【赤ちゃんの寝方】なぜバンザイするの?手が冷たい冬の時期でも安心できる寒さ対策と納得の理由

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朝起きたり夜寝るときに赤ちゃんの手が冷たくて悩んでいませんか。

  • 小さな手を包み込んでもこっちの手が痛くなるくらい冷えている
  • あまりに冷たいので風邪やしもやけが心配
  • 手を布団に入れてもいつの間にかまたバンザイをして寝るので冷えてしまう
  • バンザイして寝られると冷えないようにする手段がない
  • 手袋やミトンをつけると口がふさがったりしないか心配

あまりに手先が冷たいと何かあるんじゃないかと心配になりますよね。
とくに寒い冬の季節は風邪でも引いたらと不安になります。

でも、その不安は本当にそうなのでしょうか。

実は赤ちゃんの手先が冷たくなるのは当然のことです。
手先の冷えは心配どころかむしろ健康的」です。

ということで
赤ちゃんの手が冷えていても安心できる納得の理由」をお話します。

この記事を読み終わる頃には
知っているだけで無用な心配をしなくて済むようになります

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冷えるからと寝るときのバンザイを止める必要はない

赤ちゃんが寝るときっていつの間にかバンザイして寝ていますよね。

大人から見ると面白くてかわいい光景ですが、
おかげで手や肩が布団から出て冷えてしまうのが気になります。

でもこの赤ちゃんのバンザイはちゃんと意味があってやっているんですよ。

なぜ、赤ちゃんはバンザイをして寝るのか

それは「横隔膜が上がって呼吸がしやすいから」です。
横隔膜が下がると寝苦しくなるんですよ。
なので手を上にあげることで一緒に横隔膜も引き上げています。

すると肺の位置も上に上がってくることになります。
横隔膜がポンプのように肺を上下動させて
空気を押し出すので呼吸がしやすいということです。

だからバンザイをしているというのは健康な証拠です。
止める必要もないのでそのまま寝かせてあげてくださいね。

それにここで無理にバンザイを矯正しようとすると
じつは関節に良くないと整形外科の先生に教わったことがあります。

赤ちゃんの健康的な寝相は「バンザイ・がに股・左を向いて寝る」です。

手は冷えても体が冷えなければ構わない

あなたが心配している赤ちゃんの手は冷えててもOKです。
なぜなら体の体温調節を手でしているから。

手だけじゃなく足も同時に使っていて、センサーのような役割をしています。
無理に温めようとしなくても手から体温調整しているんだと思えばいいですよ。

代わりに体の胴体部分が冷えるのはNGです。
お腹や背中が冷えてしまうと赤ちゃんの体調も悪くなってしまいます。
肩くらいまで覆うように赤ちゃんの下に毛布を敷いてあげるといいですよ。

夜寝るときに布団がはだけていたりしたら掛けなおしてあげてくださいね。
それも一手間かかるので、もしスリーパーがあれば布団から出ていても体を保温してくれます。

バンザイされていても使える寒さ対策グッズ

手は冷えていても大丈夫ですが、体を冷やしては病気になってしまいかねません。
寝ているときの寝相はいまのままが健康的なはずですので、
せめて体を冷やさないようにだけ対策を取ってあげましょう。

そこで寝相が悪くてもバンザイをされても体を温めてくれる
寝る時の便利グッズをまとめてお教えします。

スリーパー


市販のスリーパーは赤ちゃんの寝相の悪さを考えて作られたものです。
お布団をキチッと掛けて寝てくれるならいらないものですからね。

どうしてももぞもぞ動いたりバンザイしたりですぐ抜け出しちゃいます。
そういうときもスリーパーがあれば一発解決です。

着させてあげるだけで保温も寝汗も吸収してくれる優れもの。
素材は吸水性のある「綿」のものを選ぶのがポイントです。

新生児期に着せるようだと市販品は少し大きいです。
けれど成長してからも使えるものなので、もし検討するなら
年単位で考えてすこしだけ良いものを手に入れましょう。

寝ぞうの悪いベビーも安心♪背中メッシュで夏もサラサラぐっすりおねんね!『快適2wayおねんね スリーパー 』

恐らくおすすめの参考リンク先は売り切れていることが多いです。
1〜2ヶ月待ちの予約を受け付けていたりするので、
新生児期に予約するとちょうど成長してきて良い頃合いに届きますね。

腹巻き


腹巻きは安く手に入って赤ちゃんの体にフィットしてくれます。
大人用のサイズで一番小さいものを選ぶと赤ちゃんにちょうどいい感じです。

できれば綿素材のものがいいですが、月齢が進んでいるなら
化繊混じりのものでも肌に直接当たるわけじゃないので大丈夫です。

ただひとつ弱点があって肩が保温できないこと。

バンザイされても大丈夫ですが、肩がむき出しなので
そこは毛布や布団を掛けなおしてあげる必要も出てきます。

使い古したバスタオルで自作も

バスタオル中心部の真ん中をくり抜いて頭を出すところを作って
タオルの両端をスナップボタンで止められるようつけてあげるだけで
即席のスリーパーが数百円で作れちゃいます。

首周りやフチ部分の縫製は必要ですけど、ミシンを持っていたり
裁縫に抵抗がないママにはおすすめです。

早い人だと1時間もあれば作れるんじゃないかな。

皆さん工夫して作っているようなので、
綿100%で安上がりのスリーパーを作ってみたいなら
スリーパー 作り方」とかで検索してチャレンジしてみてくださいね。

わが家は誰も苦手なのでおばあちゃんの知恵を拝借しましたが。

まとめ

いかがだったでしょうか。
赤ちゃんの手が冷たいことに心配する必要がないことをお伝えしてきました。

それでもつい心配してしまうのが親心。
極端に冷えている手を触ると手袋やミトンをしてあげたくなります。
それでも手の冷え対策は一切必要ありません。

見るべきところは胴体部分の体です。

子供の体温が暑すぎる・寒すぎるを判断するのは、
首筋が一番重要です。
実際には首と言うよりって感じです。

寝ているときや遊んできる時にここを触って判断して服で調整する
保健士の育児テクニックとして当たり前に行われていますよ。

すぐ使える方法なので赤ちゃんの体温が気になったら取り入れてみてくださいね。
メインの部分が冷えていなければ心配することなんてありません。

はじめての子育てだと全てのことに神経が行ってしまいます。
たしかに良いことですが、やっぱり疲れてしまいますからね。

知っておいて済む話は早く知識として頭に入れて
赤ちゃんとどんどん向き合っていきましょう。

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