【生後6ヶ月未満】赤ちゃんの便秘を自宅で手軽に解消させるための9つの工夫

便秘

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赤ちゃんの便秘に悩んでいませんか?

  • 出てないとお腹も張るので気持ち悪くなり可哀想
  • 赤ちゃんの便秘ってどうやったら改善できるのか分からない
  • 便秘が酷く、処方薬が無くなるとまた便秘復活してしまいました
  • 浣腸綿棒を毎日してクセにならないか心配

苦しそうに力んでいる姿をみると可哀想ですよね。
なんとかして出してあげたくなります。

なぜ、赤ちゃんの便秘が心配なのか。
それは
お腹が張って赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうから

ということで
自力排泄を促して赤ちゃんの便秘を改善する方法」を紹介します。

この記事を読むことで
赤ちゃんの便秘が解消されて、日々の心配もなくなるのでママもスッキリできます

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赤ちゃんの便秘を解消する方法

便秘を解消させるための基本は「食事療法」と「生活習慣の改善」により、
腸内環境を整えることが大切です。

まだ自力で体を動かすことができない赤ちゃんには
マッサージや体を動かすことが非常に効果的です。

これらは便秘解消になるだけでなく、
赤ちゃんとのスキンシップも取れるので一石二鳥。

赤ちゃんの体はとってもデリケートです。
マッサージや運動をする時は、力を入れずに優しくゆっくりと行ってください。

お喋りをしたり、歌を歌いながらすると、
赤ちゃんもリラックスして楽しい気分になりますよ。

便秘解消のための自力排泄を促す方法

便秘対策には赤ちゃん自身の腸の働きをよくしてあげることがポイント。
お腹の働きが活発になればその分改善の1歩になります。

最後は自分で出してもらうしかありませんからね。
赤ちゃんが排泄しやすい状態を作ってあげましょう。

『の』の字マッサージ

赤ちゃんを仰向けにする。

保湿クリームやベビーオイルを手につける。

おへそを中心に手のひらで『の』という文字をかくようにマッサージします。

血行が良くなっているお風呂上りにやってあげると、
腸への刺激も伝わりやすく効果もアップします。

便が腸の出口へ移動するように刺激をしてあげる感じです。

授乳後などの満腹時はやめておいてくださいね。
溢乳する可能性もアップしてしまいます。

お尻の穴のマッサージ

肛門を指で刺激してあげることで便意を催すようにします。
ほら、思い出してみてください。

大人もトイレのウォッシュレットとかで肛門を刺激すると
急に便意を催してきたりすることってありませんか。

赤ちゃんも同じで肛門を刺激されると出しやすくなります。

赤ちゃんを仰向けにする。

赤ちゃんの両足を片手で持ち上げる。

肛門のまわりを軽く親指の腹で指圧していきます。

お尻の刺激は嫌がる子もいるので無理は禁物ですけど
ぜひ、試してみてくださいね。

足の屈伸運動

体を動かす運動も、腸の運動を促してくれます。
特に下肢の運動は良いですよ。

やり方もかんたん。

赤ちゃんを仰向けにする。

赤ちゃんの両足の裏を持って、屈伸運動をさせます。

たったこれだけですから毎日できますよね。
後々の歩く練習にもつながっていきますよ。

自転車こぎ運動

屈伸とほとんど同じで足の動きが違うだけです。

赤ちゃんを仰向けにする

両足を持った状態で、片方の足を曲げ伸ばしをする。

左右を交互に繰り返し行う。

これも歩くための練習になりますよ。
お風呂上がりとかにやってあげてみてくださいね。

うつ伏せ

首がすわっていれば、少しうつ伏せにして遊ばせます。
腹筋とかにも力がはいるのでお腹の筋肉を動かせます。

ただ、うつ伏せ寝にしてる間、たとえ寝返りができても
自分で仰向けに戻れない内は目を離さないようにしてください。

同時に首すわりの安定にも役立ってくれます。

お腹を温める

便秘解消といえばお腹を温めてあげること。
赤ちゃんにも当然効果があるので、毛布などで温めてあげると
お通じもよくなってくれます。

これだけでどうにかなるものとは言えないので、
他の方法と併用して行うのが効果的ですね。

早寝早起き

早寝早起き
なぜなら腸の働きは自律神経のうち副交感神経
優位になっているときに活発になるためです。

生後4ヶ月くらいになると体も昼夜の区別が付いています。
副交感神経が働く夜間には消化器官が活発に動くので、
早寝・早起きをして、夜の睡眠時間を長くなるようにします。

また、生後4ヶ月頃から成長ホルモンの分泌も盛んになってきます。
成長ホルモンは主に夜間の睡眠中に盛んに分泌されるんです。
そのため、夜の睡眠はタップリととれるようにしていく方がいいですよ。

朝を早く起こさないと早寝しません。
そのためにも15時以降の長いお昼寝は避けた方が良いですね。

水分を多めに取る。

大腸では水分が吸収されますよね。
体内の水分量が少ないとより便から水分が吸収されるので、
便が固くなることで便秘になってしまいます。

脱水症状を起こすほどではなくても、
赤ちゃんは成長とともに授乳回数も減ってきます。
気温も上がってくると、発汗で体内の水分を失いやすくもなります。

母乳に比べるとミルクは意外と水分量が少ないです。
大切な授乳の妨げになるほどガブガブと大量に水分補給をすることはないですけど、
授乳と授乳の合間に白湯やお茶などを赤ちゃんが飲む分だけ飲ませてあげてください。

大人より赤ちゃんは発汗量が多いんです。
なので、大人では汗もあまり出ずに心地よいくらいの暖かさでも
実は赤ちゃんの発汗が多いということもあります。

便秘対策ででもですが、健康に育つためにも水分補給は重要ですよ。

それでもダメなら綿棒浣腸

かなり効果的な方法です。
何日か便秘が進んでしまうと出しにくくなるのでやってみてください。

オムツはお尻の下に敷いたまま行う。

赤ちゃん用綿棒は固すぎるので、普通の綿棒で行う。

オリーブオイルやベビーオイルを綿に染み込ませる。

綿の部分が隠れるくらいまで肛門に入れる。

入れたら、円を描くようにクルクルと回して下さい。

1.綿棒浣腸をしている間にウンチが出ることもあるためおむつを敷いておく。
2.棒の部分までとか、奥には入れ過ぎないように。

あとは背中側を押すように少し力を入れてあげると出しやすくなります。
これは肛門の背中側に便意を催すツボがあるから。
回しながら綿棒を出し入れしてみるのも効果的ですよ。

赤ちゃんが力んだところで刺激を与えてあげると
同時に踏ん張って出してくれることもよくあります。

気をつけておいてほしいこと

赤ちゃんは粘膜も柔らかいので傷付きやすいので、
1日に1~3回くらいまでにした方がいいです。

クセになるのでは?と心配する方も多いですが、
綿棒浣腸がクセになることはありませんから安心してくださいね。
腹圧が弱い赤ちゃんのサポートと思って大丈夫です。

酷いときは病院に行くことも考慮して

「便秘で病院?」って思わないでくださいね。

便秘の間隔は赤ちゃんによって違うので、
何日間出なければ病院へ行くという明確なものはありません。

ですが、お腹が張って苦しそう、ミルクを飲まない、
など普段と様子が違うと思う場合はできるだけ受診した方が良いです。

元気そうでミルクもよく飲むなら、5日ほどなら様子を見ても大丈夫でしょう。
それ以上になるとさすがに心配なので小児科で診てもらったほうが安心です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

赤ちゃんはまだまだ腹圧が弱いので、力もうとしてもその力が弱いです。
なので出しやすい環境を整えてお手伝いしてあげることも必要です。

ねんね期の頃から便秘気味になる子はたくさんいます。
寝ているからといって体を動かさないのもよくないですからね。

それに離乳食を始めるとウンチが固くなるのはよくあることなんです。

ミルクを飲む量が減って、水分不足から便秘がちになりやすい時期です。
内臓機能もまだ未熟な為、下痢や便秘になりやすいんですね。

今回紹介した方法は一つだけじゃなくて組み合わせて使うと効果UPです。
1日のリズムの中でどこかに入れてあげて、日々継続して行ってみてください。

すぐ効果が出る子もいれば、徐々に改善していく子もいます。
何もしないと良くならず薬に頼ってしまうようなことになるので
ママも赤ちゃんの便秘と戦ってあげてくださいね。

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