赤ちゃんの理想の生活リズムを整える時に考える3つのこと 〜その2〜

お世話・ケア

昼寝
赤ちゃんが規則正しい生活をしてくれなくて悩んでいませんか。

  • 赤ちゃんの生活リズムを整えたい
  • 夜、布団にはいってもなかなか寝付いてくれない
  • 朝、どう過ごすのが理想的か知りたい

赤ちゃんの生活リズムってわかりにくいですよね。
とくに生後間もない頃だと昼夜問わずのお世話ですから辛いです。

それこそパパ・ママが毎日寝不足になってもおかしくないですよね。

なぜ、生活リズムができていないと辛いのか。
それは
人間は習慣の生き物で、リズムがないと不調になるから

ということで、
何回かにわけて生活リズムを作るときに役立つポイントをお伝えしましょう。

ちょっとしたことの積み重ねでリズムは作られます。
赤ちゃんのリズムを作るのはあなた自身のことでもありますからね。

「朝決まった時間になったら起きて、夜決まった時間に寝る生活を送れるようになります」

第1回目で生活リズムの改善をするために
いくつかポイントをお伝えしました。

まだ見ていない方はここからみれます。

赤ちゃんの理想の生活リズムを整える時に考える3つのこと

今回はその第2回目です。
引き続き生活リズムを整えるポイントをお伝えしていきますよ。

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朝ごはんをいっしょに食べよう

朝ごはんはなるべく家族そろっていっしょに食べましょう。
ご飯を食べることで体温が上がります。

頭もすっきりしますし、自然に体も動かしたくなります。

せっかく午前中の外遊びに出かけたのにベビーカーでぐずぐず。
なんていうときは、夜の眠りが足りていない可能性が高いです。

あるいは、まだ十分に目が覚めていないということも考えられます。

朝ごはんのとき、パパや家族の食べる姿を見ながらおっぱいやミルクを飲む。

これだけで赤ちゃんにも「起きたら、朝ごはんを食べるんだな」
という意識が自然に芽生えます。

するとすこしずつでも生活リズムが整いやすくなりますよ。

パパより赤ちゃん最優先で考える

パパの予定よりもしばらくは赤ちゃん優先で動いてみてください。

  • 帰りの遅いパパを待って赤ちゃんを起こしておく。
  • 赤ちゃんと遊びたいパパから「帰るまで起こしておいて」とメールが。
  • なかなか寝つかないから、眠くなるまで起こしたまま待つ。

こうした暮らしは赤ちゃんの生活リズムを乱す大きな原因になっています。

お風呂で目が覚めてしまう。
帰宅したパパと遊んで興奮してしまう。
寝てるのに帰ってきたパパが抱き上げて起こしちゃう。

なんてこともあって、赤ちゃんはなかなか落ち着いて眠れません。

なので、赤ちゃんが眠れるように準備することを最優先にしてあげてください。

  • 決めた時間でお風呂に入れる
  • 就寝時間を決めて守れるように動く
  • 寝付かなくても寝るまで付き添う

平日はがんばってお風呂はママが早めに入れて、
就寝の時間がきたら必ず寝室へいきましょう。

寝る時間から逆算して1日の行動を組み立ててみてください。

週末や休みの日のお風呂はパパの担当など、
ママだけが大変にならないように話し合ってくださいね。

週末は特別じゃない

「平日に赤ちゃんと何もできないじゃないか」
「パパの役目はなしでいいの?」

こんな声が聞こえてきそうです。

ですので、パパとのコミュニケーションは
いっしょに朝ごはんを食べることで解決します。

それだと仕事に間に合わない、というのなら
その分早寝早起きで調節です。

朝から赤ちゃんにエネルギーをもらって
元気にお仕事へ行ってもらいましょう。

それに日ごろ疲れている大人は、週末は朝寝坊したいですよね。
しかし、ここもできるだけいつもの時間に起きましょう。

赤ちゃんは「週末だから特別」なんてわかりません。
スムーズな眠りは毎日の生活リズムで決まりますよ。

一日に一度は外出しよう

外でいっぱい遊べばコテンと寝てくれます。
夜ふかしを避けるポイントは、体をほどよく疲れさせること。

大人と同じでここちよい疲れがあってこそ夜もぐっすり眠れるのです。
公園のお砂場におすわりしているだけでもいいので
一日一度は外へ出てお日さまの光を浴びましょう。

自分から動けなくても

はいはい」ができるようになったら安全を確認したうえで
芝生や大地の上を思う存分「はいはい」させてあげてください。

生まれて数ヶ月の、まだねんねしかできない赤ちゃんだって、
「寝ているだけだから関係ない」と思ったら大間違い!

抱っこして外の景色を見せるだけでも違いますよ。

  • 「ほら、ネコちゃんが来た」
  • 「いいお天気ね」
  • 「大きいおねえちゃんたちが遊んでるね」

などと話しかけてあげてみてくださいね。

ベビーカーも立派な睡眠グッズ

生まれて間もない赤ちゃんにとっては、
ベビーカーで外に出るだけだってワクワクする刺激を受けます。

新鮮な刺激を受けた脳は、ここちよい疲れを覚えます。

ときに、刺激が強すぎてこわい思いをしたり興奮すると、
寝グズる場合もありますが、一日二日のことならあまり気にしないで大丈夫です。

お昼寝はさせすぎないように

生後6ヶ月ぐらいを過ぎてくると「寝返り」や「おすわり」などができるようになります。
個人差はあるものの、一段と赤ちゃんにも体力がついてきますね。

この頃から赤ちゃんの体と心がぐ~んと成長します。
昼間十分に体を動かして夜はよく眠る時期ですね。

ということは、生活にメリハリをつけてリズムを整えていく絶好のチャンスなんです。

このころから、1日のお昼寝は合計2時間ぐらいでおさめましょう。
なぜなら、単純に夜眠気がこなくなってしまうからです。

たとえば、午前中1時間・午後1時間にしてもいいです。

午前中は思いきり遊んでおいて、
お昼ごはんを食べたあと2時間ほどをお昼寝タイムにしてもOK。

朝寝坊をしてしまったときは午前中のお昼寝はさせない。
またはお昼寝時間をその分短くしてください。

いずれにしても、一日のお昼寝時間は合計2時間を目安にしてください。

午後3時半までには起こす

午後のお昼寝は遅くても「午後3時半まで」にしておいてください。
ずるずると夕方まで長寝をさせないようにします。

起きてから3時間以内にもう一度寝ようとしても
寝付けないことが多々あります。

赤ちゃんが寝ている間にすませたい家事もたくさんあるでしょうが、
生活リズムを整えるために、ここはちょっとがんばってみましょう。

お昼寝からお目覚めのタイミングは「もぞもぞ」

うっかり中途半端な時間にお昼寝してしまったときは、
短時間で切り上げるのが生活リズムを乱さないコツです。

赤ちゃんは寝始めてから30分前後で体をもぞもぞ動かし始めます。

この「もぞもぞ」サインに気づいたら、
すかさず起こしてしまいましょう。

人間の眠りは、一定の間隔で浅い眠りと深い眠りがくり返されます。
「もぞもぞ」は、眠りが浅くなっているタイミングです。

「やれやれ、やっと寝た」とばかりにママが羽を伸ばしてこのときを逃してしまうと、
再び深く眠ってなかなか起きられず、結果的にお昼寝が長引いてしまうことに。

お昼寝のときは薄いカーテンを閉める。
部屋をやや暗めにするなど眠りやすい雰囲気をつくる。
お昼寝から目覚めるときは音楽をかけてカーテンを開ける。

朝と同じくお目覚め儀式をつくると起きやすくなりますよ。

いいタイミングでお昼寝からすんなり目覚めさせ、
夜きちんと眠る習慣をつけてあげたいですね。

まとめ

なにかと忙しい朝。

つい赤ちゃんは寝かせておいて、大人だけさっさと朝ごはんをすませてしまいがちです。
でも、何とかパパとママで協力してちょっとだけ早起きしてがんばってみて。

夜型のママは、朝になってから何もかもしようとすると疲れてしまいます。

  • 前夜のうちに朝ごはんの下準備をすませておく。
  • 冷凍やレトルトの離乳食を上手に使う

などの工夫もして時間を有効的に使っていきましょう。
適度な時短アイテムの活用は決して悪ではありませんからね。

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