【透明な鼻水】耳鼻科?小児科?病院に行くべきか迷った時のための症状別5つのチェックポイント

鼻水

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赤ちゃんが鼻水や鼻づまりが酷くて病院に行こうか悩んでいませんか。

  • 症状が鼻水だけでも病院に行った方がいいのか悩む
  • 5日程前から、クシャミと鼻水がずっと出ている
  • 透明な鼻水だけではなく、黄色いのが出ていて心配
  • 病院に行きたいが、どこの病院に行けばいいのか分からない。

めちゃくちゃ酷くはないけれど、何となくズルズルしていて
いつまで経っても治らないことってよくありますよね。

そんなとき
病院に連れていくのどうしよう
と迷うママも多いと思います。

ということで、
こういう症状が出たら病院を受診すべき」というポイントをお教えします。

病院といっても「◯◯科」とわかれていて
どこに連れていくのがベストかわかりづらいです。
そういうちょっとした疑問にもお答えします。

この記事を読めば
子どもの症状をみるだけで最適なタイミングで自宅療養でいいのか、
それとも何科の病院に行くのがいいか手に取るようにわかるようになります

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病院に行くかどうかを決めるチェックポイント

まずは症状と経過をよく観察して必要があればメモをとっておくと
イザ病院にいったときにお医者さんも的確な判断がしやすくなります。

これから挙げるような症状があれば病院へ連れて行ってあげてください。

  • 寝づらそう、寝ていても起きてしまう、咳が出るなどの症状がある
  • 鼻水の色が透明から色つきに変化した
  • 透明な鼻水でも長引いている、粘っこい鼻水になった
  • 透明な鼻水でも機嫌が悪い、耳を頻繁に触る
  • 鼻水が1週間以上も出つづけている

こうした症状がなければ一旦様子見で自宅ケアでもいいです。
しばらく家で出来る限りのケアをしてから病院へ行くことを検討しましょう。

鼻水の色の変化には注意を

透明なうちはただの鼻水なのでそこまで心配いりません。
透明な鼻水の時は菌がついていないので、
水分補給をしっかりしてあげることがポイントです。

ここから黄色や黄疸のようなものに変わってくると病院へ行って下さい。
ひょっとすると炎症を起こして膿が出ている状態かもしれません。
そのままにしておくとばい菌が耳に入って中耳炎を起こす可能性があります。

耳を気にしていないか

鼻水だけの症状であればまだ軽い症状の可能性も残りますが、
耳を触りだしたり掻くような素振りを見せるときは病院へ連れて行ってあげましょう。
もしかするとすでに併発して中耳炎の可能性があります。

膿がたまりすぎると切って膿を出す必要もあるので、
出来る限り早めの受診がいいですね。

長引くときはアレルギーの可能性もある

ズルズルした状態が1ヶ月以上続く場合は、アレルギー性鼻炎の可能性があります。
鼻水が透明な状態であっても、長期間に渡って鼻水や鼻づまりが
収まらない場合も必ず診断と検査も受けさせてあげてください。

ハウスダスト等の可能性もありますし、
空気中の成分に反応していることもあります。

こんなときは耳鼻科?と思うかもしれませんが、
その際は耳鼻科よりも、小児アレルギーを専門としている
小児科に行った方が的確な診断をしてもらえます。

もしくは病院によって小児アレルギー科というところがあります。

症状別で見極める最適な受診先を判断する方法

症状や状態によって行き先が代わります。
おもにお世話になるべきところは

  • 小児科
  • 耳鼻科
  • 産婦人科

この3つですね。
症状や月齢で最適な病院が変わるので順にご説明しますね。

小児科に行くべき症状

  • 38度以上の熱がある
  • 母乳やミルクを飲まない
  • 水分を嫌がる
  • 元気がない
  • 低月齢の赤ちゃん(3ヶ月未満等)

鼻水や鼻づまりと合わせてこうした症状があれば小児科です。
赤ちゃんや子どもの総合的病院的なポジションなので、
もしよくわからず迷うようなら小児科へ行くのが安心ですね。

ただし気をつけて欲しいのが、下手に連れていくとインフルエンザなど
周りから他のウィルスをもらってくる可能性があります。

病院へ行っても症状を和らげる程度の薬しかもらえないので、
元気がある場合は小児科もあまりオススメできなくなります。

完全予約制で一人ひとり個別に対応してもらえるところもあるので
出来るだけ隔離した状態で受診できる小児科を選びましょう。

耳鼻科に行くべき症状

鼻水だけや鼻づまりだけで済んでいるときは耳鼻科へ。
耳鼻科なら鼻水も家では取れない奥のところまで吸引してもらえます。

ただしがひどい場合は、小児科がいいです。
なぜなら耳鼻科では呼吸の音を聞いてくれないからです。

ほら、耳鼻科にいったときを思い出してみてください。
服をめくって聴診器当てたりとかってしませんよね。

風邪のような内科の疑いがあるときは耳鼻科じゃフォローしきれないことを
知っておいてくださいね。

新生児は産婦人科

新生児期の頃は病気の疑いがあれば全て産婦人科でいいです。
出産されたところへ問い合わせをしてみましょう。
症状などを伝えて的確な判断をしてくれます。

新生児期は薬も飲めませんし、
扱い自体が非常にデリケートで難しいことばかりです。

普通の診断もままならない時期に何かあっては危険なので
鼻水や鼻づまりに限らず「異変があれば産婦人科」とおぼえておきましょう。
1ヶ月検診を無事に終えてからが小児科の出番です。

病院へは行かずにホームケアで済ませる方法

赤ちゃんが元気なら無理に病院に行く必要はありません。
小児科に行って違う病気に感染しては意味がありませんからね。

自宅でもケアできる部分ですので、
これらを試して赤ちゃんの苦しさを緩和してあげてみてください。

鼻水をこまめに吸って出してあげる

ママ鼻水トッテのような鼻水吸引器で吸い出してあげるのがおすすめ。
これだけでも赤ちゃんは少し楽になれます。

息苦しそうにしているのを見るのも辛いですからね。
体内から追い出そうとしているを取り除いてあげてください。

間違えても昔のように直接口で吸わないでくださいね。
ママも菌を取り込んで一緒に病気にかかってしまいますから。

加湿を充分に、水分補給もたくさん取らせる

湿度と水分は大切です。
鼻通りを良くするには適度な湿度が効果的だからです。

鼻水は体の水分も徐々に奪っていってしまいます。
下痢のときと同じように水分を取らないと脱水状態になってしまいますよ。

月齢にもよりますが、飲めるなら「水」「湯冷まし」「お茶」
不要なカロリーもなくおすすめです。
母乳を飲ませているならそれでも十分水分はとれますよ。

寝かせる時は上半身を高くする

少し傾いた状態で寝ると鼻水が奥へ逆流しにくくなります。
なので段差をつけて上半身をわずかに傾かせてあげてください。

使う物は枕でもいいのですが、おすすめはバスタオル。
適度な大きさに折りたたんだり丸めたりして上半身に挟んであげてください。

ヴィックスヴェポラップを使用する


鼻づまりやくしゃみ・風邪の諸症状の緩和に役立ちます。
小さいお子さんからお年寄りまで使えて、
赤ちゃんの場合だと生後6ヶ月から使用することができます。

寝る前は鼻と口に薄く塗ってあげてみてください。
このとき寝る直前に塗るのじゃなくて
就寝30分前くらいに塗ってあげるのがオススメです。

ヴィックスヴェポラップの効果がでてきて、
寝付きが良くなってくれますよ。

医薬部外品なので病気を治すわけじゃないのですが、
飲み薬が苦手な子にも使えますから便利ですよ。

市販の子供用鼻炎シロップを飲ませる


生後3ヶ月から飲ませることができる薬もあります。
普通の鼻水・鼻づまりにはもちろん、アレルギー性鼻炎にも効能
明記されているものもありますね。

他にも喉の炎症・痛みも緩和してくれます。

こっちは薬になるので体に何らかの影響があることもあります。
ですので、記載されている用法・容量・注意点を必ず守ってくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

赤ちゃんはちょっとした気温差、ホコリなどでも鼻水が出やすいものです。
あまり深刻に捉えず、部屋の温度や湿度、ホコリなどに気をつけてください。

鼻水が出ていても機嫌がよくてミルクもよく飲んでよく眠れているのなら
すぐに病院へ行く必要はないです。

熱などの症状がないのに病院に連れて行くと、長く待たされたり、
他のウィルスを移される可能性もあるので、
病院に行くのをためらってしまいますよね。

「病院行くまでもないかな」とママ自身が判断しているのであれば、
それはきっとさほどひどくもない状況かもしれませんね。
その場合は、ホームケアで様子をみてはどうでしょうか。

ホームケアでも改善されない場合は、病院を受診しましょう。
原因がはっきりした方が、適切な薬で最短の治療ができます。
それが一番子どもの負担を少なくすることができますからね。

子どもによっては鼻水が出たらすぐに中耳炎になる子もいます。
そういう子の場合は一刻もはやく病院へあげる判断が必要です。

お子さんのクセや特性を掴んでベストな対処法をとるのが一番ですね。
難しいお話にはなりますが、日々赤ちゃんを見続けているママなら
きっとできるはずですよ。

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