。

最初はこわごわな手つきでしたが、一生懸命ゴシゴシ洗ってくれました。
そのあとママがトントンときゅうりを切るところを一生懸命みていました。

最後に「このきゅうり、お皿に入れてくれるかな」と
その子に最後の仕上げをしてもらいました。

その晩に変化は起こりました。
いつもなら見向きもしないきゅうりですが、
突然きゅうりを一枚取ってジーっと眺めています。

そしたら恐るおそるパクっと口の中に入れたじゃありませんか。
これには家族全員が驚きです。

過程を経験すると苦手が薄れる

その日はきゅうりを自分で選んだり、洗ったり、
お皿に並べていく過程をたくさん経験しました。

食卓に上がるまできゅうりと触れ合っていたことで
きゅうりへの抵抗感がなくなったのです。

食卓にあがるまでの、食材との触れ合いが多いほど抵抗感がなくなります。

3歳くらいになると、親のマネをして何かを切ったり、混ぜたりしたがります。
子どもにさせるとかえって時間がかかって大変と思うかもしれませんが、
もしママの気持ちに余裕があれば、少しずつお手伝をさせてみてください。

食材に直接ふれることで「食」への関心がぐっと上がります。

料理の手伝いでなくても

  • お箸をならべる
  • お茶碗を運ぶ
  • タイマーで時間を計ってもらう

といった簡単なことから手伝ってもらうだけでも十分効果的ですよ。

ぜひ、試してみてくださいね。

子どもに料理を手伝ってもらうコツ

子どもに料理のお手伝いをしてもらう場合、何をさせるかが重要です。
つい、料理の中のプロセスの一つを手伝わせたくなるかもしれませんが
その発想だとうまくいきません。

自分でやった方が早いし、時間がなくなってくると足手まといになってしまいます。

「今、この子の年齢でできそうなことは何かな」
と子ども主体で仕事を見つけてあげて下さい。

3~5歳の子どもなら

  • プチトマトやいちごのヘタ取り
  • 野菜をザルで洗う
  • もやしの根をとってもらう
  • カボチャのワタをスプーンでとってもらう
  • ゆで卵の殻をむいてもらう

などたくさんあります。

「取ったヘタはこの袋の中に入れてね」
「水をジャージャー出しっぱなしにしないで、野菜にお水がつかったら止めてね」
と一緒に生活のルールも教えてあげてください。

料理のお手伝いというと包丁をもちたがるかもしれませんが
その必要はありません。
包丁を使う以外の素敵なお手伝いはたくさんあります。

もし包丁を使わせるのであれば、
最初は食事用のナイフで切れる程度のものがいいです。

子どもが興味を見せた瞬間がベストタイミング

子どもは親のやっていることに興味深々なのですぐキッチンに来たがります。
来ないでといっても来たがります。
そこで邪魔されるくらいなら、そのタイミングで何かお手伝いをしてもらいましょう。

目的は「お手伝いではなく食材に触れて親しむこと」ですよ。
出来ばえにかかわらず、チャレンジしたその気持ちを大切にしてあげてください。

少しずつ色んなことにチャレンジさせておくと役割を広げることができます。
そうすると、小学生になる頃には子ども自身でも
御飯を炊くことができるようになっていきます。

子どもが自分でご飯を炊けると助かりますよ。

仕事で遅くなってしまったときなども、
電話一本で「ご飯炊いといて!」と言えばサッとやってくれて
帰りを待っていてくれます。

最初は大変かもしれませんが、後になってママが楽ができますよ。

まとめ

小さい頃から音楽に興味がある子は、
大きくなっても曲が流れると歌いだしたりリズムをとったりと
楽しい気分になるものです。

小さい頃から食に関心がある子は、食べることが好きで、
新しい食材や味にもチャレンジしやすいのではないでしょうか。

子どもに食べ物に関心を持たせたいなら、じっくり付き合ってあげましょう。
知らず知らずのうちに料理や食材に親しむことができます。

料理として並ぶ前に、たくさんの食材と触れ合う機会をもつと
きっと「食」のことが好きになってくれますよ。

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