【基本】赤ちゃんが泣いたら最初に確認したい6つのチェックポイント

お世話・ケア

赤ちゃんの涙
赤ちゃんは毎日しっかり泣いていますか。
泣くのは自分の不快をママに伝えているからです。

じゃあ、赤ちゃんは何が原因で泣いているのでしょうか。

既に育児慣れしているママならともかく、
まだまだ新米ママにはいきなりわかりませんよね。

ということで、
赤ちゃんが泣いているとき、最初にチェックしたい基本編をお届けします。

既に何ヶ月も育児をしているママにとっては当たり前。
でも、出産を控えていたり、産まれたばかりといった
まだまだこれからのママには絶対知っておいて欲しいトコだけ紹介します。

事前に知っていると、イザ本番のときもここからチェックしてみることができますよ。

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チェック1:おっぱいやミルクは足りていますか。

赤ちゃんが泣いたら、まず最初に確認したいのはおなかのすきぐあい。

特に生後2~3カ月ぐらいまでの赤ちゃんは胃が小さくていっぺんに十分な量を飲めません。
すると、すぐにおなかがすいてしまいます。

ですので、出来る限り授乳した時間を記録してみてください。
だいたいの授乳間隔もつかめてくるようになりますよ。

新生児期なら2時間もすれば次の授乳が来るつもりで。
ミルクならお腹持ちもいいので、3時間はあけることになります。

おっぱいやミルクにむしゃぶりついて満足げに飲むなら空腹が泣いていた理由です。
成長するにつれ、

「顔をママの胸にこすりつけて泣く」
「口に指をくわえて泣く」

など、独自のサインを発する子もふえてきます。
泣くだけがお知らせではないので、見逃さないようにしてくださいね。

チェック2:おむつは清潔になっていますか。

泣き始めたら、おむつがぬれていないかどうかの確認も忘れずに。
布おむつの場合は、より直接的に不快を感じますからね。

紙おむつでもうんちがちょっとやわらかめだったりすると、
おしりが気持ち悪くて泣くことがありますよ。

確認はおむつを横からのぞいたり匂いで。
おしっこのときは前から触るだけでも重さでわかります。
これも慣れればすぐ判断がつくようになりますよ。

特におしっこやうんちの回数が頻繁な低月齢のころは、
ちょっとおしりがひんやりすると泣きだしたりします。

肌トラブルの原因にもなりますから、おむつがえはこまめにしてあげましょう。
新生児期だと1日で10回くらい交換することになりますね。

チェック3:室温の調整は暑すぎず寒すぎないですか。

人間にはどんな環境でも一定の体温を維持できる機能が備わっています。
でも、赤ちゃんは体温調節機能が非常に未熟です。

体温調節機能は体の発達でも成長に時間がかかる部分です。
最低限機能してくるには約8ヶ月程度の成長が必要です。
大人と同程度の調節ができるには3歳くらいまでかかります。

そのため暑さ・寒さにも大人ほどスムーズに対応できず、不快を強く感じます。

もし、背中などに汗をかいて顔が赤くほてっているようなら暑すぎます。
反対に顔が青っぽく手足が冷たいようなら寒すぎです。

洋服や布団の枚数・エアコンの利用などで
気持ちよく過ごせる環境をととのえてあげましょう。

赤ちゃんの快適な室温は約26度ですから、エアコン温度の目安にしてください。

チェック4:眠くなっていませんか。

赤ちゃんは、眠いのにすんなり眠りに入っていけないことが頻繁にあります。
ひとりでうまく寝られないので、「眠くなってきたよ~
ということを泣いてママに知らせます。

おとなだと当たり前のことがほとんど一人じゃできないのが赤ちゃん。
何かひとつするにもお手伝いが必要なので覚えておいてくださいね。

  • 「目をこする」
  • 「耳をポリポリかく」
  • 「顔をひっかく」
  • 「頭をかく」

などを伴うことも多いので、慣れてくると比較的わかりやすいです。
もし、こうした動作が見られたら「眠いのかな?」と疑ってみてください。

寝室を暗くして、うまく眠れるようにゆったりした気持ちで
寝かしつけてあげればすぐ泣き止んで眠ってくれますよ。

チェック5:痛いところやかゆいところはありませんか。

体をぶつけたり、転んだり。
はいはいなどで動き回るようになった赤ちゃんにはケガがつきものです。

小さいとぱっと見ただけではわからないかもしれませんね。
ふと目をやると小さな切り傷やかすり傷ができていることもあります。
ちょっと手を動かした際に皮膚をひっかけて切り傷になっているとかよくあります。

おおまかでもいいので、さっと体全体を見てチェックしましょう。

また、「かゆみ」にも要注意。
服の素材がチクチクするなど思わぬ原因もあるので、見のがさないようにしたいものです。
新生児期は綿100%の素材で、柔らかいものを着せてあげてくださいね。

ほかにも皮膚トラブルによるかぶれやあせももあります。
赤くなっているところやできものがないかも合わせて見てあげてください。
気になるところがあれば、小児科や皮膚科で診察を。

チェック6:熱はないですか。ごきげんにしていますか。

「いつもと違ってグズグズが続くなぁ」とママが気がかりに思うときは、
体調をくずしていることも考えられます。

  • ふだんより元気がない
  • なんだかぐったりしているように見える
  • うんちの色やおしっこの量がいつもと全然違う

などという場合は、体温をはかり、注意深く赤ちゃんの様子を観察しましょう。
赤ちゃんは体調が悪いとき、行動力が一気に落ちます。
何というか、自分でエネルギーの消耗を抑えるような感じです。

普段元気いっぱいに声を出したり、動き回る子だとわかりやすいんですけどね。

熱やせき、鼻水などの症状が見られるようなら病院へ。
ほうっておくと危険な病気が隠れていることもあるので、早めに行動しましょう。

まとめ

ザッと6つのチェックポイントを見てきました。
ここでもう一度おさらいをしておきましょう。

  • おっぱいやミルクは足りていますか。
  • おむつは清潔になっていますか。
  • 室温の調整は暑すぎず寒すぎないですか。
  • 眠くなっていませんか。
  • 痛いところやかゆいところはありませんか。
  • 熱はないですか。ごきげんにしていますか。

もちろんこれ以外にも赤ちゃんが泣く理由はいっぱいあります。
それでも、よくある基本的なポイントは上記で十分抑えていますね。

あとは成長に合わせて泣いている種類を見極めていくしかありません。
そのために必要な情報はこのブログでどんどん紹介していきます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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