【咳・熱・嘔吐】子供が風邪を引いた時に医者も使う3つの対処法

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子供が風邪をひいてしまって悩んでいませんか。

  • 熱がなかなか下がらなくてどうしたらいいかわからない
  • 鼻水や咳がずっと続いているけど大丈夫なのか心配
  • この前寒いところに連れ出してしまったからと自分を責めてしまう

子供が風邪を引いてしまうと自分のせいだと思ってしまいますよね。
熱や咳、鼻水の症状があると余計に心配になります。

なぜ、風邪がすぐ治ってくれないのか。
それは
風邪に特効薬が存在していないから

ということで
子供が風邪を引いたときに取れる最善策」を紹介します。

残念ながら風邪に対する有効手段は予防以外ありません。
一度ひいてしまったら自己免疫機能で治すしか方法がないのです。

この記事を読めば
風邪をひいたときにどうすれば最速で治していけるかが手に取るようにわかります

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風邪の正体

赤ちゃんは産まれてくるときにママから免疫力をもらって産まれてきます。
でも、生後 6 ヶ月も過ぎるとその免疫力の効果もなくなってしまいます。
すると風邪などの感染症にかかってしまうことになります。

ここまではよく聞くお話ですね。

そして、風邪とは熱や鼻水、咳が出る、食欲がなくなって
下痢や嘔吐する状態の総称で「風邪症候群」と呼ばれるものになります。
これが風邪の正体ですね。

つまり、風邪とは症状から見た状態のことを差しているわけです。

風邪をひく原因は病原微生物

風邪の原因は 80 〜 90 %がウイルスで、残りの 10 〜 20 %は
細菌やマイコプラズマなどの病原微生物です。

なので、いくら寒い格好をしていたとしても
気候の変化が激しいところに出かけたとしても
病原微生物が存在しない限りは風邪にはなりません。

ですので、子供が風邪をひくのはママが悪いわけじゃありません。
お子さんが病弱だからでもありません。
ましてやきちんとケアをしなかったからでもないんです。

子供はどの子も軽い感染症にかかりながら少しずつ強くなっていくものなのです。
そうすることで季節がめぐるたびに熱を出す回数も減っていきます。

冬になると風邪が流行するのは、空気が乾燥しているからです。
乾燥していると病原微生物が活動しやすい環境になるのです。
だから冬になると風邪が流行するというわけですね。

風邪を引き起こす病原微生物の数は数百種類にもおよぶ

ウイルスだけでも数十〜数百種類の型があるので、
風邪をひいたからといって原因を特定するのはほぼ不可能です。
そのため

「風邪の特効薬は存在しない」
「風邪に効くワクチンを開発したらノーベル賞」

とまで言われているのです。

風邪のときにもらう薬

それは対症療法の薬です。
対症療法というのは症状を和らげる治療方法のことです。
原因となる部分を解消してくれるわけじゃないんですよ。

だから熱が辛いなら解熱剤、
鼻水なら抗ヒスタミン剤、
咳なら鎮咳剤が処方されます。

市販の風邪薬のほとんどはこれらの成分がミックスされたものです。

毎日に病院に通っても治らないのは当然

たまに薬が効かないとか毎日病院に通っても治らないという方もいます。
それはお医者さんからすれば当たり前のことで、
対症療法しかしていないのに治るはずがないのです。

風邪を治す唯一の手段は、私達の体に備わっている自己免疫機能だけです。
医者や薬は手助けはしてくれても根本的に治してはくれません。
いえ、正確には治したくても治せないのです。

風邪を治すには自宅で休養が最善策

ただの軽い風邪程度であれば自宅療養が 1 番です。
もちろんママやパパがそばに居てくれて、慣れた部屋にいるのがいいですからね。

お家でしてあげられることといえば、子供を安静にして
栄養のあるものを食べさせたり、水分補給をしてあげたりするだけです。

一見地味で何もしてあげられていないような気にもなりますが、
これが 1 番の最善策なので仕方ありません。

ご飯を食べないときは無理に食べさせない

胃腸が弱っていると受け付けないこともあります。
食べられないときは無理に与えず、水分補給を優先してください。

熱のときは温めてから冷やす

人は熱が上がる時、寒く感じます。
なので最初は温めてあげることが効果的です。

次に熱が上がりきると、今度は暑くなってきます。
ここで温めると熱がこもって辛くなるので薄着へチェンジして冷やしてあげます。

これはあなたも経験から知っていることですよね。
寒気がきてしばらくすると暑くなるパターンです。
赤ちゃんや子供も同じなので、体温を見ながら調整してあげてください。

風邪のときは無理に薬を飲まなくてよい

熱や鼻水、咳があっても辛そうにしていなければ薬は不要です。
たとえ熱が高くても機嫌がいいなら大丈夫です。
むしろ解熱剤の使用は控えたほうがいいくらいです。

体温が上がるのは免疫機能が働く時です。
体の熱をあげてウイルスと戦っている瞬間ですからね。

自分で自分を治そうと上げている体温を薬で下げる必要はありません。

もちろん症状から風邪かどうか判断がつかないときは
小児科を受診してくださいね。

本人が辛そうにしていて、睡眠や食事が満足に取れないときに
薬は体によくない」と決めつけて無理をさせるのはよくないですからね。

病院に行って悪いことにはなりませんから、
判断に迷ったら連れて行ってもらっても大丈夫です。
他の病気だったときはその場でわかりますから。

まとめ

いかがだったでしょうか。

風邪の治し方は大人も子供も赤ちゃんも全員共通です。
最終的には自分の免疫機能に頼るしかないというのが結論です。

免疫機能にしっかり働いてもらうためには、自宅で安静にして
水分をたくさんあげるのが 1 番です。

それ以外の方法はどれも症状を和らげることしかできません。
なので、特効薬はないものと思って看病してあげてくださいね。

引いてしまったものは治せないので、
出来ることがあるとすれば予防です。

病原微生物に感染しないよう、よく言われるうがい手洗いをして
部屋を乾燥させすぎないようにするのが当たり前のようで効果的です。
風邪の原理を理解したあなたなら対策もバッチリですよね。

子供は風邪をひいて徐々に強くなっていくものです。
病気になってしまっても自分を責める必要なんてありませんからね。

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