【母乳の出が悪い】おっぱいが出ない?出産直後に母乳が出にくい3つの理由

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赤ちゃんが産まれたのに、おっぱいが出ないと悩んでいませんか?

  • 出生時から赤ちゃんの体重が減ってきて心配
  • 赤ちゃんが満足に飲めなくて可哀想
  • 母親なのに母乳が出なくて落ち込んでしまいます

出産したばかりだと右も左もわからない中で
最初に重要な母乳が出てくれないと不安になりますよね。

なぜ、出産直後は母乳の出が悪いのか。
それは
体に母乳を出せる下地が備わっていても使いこなせていないから

つまり経験値が足りていない状態なわけです。
ここを埋めてあげるだけで母乳の分泌は良くなっていってくれます。

ということで
子どもを産んでもすぐに母乳が出ない3つの理由」についてお話します。

原因がわかれば解決もかんたんです。
元となることを直してあげるだけですからね。

この記事を読めば
気づいたら赤ちゃんが満足するだけのおっぱいが出るようになっています

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なぜ子どもを産んでもすぐにおっぱいが出ないのか

ほとんどのママは赤ちゃんを産んだからといって出産直後には満足いく量の母乳分泌が起きにくいです。
仮にママの体が母乳を分泌できたとしても、赤ちゃん側の準備が整っていないと
これもまた授乳を上手に行うことは難しくなります。

赤ちゃんがおっぱいを吸うことに慣れていない

赤ちゃんは産まれてくるまでの間にお腹の中でおっぱいを吸う練習をしています。
そこで個人差はあれどおっぱいを吸う上手さに差が出てくるのです。

お腹の中で指しゃぶりをしているのですが、この指しゃぶりが吸う練習です。
それでも最初からじょうずに乳頭に吸いつくことができる子もいれば、
吸いつけない子もたくさんいます。

お母さんの乳頭の大きさに対して赤ちゃんの口が小さく、
上手に口に入らない子もいます。

ただ最初は上手に飲めなくても、授乳を続けていくうちに赤ちゃんも
日々上手になっていきます。

ある程度コツがわかってくることでママのおっぱいの飲み方を覚えるのと同時に
舌や体の成長が伴って上手く飲めるようになっていきます。

目安としてはだいたい1ヶ月程度はかかることが多いですね。

プロラクチンとオキシトシンの分泌が弱い

吸う力が弱いと、おっぱいへの刺激も弱いです。
すると母乳の生成に必要な刺激も少ないので、出が良くなってきません。

対策としては何度も赤ちゃんに吸ってもらうこと。

母乳はプロラクチンというホルモンによって乳腺で作られます。
母乳を外に出すように指令を出すのが、オキシトシンというホルモンです。

赤ちゃんが乳首を吸う力だけで母乳が出てくるわけではありません。
オキシトシンが母乳を押し出しているのです。

プロラクチンとオキシトシンは、乳首を刺激されることで分泌されます。
しかし、生まれたばかりの赤ちゃんはおっぱいを吸うことに慣れていないです。
ですので、乳首への刺激が足りずプロラクチンとオキシトシンがうまく分泌されないのです。

出産直後は、あまりおっぱいが出ないような体の仕組みになっている

一般的に出産当日から3~4日目くらいまでは母乳の分泌も少量です。

赤ちゃんを産んだ直後のママの子宮は緩んで広がっています。
産後はこの子宮を早く縮めてあげることが重要です。

赤ちゃんがおっぱいを吸うことにより、「きゅっきゅっ」と子宮は収縮されていきます。
何度も何度も吸って子宮のお手入れをしてくれているのです。

これが出産直後から大量におっぱいが出ていたら・・・?
赤ちゃんはすぐにお腹がいっぱいになって長く吸うことができません。

最初の数日はママの子宮のお手入れすることを第一に
おっぱいを吸ってくれているのです。

赤ちゃんは生まれたときから必要なことを知っていてちゃんと生きているのですね。

母体の血液不足・血流が悪い

母乳はママの血液からできています。
ママの体の鉄分が不足していたり血の流れが悪いと母乳を作りにくくなります。

出産で出血しているので、特に産後1ヶ月は鉄分不足になりやすい状態です。
また、産後すぐは慣れない育児でストレスも溜まりやすい時期。
合わせて運動不足になりがちで血流も悪くなります。

他にも体の冷えも母乳を出にくくする要因になります。
こうしたことが重なってくるので出産直後は母乳が出にくい状態になりやすいのです。

産まれてすぐは飲めなくても大丈夫です

「赤ちゃんは3日分のお弁当を持って生まれてくる」と言われるように、
赤ちゃんは生後数日間ならおっぱいがなくても大丈夫なように生まれてきます。

この時期は飲む量よりも便や尿、涙や汗などで排泄する量のほうが多いです。
ですので、一時的に赤ちゃんの体重が減る(生理的減少)ことがあります。
でも、これはどの子でも起こることなので心配はありませんよ。

再び母乳を飲んでいると成長し続けてくれるようになっています。
生後1週間を過ぎても母乳もミルクも全く飲めない
というようなときは産院に相談してみるといいです。

最初は完全母乳を目指していてもミルクと併用することが多いです。
ひとまずどちらかを口にしていてくれれば
成長に影響が出るようなことにはなりませんからね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
赤ちゃんが生まれたらすぐにおっぱいが出るわけではありません。
最初からおっぱいが思うように出る人はほとんどいません。

ホルモンの働きによってお母さんの体では母乳を出す準備は整っています。
しかし、母乳が最終的に分泌されるためには、
赤ちゃんにおっぱいをいっぱい吸ってもらうことが重要なのです。

ママも赤ちゃんも、最初はお互いに慣れていないので、
「練習してだんだん上手になろうね。」と話しかけながら飲ませてみてください。

何度もチャンスはありますよ。
焦らず、母乳の分泌がよくなるのを待ちましょう。
まずは最初の1ヶ月、非常に大変な時期ですが乗り越えてみてください。

ここを超えてくると赤ちゃんも成長するので飲むことがうまくなって
少しずつ母乳の出も良くなってくる時期です。

授乳は赤ちゃんとママの二人三脚です。
二人ではじめて行う共同作業にもなるので、
ママも脱落しないように上げ続けてみてくださいね。

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