【授乳中】薬を飲んでも大丈夫?服用前に気をつけたい5つのポイント

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授乳中に薬を飲んでもいいか悩んでいませんか。

  • 風邪を引いてしまって風邪薬を飲んでもいいか悩む
  • 漢方薬なら副作用もないから安心だよね?
  • 薬を飲むと絶対に断乳しなければいけませんか

授乳期間中に薬を飲むと赤ちゃんに伝わって何かありそうで心配ですよね。
といって薬無しの治療では出来ることも限られてきてしまいます。

最近の流れでは授乳期間の薬の服用はそこまで影響を与えない結果もあり
基本的には大丈夫なのですが、お医者さんや薬剤師さんには相談したほうがいいです。

ということで
授乳中に薬を飲むときの知っておいてほしい5つのポイント」を紹介します。

絶対に守ってもらいたいことは
素人判断で勝手に決めつけないこと。

医療関係のお話は専門家に頼るのが一番です。
日本の医療は長寿大国と言われるだけあって世界的にみても優秀な部類です。
むやみに疑いすぎると反対に苦労してしまいます。

この記事を読めば
赤ちゃんの影響を最小限に抑えて、授乳も継続できるコツを知ることができます

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薬を服用するなら知っておきたい5つのポイント

かぜなどで市販の薬を購入したり、医師に薬を処方してもらう場合、
医師や薬剤師には必ず授乳中であることを伝えてください。

なるべく母乳への影響が少ない種類の薬を処方してもらうように
してもらうといいです。

赤ちゃんの影響を考慮する

特に赤ちゃんがまだ新生児だったりアレルギー体質の場合には特に注意してください。
薬を服用したことによる反応や影響が敏感に現れやすいです。

歯科治療で使われる麻酔薬やインフルエンザの治療薬として注目されていた
タミフル」は授乳中の服用でも大丈夫と言われていましたよね。

けれど研究が進み「タミフル」は結果的に害があるものと認められました。
授乳中に限らずタミフルを服用することは危険な副作用を伴います。

脳症被害者の会が立ち上がるくらいですからね。
その影響度は非常に大きいものがあります。

薬害タミフル脳症被害者の会

他にも各種予防接種も基本的には問題ないと言われていますね。
ただこれらを服用するときでも同様の注意が必要です。

基本的にはお医者さんに見てもらい
授乳中であることを伝えて処方される薬を服用するようにしましょう。

母乳を飲ませてはいけない薬のときでも搾乳を

薬といっても幅広いですが、種類によっては母乳から出る成分に含まれると
赤ちゃんへの悪影響が大きいです。
すると、どうしても母乳を飲ませてはいけないケースもあります。

そんなときは完全に母乳をやめるのではなく、
ママ自身が3時間おきに搾乳をするようにしましょう。

そうしておけば、薬の服用期間も終了して母乳を再開したとき
赤ちゃんにスムーズに飲ませることができます。

ここで何もしていないと詰まりやしこり、
おっぱいケア不足で乳腺炎になったりする可能性が出てきます。

薬の効果が切れるのは3時間

一般的に薬は飲んでから30分の間に血液を通して体内で働きます。
そして約3時間でその効果は低下します。

ただ、薬の種類によって多少持続時間や即効性は前後します。
簡単に覚えておいて欲しい目安が今回の30分~3時間程度です。

産後の早期なら薬の服用は授乳後30分以内にし、
授乳前にはたまっている母乳を搾乳して薬の成分を出してから
赤ちゃんに飲ませるようにしましょう。

産後2~3ヶ月以降なら、授乳直後の服用が理屈に合っています。
授乳間隔もお子さんによっては少しずつ開いてくるタイミングですからね。

また、薬によっては母乳の味が変化し赤ちゃんが母乳をいやがることがあります。
何かしら悪影響があると感じたら母乳からミルクへ一時的に切り替えることも
考えてあげてくださいね。

漢方薬は必ずしも安全とはいえない

薬の副作用を心配して、漢方薬を選択するママもいますよね。
でも、ちょっと待って下さい。
必ずしもすべての漢方薬が授乳中のママの体に安全というわけではありません。

たとえば便秘薬の漢方薬ではセンナ大黄(ダイオウ)といった薬を使います。
これをもしママが服用すると母乳から成分が赤ちゃんに伝わって
赤ちゃんも下痢を起こすことがこれまでの観測から明らかになっています。

こうしたハッキリとわかっているものは
ママが服用するのは避けておくべきものだとわかります。

ただ、だからといって他の漢方薬も危険とは言い切れないのです。

どういうことかというと
普通の薬と同じく漢方薬は立派な医薬品扱いです。
このため効果・効能を謳うこともできますし薬事法の制限にもかかります。

つまり名前は違えど薬は薬ということです。
そして漢方薬に限っては市販の薬や先端医学のような研究が
あまり進んでいないという現実があります。

なので、安全とも危険とも言い切れない自体になっているものが多いのです。
お医者さんや薬剤師さんでも人によって言うことが変わるくらいです。
どれを信じたらいいのか、またどれが正しいのかもわかっていません。

もし服用するときはかかりつけのお医者さんに相談するなどして
利用上の説明もよく読んでください。
当然授乳中に飲んではいけないものがあるので注意が必要です。

日ごろの体調管理にも気を配る

結局は薬に頼らない健康な体を維持することが一番の得策ではあります。
妊娠・授乳期間は赤ちゃんとママはつながっているようなもの。
となれば日々の生活や体調管理に気を配ることも大切ですよね。

風邪などにかかりやすい時期であれば、
うがい手洗いはもちろん、湿度や部屋の環境にも気を配ったり
人混みを避けたりといった一般的な対策でも十分効果があります。

なるべく薬を飲まなければいけない環境に身を置かないようにして
栄養と睡眠を取ることが大事です。

赤ちゃんが幼い頃は慌ただしく現実的には難しいことも多いはずです。
けれどママが体調不良になってしまっては他のこと全てに影響が出てしまいます。

赤ちゃんのことを守りたいと思う気持ちが強い方ほど
ご自身の体を守ることを優先的に考えていくことが必要なんですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
薬を飲んでいいかどうかの判断は私達素人にはできません。
となると最後に頼るべきはお医者さんになってしまいます。

基本的には多少の薬であれば大丈夫です。
ただ本当に大丈夫か?と聞かれると答えられません。

いまちょっと調子が悪い
もう薬を既に飲んでいる
元気だけどイザ薬を飲むことになったら気になる

いろんな環境があるかと思いますが、
もっとはじめに見つけておくべきは良いお医者さんです。

悪いお医者さんというと言葉は悪いですが、
あなたにとって相性の合わないお医者さんは当然います。

それに処方が違っていたり、いくつか可能性がある中の
どちらかわかりにくい時の判断が合わなかったりもします。

お医者さんだってプロではあっても神様じゃありませんからね。
それでも素人判断で市販薬を飲んだり、
漢方薬を選んでしまうよりは確実に良い方向へ向きます。

たとえば飲んでも大丈夫かどうかを気軽に相談できるお医者さんが
近くに一人いてくれるとほんとうに安心ですよ。

毎回同じところで診てもらっているとカルテの情報も蓄積していきます。
最初はイマイチでも徐々に最適化していってくれるのです。
早いウチからかかりつけのお医者さんは見つけておくことをおすすめします。

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