イスに座るとグズる赤ちゃんがごはんを楽しく食べられる5つの秘策

離乳食

おとなしく椅子に座る赤ちゃん
離乳食を食べるときにいすにすわるのがいやで起こるグズり泣きに悩んでいませんか。

  • 食事のいすにすわらせると無意味に泣く
  • すわって食べて欲しいけど、どうしたらいいかわからない
  • なかなか食事が終わらなくてイライラする

これ、意外と多い悩みです。

「早くすわって食べてよ~!」なんてイライラしてしまうと、
赤ちゃんもイヤイヤモード全開になったりして困りますよね。

なぜ、赤ちゃんはいすにすわるのが嫌なのか
それは
いすにすわるより大事なことが赤ちゃんなりにあるから

それが何かはそれぞれ違うのですぐにはわかりません。
ただ、ほうっておいて良いお話でもないです。

赤ちゃんのストレスも貯まってしまうので
どんどん食事の時間が嫌いになってしまうことも。

今回はそんな悩めるママたちのために、
「いすにすわらない赤ちゃんへの対処法」をご紹介します。

大切なのは、

必ずしも毎回いすにすわって食べる必要はないということ。
それと赤ちゃんがグズるのは何かしら理由があること。

「赤ちゃんがいやがる食事時のグズりを減らして、離乳食タイムも短くできます」

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ごはん時間をたのしいものと思わせる

赤ちゃんがおとなしくいすにすわってごはんを食べるには、
ちゃんとすわって食べるなりの理由が必要です。

それを作っていくのが「親」としての努めです。

赤ちゃんがすわらないと責めるのではなく、
ごはんの時間を大切にしているか。
自分が出来ることをやっているかを振り返ってみましょう。

いすにすわらせるのは「おまけ」にする

あなたは赤ちゃんをいすにすわらせることを目的にしていませんか。

ごはんの時間のいちばんの目的はあくまで「食べる」こと。
なので、この時期はいすにすわることにこだわりすぎないでください。

無理やりいすにすわらせるのが習慣になってしまうと、
ほんともう食べること自体が嫌いになりかねません。

ひざの上で抱っこ

いすがいやならママのひざの上に抱っこして食べさせてあげてください。

たったそれだけでグズっていた赤ちゃんが
機嫌よく食べだしてくれるのはよくあります。

調子がよさそうなら「すわってくれるといいなぁ」くらいのおおらかな気持ちで、
いすを試してみてもいいと思いますよ。

ただし、いやがるそぶりを見せたら無理やりすわらせるのはNGです。

いすにすわって食べるのはたしかに必要です。
ただ、それはあくまでもよそ行きのお話です。

家の中では多少のゆるさも必要です。
これが大きくなってきたのなら話は違いますけどね。

まだまだ、ママに甘えたい盛りの赤ちゃんですから大目に見てあげてくださいね。

赤ちゃんの機嫌を良くする

食事は楽しく食べることが大事です。
なので、ときには気分を盛り上げる工夫もしてみてください。

たとえば

  • いすの柵の部分にお気に入りのおもちゃをつけておく
  • ぬいぐるみを使って語りかける
  • 「うわぁ~、おいしいねぇ~!」とママがおいしそうにひと口食べてみせる

などなど、いろいろ試してみてください。

まずは泣かずにすわって食べ始められる方法を
何でもいいので、ひとつでも見つけましょう。

時間を調整してみる

ひょっとすると赤ちゃんはまだそんなにお腹が減っていないのかもしれません。
逆にお腹が減りすぎて「早くして〜!」と怒っているのかも。

まずはいまの食事時間の間隔を思い返してみてください。
よくわからなければ次から時間をメモです。

食べてから次の食事までの時間が短かったり
長すぎるとグズりやすくなります。

前回の食べ終わりから3時間以上は空けてくださいね。
お腹がいっぱいだと離乳食の食べも悪くなります。

離乳食の分量にも気を配る

ついつい親の都合で分量を決めてしまいがちです。
でも、赤ちゃんの食べる量は個人差が激しいです。

大人でも少食の人もいれば、よく食べる人もいます。
赤ちゃんも同じで、その子にあった適量がぜんぜん違うんです。

なので、育児本をうのみにしちゃダメですよ。
あれは目安であってその子にとって正しいとは限らないからです。

分量を見定めるのは、15分程度で8割くらい食べ終われる量がいいです。
30分以内には完食を目指してみてください。

食べ終わってから3時間以内にお腹が減ってグズるようなら量が少ないです。
もし3時間以上グズらないなら適量の目安にしてみてください。

適量がわかると食事の時間も楽しみになるので、
結果的にいすにもすんなりすわってくれるようになりますよ。

まとめ

  • いすに座るのが目的ではなく、食べることをゴールにする
  • ひざの上で食べさせても全然かまわない
  • あの手この手で赤ちゃんの機嫌をとる
  • 食事の時間と量に注意を払う

グズり泣きをされるとついイライラしてしまうこともあります。
でも、赤ちゃんも何かしら気に入らないことがあって泣いています。

そんなときにお互いが無理をしても意味がありません。
赤ちゃんが納得のいく方法で食べさせてあげましょう。

とはいえ、やっぱりママはおおらかな気持ちで構えておくことが大切です。

そのためには普段のストレスや不満を貯めすぎないこと。
とくにご主人相手にイライラしていると、子どもに当たりやすいですよ。

ドキッとしたなら赤ちゃんを改善するのではなく、
根本的な別問題にも向き合ってみてくださいね。

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