【子供が手を繋いでくれない】どんな子もたった1ヶ月で手を差し出してくれるための3つの対処法

成長・発達

手をつなぐ,子ども
子どもが手をつないでくれなくて悩んでいませんか。

  • 車や自転車とぶつかるのではないかとヒヤヒヤ
  • 保育園や幼稚園で周りの子が仲良くつないでいるのをみると悲しくなる
  • 目的地にたどり着くまでに時間がかかる
  • 手を離したり振り払ったり、やイヤ!と言ったりする
  • 手をつなごうと言っても無視される

手をつないでくれないと周りに危険もいっぱいあるし
親子関係が上手く行っていないようにも見えて不安になりますよね。

ということで今回のテーマは「手をつなぐ」こと。
実は1歳半くらいのお子さんをもつ悩みの中では
手をつないでくれないと悩むママがダントツで多いのです。

なぜ、手をつないでくれないのか。
それは
まだ手をつなぐことの重要性を認識できていないから

かといってこのまま手をつないでくれないままだと

  • 外で急に道路に飛び出して大惨事になる
  • 段差や高所などの危険なところも一人で歩こうとする
  • どこかにお出かけしても制御がきかない

こんな危険なことばかりが待ち構えるばかりです。
この記事を読めば
手を大人しくつないでくれるように育ち、危険なところでも一緒に誘導できます

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「外では手をつなぐ」ことを教える

外が危険、手を繋がないと危ないことをまったく認識していないので、
教えていくところからはじめてください。

できれば歩き始めた直後からがおすすめですけど、
おそらく既にお子さんは歩いている方が大半ですよね。
それならこれからでも大丈夫。

最初は理解してというのは難しいですけど、
お出かけするときは手をつなぐんだよ」と
しつこくしつこく何回も言い聞かせてあげてください。

そばで見守る時期も必要

歩くことが上手になって慣れてくると外の刺激をいっぱい受けます。
すると『お外って素晴らしい!』モードになっていきます。

それこそ急にしゃがんで落ち葉を拾ったり、
道路の端にある草木を触りに行ったり、公園に入ろうとしたり、
人が近寄ってきて親の足にしがみついたり。

おそらくあなたも何かしら経験しているんじゃないですか。
これは歩くことに慣れて外にも意識が向くようになった証拠でもあります。
成長を喜ぶ一方で手間暇がかかったり危険なことが増えたりで大変ですよね。

ほら、子どもって興味がひかれた事があると、
瞬間的に集中する力が強いじゃないですか。

逆に周りが一切見えなくなって他のところに注意がいかなくなります。
もうこれは子どもの特性ですよね。

なので、多少は見守ってあげる時期があってもいいです。
自由に興味があることを思うようにやりたいときになったのです。

時間や日々の親の都合もあるので、何でも野放しにはできませんが、
許す限りいろいろなことを経験させてあげてくださいね。

小さな目標を立てて慣れさせていく

「○○から△△」まで手をつなごうと、短い距離に挑戦してみます。
最初はほんのちょっとで大丈夫です。

何回も繰り返し手をつなぐ経験をさせていくと
お外を歩く時は手を繋がなきゃいけないんだ」と、
行動を理解するのと同時に自分の欲求を抑えられるようになっていきます。

つまり決まり事を守って「このときはこう!」みたいなものを
少しずつでも吸収して理解していってくれます。

これは手をつなぐだけじゃなく、食事のときはエプロンをつける
手を洗う、いただきますを言うなどのようなことも同じことですよね。

じつは今までの子育てでやってきていることなんですよ。
今回もきっとできますから、焦りすぎずじっくりいきましょうね。

嫌がって離したら帰宅という約束をしてから出かけてみる

手を嫌がって離したら帰ることを約束してからお出かけします。
そこで手を離してしまったら本当に帰宅します。
これを繰り返していけば、手を離す=帰るとおぼえてくれます。

おさんぽ行くから「お靴はこうね」と声かけておきます。
いざドアを出るときにもう一度、

「お手手をつながないと外は歩けないよ」
「手を離したらおさんぽ終わりね」

と話しておきます。
そしていよいよ手をつないでスタートです。

どこかで手を離そうとしたら、
お手手離すならお家に戻るよ」と言って引き返します。

玄関からエレベーターまでしか行けず、戻ったこともあります。
行きたい!と泣くので、もう一度約束させて出かける。
これの繰り返しを何度もすると時間はかかりましたけど覚えてくれました。

でもまだ約束の意味がわからない子には使わないでくださいね。
ある程度言葉の理解ができる1歳半くらいが目安になります。

でないと、まだまだ自分のしたことと行動の理解が追いついてこないです。
継続していれば意味はわからなくても覚えてくれますが、
それでは本当の意図をわかっていないので効果も薄いです。

特に双子のお子さんをお持ちの方は手をつなぐ行為が死活問題になります。
二人同時に歩いて出るときは、必ず手をつないでいけるようにしましょう。

知育DVDで覚える


映像なら子どももすんなり見てくれることが多いです。

出かける時は手をつなぐ
出かける時は帽子をかぶる
などを歌とキャラクターで覚えることができます。

こどもチャレンジで人気のしまじろうシリーズや
サンリオのキティちゃん、シナモンなどのキャラクターものだと食い付きがいいです。
親のいう事は無視でもキャラクターのいう事は聞いたりもしますよ〜!

ここでDVDを買うというのもひとつの方法なんですが、
実はこれらの知育系DVDは「Amazonプライムビデオ」の中でも配信されています。

Amazonプライム会員なら1年間で3900円なので、
いくつも見るならDVD買うより安上がりですよ。

未登録の方でも30日間は無料なので、
30日の間に全部見て解約でもいいです。
お子さんが気に入って何度もみるならその間に検討すればOKですね。

おむつが安く買えるので既にAmazonファミリー会員の方もいるかと思います。
そういう対象の方はAmazonプライムビデオも当然追加費用なしで見れるので
この機会にフル活用しちゃいましょう。

それでもうまくいかないときは

子どもはまだ言葉を話せなくても
自分の親は何をしても最後には絶対自分を受け止めてくれる
ということを潜在的に感じているところがあります。

だから少しでもイヤな事、主張したいことがあったら
こちらの都合もおかまいなし、考えなしにぶつかってくるんです。
これってそれだけ心を許しているという証拠ですよね。

自己肯定感という言葉があります。
自分には価値がある、
自分が存在していてもいいんだと自分で自分を認められることを言います。

生きていく上で非常に大切な心の部分ですが、
ここを育むには常に自分を認めて受け止めてくれる存在が必要です。
その役目を果たすのが親であり、あなたなんです。

なので、子どもがうまくいかなくても最後の最後まで
子どもの味方をしてあげてください。

たとえ手をつなげなくても「あなたのことが大好き」と言える親なら
子どももそんなママに安心して一歩踏み出していけます。

ですので、今回うまくいかなかったとしても「諦めないでください
何度も続けていればきっと通じます。
それまであなたが頑張れるかどうかにかかっていますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回のお話をまとめておくと

  • 手をつなぐ必要があることを教える
  • 手を離したら帰宅することを徹底する
  • 知育DVD や Amazon プライムビデオを使う

こんな内容でお伝えしてきました。
手を出してくれるのは物理的だけじゃなく心と心の繋がりでもあります。

お子さんとしっかり心のつながりを育んでいけば
手もおなじようにつながってくれるものです。

そのために必要なことは「自己肯定感」を伸ばしてあげること。
ママが子どものすべてを受け入れてあげる姿勢が必要です。

これって大変ですよね。
だって自己犠牲の塊のようなお話ですから。

でも、それが子どもを授かった親のお仕事でもあります。
子どもが何か新しいことを出来るようになるには親のサポートが必須です。
そこを投げ出してすぐ解決する方法なんて役に立ちません。

もちろん辛いこともいっぱいあります。
ただそれ以外に楽しいこともいっぱい待っています。

あとで振り返ったときにあのときこうしておけば良かったなと
後悔しないためにも、いまを全力で支えてあげてくださいね。

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