【頼っていい?】製品名も公開、離乳食にベビーフードを使うなら知っておきたい食品添加物の危険性

お世話・ケア

離乳食,ベビーフード
離乳食にベビーフードを使っても良いか悩んでいませんか。

  • 外出するので手作りかベビーフードか悩んでしまう
  • 離乳食を作っている時間がないのでほぼベビーフードに頼ってしまう
  • 赤ちゃん用だから安心・安全って聞いたけど実際はどうなの

市販品のベビーフードがあるとそのまま食べられるし
便利なのでついつい頼ってしまいますよね。

たまのお出かけにちょっと持っていったり、
急に出先で食事を取ることになったりで食べることもあると思います。

でも、ここで安全性についてよく考えてみてください。
ママ自身の手で作られていないものなので、
中に何が入っているかは必ず確認をしたほうがいいです。

残念ながら世の中の赤ちゃん用というのが全て安全であることはありません。

ということで
離乳食にベビーフードを使ってもいいか?」という質問に詳しくお答えします。

この記事を読めば
ベビーフードは便利だけど、使い方を間違えてはいけない心持ちになれます

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ベビーフードの危険性

ベビーフードでも食品添加物が含まれている

ベビーフードは赤ちゃん用なのでつい安全と思いがちです
でも、食品成分の表示をよく見てみてください。
そこには食品添加物が含まれているものがいっぱいあります。

知らない言葉ばかりで食品添加物がどれかよくわからないかもしれません。
そんなときはこう考えてみてください。

台所にある調味料以外 = 食品添加物

必ずしも当てはまるわけではありませんが、ほとんどが該当してきます。
原材料名を見るとデキストリン、酸化防止剤などと記載されていたりします。
他にも乳化剤や増粘剤などの表示が書かれているものもよく見かけますよ。

それに知らない・よく耳にしないものの場合
製造過程で何かが混入する可能性もゼロではありません。

こうしたことを考えると頻繁にベビーフードを使うことは避けたくなりますよね。

安全性が不明のものも多い

たとえば食品にデキストリンを含むということは
=加工デンプンが使われていることになります。

デキストリンはデンプンを分解する途中の状態を指しています。
食品にトロミをつけたりデンプンの消化吸収をよくするメリットがあります。

実際に離乳食にトロミをつけるために片栗粉を入れたりする方もいると思います。
すると片栗粉は加工デンプンより消化が悪いんですね。
だから加工デンプンを使っているという理由があります。

ここまでだけならいいこと尽くしです。

でも、実際には天然のデンプンを加工して作られているわけです。
物理的だったり薬品を使って科学的だったり。
そのとき未知の合成デンプンが作られていると言われています。

いまの科学技術では細かすぎる部分までは化学合成しきれないのです。
すると合成過程で発生したこれら未知の合成物質が
体の中に入ってからも安全とは言い切れないんですよ。

ひょっとしたら何事もないかもしれない。
反対に食べ続けると実は危険なものかもしれない。

アレルギーが出たりするのはこうしたことから起こる可能性も0じゃありません。
ただそれを言い続けると現代の加工品は一切食べられなくなってしまいます。

なので、極力避けつつも摂りすぎないようにするくらいしか対策はありません。
手作りを推奨する理由もこうしたところにあるんですよ。

実際の商品をリアルに見てみる

では、実際に市販されているベビーフードを見ていきましょう。
その中に入っているものを見極めれば大丈夫かそうでないかがわかってきます。

和光堂 手作り応援 コシヒカリの米がゆ (5ヶ月)


【原材料名】
精白米(国産)、麦芽糖、植物油脂、でん粉/酸化防止剤(ビタミンE)、クエン酸ナトリウム、クエン酸、レシチン(大豆由来)

和光堂の製品は酸化防止剤が5ヶ月用の食品から使われています。
クエン酸ナトリウムも食品添加物になりますね。

キューピー かぼちゃとさつまいも(うらごし) (5ヶ月)


【原材料名】
野菜(さつまいも、かぼちゃ)、てんさい糖

キューピーは素材のみです。
これなら赤ちゃんにあげても安心できそうな原材料ですね。

7ヶ月のベビーフード製品

和光堂 栄養マルシェ 和風ベビーランチ (7ヶ月)


【原材料名】
野菜(にんじん、キャベツ、たまねぎ)、精白米(国産)、しらす、ちりめんエキス米酢/増粘剤(加工でん粉)

ちりめんエキスの中身がわかりません。
また増粘剤も含まれてきています。

キューピー まろやか和風セット (7ヶ月)

【原材料名】

・五目ごはん:野菜(たまねぎ、にんじん、だいこん)、米(国産)、鶏肉、かつお節合せだし(かつお節だし、こんぶだし)、コーンスターチ、しいたけ、油揚げ、砂糖、チキンエキス、しょうゆ(大豆を含む)、かつお節、食塩

・かれいと野菜の煮物:野菜(じゃがいも、たまねぎ、にんじん、だいこん、ごぼう)、コーンスターチ、かつお節合せだし、かれい、しいたけ、砂糖、しょうゆ(大豆を含む)、オイスターソース、食塩、かつお節、米油

2品なのでいっぱいあるように見えますが、どれも一般家庭で見られるものですね。
チキンエキスだけ中身がわからないのが心配です。

ただの鶏肉からのエキスを取ったもので天然物ならいいのですが、
表記だけではわからないので危険性が0ではありませんね。

1歳以上のベビーフード

和光堂 BIGサイズの栄養マルシェ 具だくさん豚汁弁当 (1歳4ヶ月)


【原材料名】
精白米(国産)、野菜(たまねぎ、にんじん、スイートコーン、ピーマン)、豚肉、チキンエキス、砂糖、しょうゆ(大豆を含む)、かつお昆布だし、植物油脂、食塩、米酢、みそ/増粘剤(加工でん粉)

和光堂は再び増粘剤です。
トロミをつけるために入れているのでしょうが、
加工デンプンも完全な安全製品ではないことはお伝えしたとおりです。

キューピー ぱくぱく和風弁当 (1歳)


【原材料名】
そぼろごはん:野菜(たまねぎ、グリンピース、にんじん)、玄米(国産)、鶏肉、鶏卵、こんぶだし、コーンスターチ、米発酵調味料、チキンエキス、米油、砂糖、しょうゆ(大豆を含む)、しょうが汁、食塩

大豆とひじきの煮物:野菜(にんじん、さといも、たまねぎ)、鶏肉、かつお節合せだし(かつお節だし、こんぶだし)、コーンスターチ、大豆、米発酵調味料、砂糖、米油、しょうゆ(大豆を含む)、干しひじき、しょうが汁、食塩、かつお節

見る限りキューピーの野菜系は原材料を見る限り安心できますね。
これならお子さんに食べさせても大丈夫ですね。

そぼろごはんもチキンエキス以外は安心です。
発酵調味料は人工的に作り出しますが、その工程は非常に安全で余計なものを含みません。
日本が生み出したスーパーフードと言えますよ。

鶏肉には必ずチキンエキスが入っているのが特徴ですが、
これの内訳をもう少し詳しく書いてもらいたいですね。

離乳食はなるべく手作りが理想

これらを見ていくと離乳食は、できるだけ手作りにしたいものです。
素材からママが作るものであれば、中身がわかっているので安心です。
そして、自分たちが食べているものであれば、さらに安心。

家族の食事の中から上手にとり分けができるものであれば、
ママの手間も少なくて済みます。

ほんともう、簡単なものでもいいんですよ。
どんなに手抜きのものであっても一般家庭のご自宅で
離乳食に食品添加物を入れることなんてありません。

できるかぎりの範囲でもいいです。
あまりに市販品に頼りすぎると何が原因でアレルギーや
ほかの副作用が出るかわかりませんから。

大きくなってくれば体もできてきて不要なものを
体外へ排出することもできるようになります。
せめてそれまでは頼りすぎないようにしてあげてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
食品添加物の危険性について少し過剰気味に伝えてきました。

そうは言っても、やはりベビーフードは便利なものです。
ママだってたまには食事の支度から解放されたいでしょうし、
外出先で離乳食を与える場合もありますからね。

そういったときにはベビーフードを利用し、
ママが離乳食作りをストレスに感じないようにしていくことも必要です。

あくまで過剰摂取を避けることだけ考えていけば
多少の摂取程度で問題が起こることはないはずです。

幸い日本は食品の基準が海外より厳しいです。
食品添加物も認可の下りたものしか使えないようになっているので、
あまりに酷いものはそもそも製品化できません。

毎日毎食摂り続けるとかでなければ良いので、
避けつつも必要なときは使うくらいのスタンスでいきましょう。

くれぐれも周りの方に食品添加物はダメとか言ったりしないでくださいね。

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