お風呂上がりの水分補給:赤ちゃんこそ母乳かミルクを飲もう

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水分補給
新生児のお風呂上がりの水分補給は何がベストなのか悩んでいませんか?

  • 母乳だと便が詰まる原因になると言われて悩んでいる
  • 義母がお風呂上がりは白湯を飲ませるように強くすすめてくる
  • 母乳育児中の友人は母乳以外与えなくてよいと言う
  • 赤ちゃんに水分補給代わりに果汁を飲ませてもいいの?

水分補給に何がいいのかダメなのかこれではわかりませんよね。
選択肢がいっぱいあると迷ってしまってどうしていいかわかりません。

かといってお風呂上りに体から水分が奪われているとき
赤ちゃんが何も飲まないと脱水症状になりがちです。

「じゃあ結局何を飲ませればいいの?」

結論から言えば「母乳もしくはミルク」がベストチョイスです。
どちらも新生児が安心して飲める万能な水分補給の手段です。

それに母乳なら量も神経質にならずに赤ちゃんが自分で飲めるだけ飲んでくれます。

もし人によって異なる水分補給の育児方法を勧められた時でも、
迷わずにうまくコミュニケーションできるようになりますよ。

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新生児のお風呂上がりの水分補給

最初にお伝えしたように母乳かミルクが水分補給には 1 番です。
でも、なぜこの 2 つが最適なのかわかりませんよね。
それぞれで説明していきますので、読み進めてみてください。

新生児が飲める飲み物の選択肢は母乳かミルクだけ

新生児の赤ちゃんが飲めるものはある程度限られています。
とくに生後3ヶ月未満の赤ちゃんは、母乳かミルク。

もう、これだけで十分です。
白湯すらも離乳食が始まる頃くらいまではなくてもOK

ほんともう離乳食が始まる 5 ヶ月頃くらいまでは、
母乳かミルクだけで十分とされているんです。

中でも母乳は赤ちゃんが取る水分や栄養素もいっぱいの
「完全食品」とすら言われています。

昭和の頃のような昔はぜんぜん違っていたんですが、
いまの育児法は母乳育児が推奨されています。

母乳が出るならお風呂上がりも母乳だけでOK

病院や自治体の母親学級では、新生児期の水分補給は母乳だけでよいと指導しています。
母乳は栄養価も高く、液体なのでもちろん水分も含まれています。
赤ちゃんには最良の飲みものであり食べ物だからですね。

実際に母乳だけで育てられている赤ちゃんは
水分不足にも便秘にもなっていないです。

あなたの周りの子で母乳を飲んでいて
実際に脱水症状になったお話はありますか?

断乳するまでお風呂上りは母乳を飲ませ続けてきましたが、
それこそまったく問題ありませんでした。

ミルクで育てていればお風呂上がりもミルクをあげる

昔はミルクでは濃すぎるので、水分補給に白湯や番茶をと言われていました。
でも、この昔というのは昭和時代のお話。

現在のミルクは当然ながらどんどん良い方向に改良が加えられていっています。
そして今のミルク成分は母乳に近づいてきています。

なので、余計な水分をわざわざ別に取る必要がないんです。
お風呂上りにはミルクを飲ませてあげるだけで十分水分補給できてしまいますよ。

お風呂上がりにおすすめできない飲み物

母乳とミルク以外は生後 3 ヶ月未満の赤ちゃんに与える必要すらありません。
よくありがちな白湯や麦茶、果汁について飲ませなくて良い理由をお話します。

白湯は新生児には飲ませない

白湯は一見何も含まれていないので飲ませても大丈夫なように思えますよね。
でも、新生児期や離乳食前の赤ちゃんに飲ませるのは逆効果なんです。

それはただの水分をガブガブ飲ませると、胃液を薄めて消化力を落とすことになります。
結果的に抵抗力を下げてしまうという悪循環になります。

また、水分を過剰に摂取してしまうことにも繋がります。
すると体から余分な水分を排泄するために、未熟な腎臓を必要以上に働かせなくていけません。
ようするに腎臓に負担がかかるわけですね。

こんな理由から、現代育児は赤ちゃんに白湯を飲ませる必要はないとされています。

果汁も与えないほうがおすすめ

昔の指導では果汁を飲ませることを推奨していました。
でも、今は甘いものを早くから与えるべきではないとされています。

口が甘いものになれてしまうと薄味のものが食べにくくなったりします。
いまは良くても離乳食が始まってからもっと苦労することになるので気をつけて。

うちの子が 2 ヶ月くらいのときでしょうか。

めっっちゃおいしいメロンを丸ごと1玉いただいたので、
たった1滴だけ薄めもせず原液果汁を飲ませたことがありました。

そのとき、普段はそこまで大きな動きもしない子が
目をおもいっきり見開いてビックリしたような感動したような
スゴイ表情をしてくれたことがあります。

そのリアクションに夫婦そろって大爆笑でした。

「この時期でもおいしい味がわかるんだ」
と当時は感動していましたが、いまはもう、おいしいものは一気飲みです。

あ、くれぐれも真似しないでくださいね。
果汁は ph (ペーハー)が 2 〜 3 の酸性の属性があるので
新生児じゃなくても刺激が強いです。

歯が生えていると虫歯にもなりやすくなるので大きくなってからあげてください。

まとめ

昔よりも母乳の研究やミルクの改良が進み、
赤ちゃんの水分補給には母乳やミルクで十分とされています。

「お風呂上がりの水分補給」で悩む方はきっと
義母や実母から口うるさく言われる人が多い気がします。

そんなときは母乳と現代のミルクの凄さを教えてあげてみてください。

また、赤ちゃんがお風呂上がりに水分を取る前に眠ってしまっても
そのまま寝かせてあげましょう。
喉が乾いたらちゃんと泣いて教えてくれますよ。

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