【怒鳴る前に】最低限知っておきたい子供に与える「悪影響」と3つの対処法

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子どもをつい怒鳴ってしまって悩んでいませんか。

  • パパがちょっとしたことで大声を出して怒鳴る
  • 怒鳴った後にいつも後悔してしまう
  • つい感情を抑えきれずに怒鳴ってしまう

ほんとはわざわざ怒鳴りたくなくても、
つい怒鳴ってしまうことってありますよね。

では、なぜ子どもを怒鳴りつけてしまうのか。

それは
相手を自分の思い通りにしたいから

ということで
怒鳴りつけることで与える悪影響について」お話していきます。

人生において怒鳴っていい場面というのは限られていますよ。

この記事を読めば
怒鳴ることで子どもに与える影響を真剣に考えることができます

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子供を怒鳴りつける事で与えてしまう影響

親が怒鳴る行為は子どもにとったら怖いことですよね。
ほら、あなたも子どもの頃に親御さんに怒鳴られたことありませんか。

そんなときどんな感じだったでしょうか。
怖いし頭の中が真っ白になったことってありませんか。

怒鳴るのは子どもを怯えさせた上に、思考も停止させてしまいます。
すると怒られていることを理解することもできなくなってしまうのです。

結局何がどう悪くて怒鳴られたのか、次はどこを直せばいいのか
わからないまま終わってしまうことがほとんど
です。
特に幼児期だと理解もできませんし、考えようともしません。

また、ある研究結果ではうつ症状や暴力を振るう可能性があがるといった、
親に叩かれたときと同じ問題が生じる可能性があることを発表しています。

怒鳴りつけて育てられた子は「自己肯定感」が持てません。
すると何事も自信がなくて、自分には価値がないと思いこんでしまうんですね。
自信がない子は本当に出来ることも上手くできなくなってしまいます。

それにスウェーデンでは「親子法」という法律があって、
この法律では子どもを怒鳴ることは何と違法行為にあたります。

他にも叩いたり、押し入れに閉じ込めることも該当します。
日本ではまだまだ日々起こっている光景かもしれません。

それほど怒鳴りつける行為は悪影響しか与えないと
認定されているわけなんですね。

時には強く叱ることも必要

怒鳴ることは悪影響とはお伝えしましたが、
何でもかんでも叱らないというわけではありません。

大事なことは感情的になって怒らないこと。

それ以外の叱るのはもちろんOKです。
叱るとは相手のことを思いやって怒ることです。

そのときに叱るべきポイントは将来不幸になるかどうか。
かんたんにいえば
他人を傷つける行為」と「自分を傷つける行為」です。

これは物理的な暴力だけじゃなく言葉の暴力も含みます。
そういう行為をしたときは強く叱っても構いません。

ただ感情的にはならないように気をつけてくださいね。
ちゃんと子どもにいけないこととわからせてあげることが大切です。

つい怒鳴ってしまう時というのはどうしても
自分の不満を相手にぶつけてしまいがちです。
けれど、それでは子どもも理解しませんし成長もしてくれません。

実際に優しい言葉だけで育てた子と
悪いことをしたときにちょっとした罰を与えて育てた子だと
罰を受けた子のほうが、その後の暴力行為が減少する研究結果もあります。

いつでも穏やかに冷静な心で接することが一番難しいながらも大切なんですね。

感情的になりそうになったらどうする

親だって人間ですからイライラくるときは当然あります。
いつでも平穏な気持ちのまま毎日を過ごせるわけじゃありませんよね

そんなときはこんな対策を打ちましょう。

深呼吸をして間をおく

その場を少し離れてみるのもいいかもしれませんね。
カッとなってもいきなり怒鳴らずに
一度でもいいので深呼吸をして落ち着きましょう。

まずは冷静になれるよう気持ちを落ち着かせることが先決です。

日頃から期待しすぎないようにしておく

イラッとするのは何かを「期待しているから」です。

何かを上手にできることだったり、
周りに迷惑をかけないことだったり。

こうした自分の希望が思い通りなら何事もないですけど、
赤ちゃんや子どもはまず間違いなくそうはいきませんよね。

そこでついイライラして怒鳴り声が出る。
それはやっぱりあなたが最初から期待してしまっているから。

「これならできるだろう」
「こんなことは起こらないだろう」

そんな風に期待を少しでも持っていると
裏切られた瞬間にイライラが襲ってくることになります。
なので、上手く行けば儲けものくらいに考えておくのがちょうどいいくらいです。

気持ちが落ち着いてから叱る

気持ちが落ち着いたらしっかり叱ることはしましょう。
何がいけなかったのか説明してあげることはとても大切です。

その後は今度どうすれば大丈夫なのか改善策も一緒に考えてあげる。

まだ物事を理解できない月齢であっても、
伝えてあげることは大切ですよ。

赤ちゃんでもママの表情や声のトーンから雰囲気は読み取ります。
まだわからないからと投げ出さず、叱るときは大人扱いで叱りましょう。

ただ叱られた子どもは当然落ち込みます。

なので、アフターフォローとしてあなたのことは大好きだから大丈夫だと
伝えてあげることもしてあげてくださいね。
ギュッと抱きしめてあげることも効果的ですよ。

もし怒鳴りつけてしまった時は

それでもつい条件反射的に大声が出てしまうこともあります。
しまった!」と思ったらすかさず謝ってください。

これは相手が子どもでも大人でも同じです。

それに子どもは親の採点に甘いところがあります。
ちょっとくらい感情を爆発してしまっても、許してくれますよ。
怒鳴ったままで終わらないように、親子関係を修復しておいてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
結局、怒鳴っても自分の気持ちが発散されるだけで良いことはありません。

短期的に自分の感情を吐き出すだけしか効果のないものです。
であれば、その後の影響も考えれば意味のない怒鳴り声は控えたほうが賢明ですよね。

誰かに怒鳴られて感謝するひとなんていませんからね。
仕事で「あのとき怒鳴られて目が覚めた
なんて話がありますけど、ウソですからね。

大人が失敗したからといって、暴力をふるわれたり、
侮辱されたりしたらどうでしょう。

職場ならパワハラ、家庭ならDVのように大きな問題になります。
大人に対してやらないことを、子どもに対してやっていいわけはありません。

なので今日から感情にまかせて怒鳴ることは封印しましょう。
ついやってしまったときは反省してくださいね。
そして、しっかりと謝ってあげてください。

クセになっているとついついやってしまいます。
そんなときは何回でも謝って自分自身の気持ちを入れ替えていってください。

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