【母乳育児】保育園に預けたら継続できない?仕事復帰後も続けていくための預け先選び3つのポイント

お世話・ケア

保育園,母乳育児,継続,預ける
母乳育児を続けるための預け先で悩んでいませんか。

  • 仕事に復帰しても母乳育児をあきらめたくない
  • 保育園でも母乳育児に協力してくれるものなの?
  • こういうところがいいというポイントを知りたい

産休・育休期間が終わり仕事復帰することになると母乳育児が難しくなりますよね。
断乳するのは心苦しいし、できれば1日でも長く赤ちゃんと一緒に居たいですね。

なぜ、母乳育児を続けるときに預け先で悩んでしまうのか。
それは
母乳育児を続けていく上で必要な授乳ができなくなるから

ということで
仕事復帰後も母乳育児を続けていくための預け先選びのポイント」を紹介します。

大切なことは
母乳育児に理解のあるところを選んであげること。

保育園でも実家でも同居でも、お仕事に行っている間は
一時的にママから離れてしまうことに変わりありません。

最初の預け先を間違えなければ
仕事復帰後も安心して母乳育児を続けていくことができますよ。

スポンサーリンク




母乳育児に理解のある預け先を選ぶ

いちばんの理想は、働いていても昼間は一定の間隔で母乳をあげられることです。

  • 自営業などで自宅が仕事場
  • 職場に保育施設がある
  • 預け先が職場に近い

こうした環境のお仕事なら休憩時間に直接授乳することも可能です。

しかし、そういった恵まれた環境で仕事を再開できるママはやはりごく少数です。
ほとんどのママは、保育園に預けながら仕事を再開することになりますよね。

なので、保育園を決める時に確認しておきたいチェックポイントを紹介します。
入園前なら事前に役所へ問い合わせたり直接保育園に聞いてみてくださいね。

保育園にぜひ確認したい3つのチェックポイント

全てに対応してくれる預け先であれば母乳育児の継続も夢じゃないです。
なかなか難しいかもしれませんが、なるべく対応可能なところを探しましょう。

冷凍母乳を預かってくれるか

保育園の場合は母乳育児に理解があるかを確かめて選ぶことが大切です。
そして預ける保育園には、前もって「母乳で育てたい」とお願いしましょう。
保育園によっては、冷凍母乳を預かってくれるところもあります。

しかし、冷凍母乳への対応をしていなかったり、
ママのほうが冷凍母乳を用意できない環境かもしれません。

そんなときには無理をして冷凍母乳を持っていく必要はありません。
その間のミルクはやむをえないです。

預けている間だけですが、月齢によっては離乳食や補食も挟むので
1日1回程度のミルクで済むこともありますよ。

スプーンやコップで対応してもらえるか

保育園での授乳は哺乳びんを使うのが一般的です。
でも、あまり哺乳びんの乳首に慣れさせたくないですよね。

なので、保育園側でミルクをあげるときはスプーンコップ
飲めるならストローなどで与えてもらえるかどうか相談してみましょう。

どうしても哺乳びんでないとダメという場合には
「母乳相談室」を使ってもらうよう、持参してお願いしてみてください。

これは母乳に極力近い状態でミルクを飲むことができる哺乳びんです。
母乳を上手に飲めない赤ちゃんの訓練用なので普通のものより出が悪いようになっています。
ピジョンから発売されているもので既に持っている方も多いかもしれませんね。

ピジョン 桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室哺乳瓶【RCP】

ミルクの量や時間を調整してもらえるか

お迎えにいったときに、すぐにおっぱいを飲ませてあげられるのがベストですよね。
保育園でミルクを飲んですぐのときはさすがに赤ちゃんもおっぱいを飲みません。

ですので、あらかじめ保育園には何時くらいに
お迎えにいくかを伝えておいてください。

お迎え前のミルクの量を控えめにしてもらうなど、
お母さん側から積極的に相談してみる姿勢も大事ですよ。

これは、実家や義母など誰かに預ける場合も同じですね。
お迎えのタイミング=授乳タイムになるよう調整してもらいましょう。

完全母乳にはこだわらない

正直、通常のお仕事をいくら時短勤務とはいえ完全に母乳だけで育て続けるのは
現実問題として難しい側面があります。

なのであまり「完全」な母乳育児にこだわりすぎないことも必要です。
夕方お迎えにいってから翌朝までが赤ちゃんと過ごせる時間。

ここで2時間半から3時間間隔で授乳を心がけると、母乳育児を続けることができます。
一緒に過ごしている間だけ完全母乳にして、お預かり期間だけはミルクや離乳食。

これでも立派に赤ちゃんは成長してくれますからね。
0歳時で預けることになると不安にもなりますが、
半年も過ぎていれば一番重要な栄養素は摂取できていますよ。

それにお仕事しながらの搾乳はママ自身が大変です。
少しくらいは気を抜くときがあってもいいんじゃないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。
母乳育児を続けてきたママの職場復帰に合わせて断乳を決断する方も多いです。
それはそれで一つの選択肢ですから良いと思います。

ただ、あなたの中に仕事に行きながらも母乳育児を続けたい思いがあるなら。
出来るだけのことはしてあげてみてください。

子育てを続けていくと本当に色々な壁が立ちはだかってきます。
保育園に預けたくても待機が多すぎて入れないなど、
それこそ自分自身の力でどうしようもないこともあります。

それでも皆あれこれ工夫をして乗り越えていっているパワフルな方ばかりです。
きっとあなたもそうなんでしょうね。

仕事をしてても母乳を続けたいと思うなんて
赤ちゃんのことを優先して考えてあげられる素敵なママです。

一時的に上手くいかないこともあるかもしれません。
それでも赤ちゃんを思う気持ちがあればそこから立ち上がっていけますよ。
これからも赤ちゃんを大切に育ててあげてくださいね。

子育てゼミナールはそんな全国のママを応援しています。

スポンサーリンク




お世話・ケア