【毒に注意】離乳食初期に必要な食器セットのおすすめが陶器製な5つの理由

離乳食

離乳食の食器
離乳食をはじめるときの食器をどうしようか悩んでいませんか。

  • -どれを買い揃えたらいいのかわからない
  • -プラスチックと陶器があるけど、どっちがいい?
  • -専用のものって必要なんだろうか

離乳食用の食器といっても種類も素材も豊富で迷います。
そもそも必要なものがどれかもわからないので、選ぶ前から悩みますよね。

なぜ、離乳食の食器がわかりにくいのか
それは
種類も豊富で大人のものと同じでいいのかハッキリしていないから

絶対に必要なものといわれれば限られています。
それこそ赤ちゃんの口にいれるスプーンさえあれば良いぐらいです。

でも、実際にはそうじゃない。
可愛くもしてあげたいし、食べやすくて楽しめるものがいいですよね。

ということで、
離乳食開始時に必要な食器セットのおすすめ」を紹介します。
その中でも陶器製であることが一つの条件です。

そのために知っておいて欲しいことを5つお伝えしていきます。
これさえ知ってしまえば、

  • 「赤ちゃんの安全を守りながら、長く使える食器を手にできます」
  • 「また、出産祝いやギフトに選んでも確実の喜ばれます」

スポンサーリンク




選べる主な材質は3種類

  • プラスチック製
  • 磁器・陶器製
  • 木製

この3つが離乳食の食器で使われている材質ですね。
ほとんどの製品はどれかに分類されます。

中でも磁器・陶器製の食器が一番良いのです。
次に木製の食器になりますね。
その理由を順番にお話していきましょう。

食器にプラスチック製はおすすめしません

なぜか。
それは「毒性」があるからです。

プラスチックは便利で加工もしやすいのですが、熱にも弱く
使っているうちに有毒物質が溶け出し口の中に入ることになります。

当然毒性がありますので、離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんに
まったく影響がないなんてとても言えません。

電子レンジで温めると溶け出しますからね。
熱湯をかけたりしても出てきますよ。
プラスチックの哺乳瓶とか怖いですね。

プラスチックはアメリカでは立派に有毒性が認められています。
現地に行ったことがある方は見たこともあるかもしれませんが、
子ども用の食器のラベルには「BPA Free!」と書かれています。

このBPA、正式名称は「Bisphenol A」(ビスフェノールA)という化学物質です。
プラスチック製品のほとんどに含まれていて、
有害物質として人体に影響があることが判明しています。

これが熱で溶け出してくるわけですからね。
避けるのは当たり前のことだと思いませんか。

せめて口の中にいれるものだけでも避けてください。

詳しく説明すると本が書けてしまいます。
ひとまず安全性を重視するならプラスチック製品は使わないとおぼえておきましょう。
安いからといった理由で使うくらいなら、大人用の食器を流用してください。

洗い物にかかる負担が段違い

プラスチック製品はにんじんの汁やカレーを入れると色が移ったりします。
傷もつきやすいので、そこから繊維が入り込んだりします。
すると当然ながら見栄えが悪くなってしまいますよね。

「じゃあ木製ならいいんじゃない?」

これも、残念ながら同じように色移りしてしまいます。
表面が漆塗りされているものなら大丈夫ですけどね。

それに食洗機を使えないものが多すぎます。
手で洗うにしても水につけっぱなしにはできません。
自然素材ですから何かと気を使う場面が増えてしまいます。

こうした手間を惜しまない方であれば口当たりもやさしいので
漆塗りされているものを選べば良いものを選べます。
ただしその分お値段も張ってきます。

陶器製は入手性もいいですし、割れる以外の心配は非常に少ないです。

割れる可能性は限りなく低い

磁器や陶器の食器は強い衝撃を与えたり高いところから落とすから割れますよね。

でも、これって赤ちゃんが暴れたり食器を高いところから
わざと落とすような行為をするから起こる「可能性」のお話です。

離乳食をはじめようと思う月齢の赤ちゃんはそんなことできません。
少し成長して手づかみを覚えだしたころになると可能性はあがります。

しかし、実際の現状はどうかというと…。
気になったので保育園の方にお話を聞いてきました。

1クラス12人、保育士1人で2〜3人の子供を見る現場では
まず落として割るような子はいないとのお話です。

プラスチックの毒性の方が危険なので、
保育園では離乳食をあげる食器はすべて陶器製。

大人のミスで割ってしまうならともかく、
子供が原因で割れることはほとんどないとお話をいただきました。

また、食事を取る高さによっても変わります。
ダイニングテーブルの高さで食べると割れる可能性も上がりますからね。
和室でちゃぶ台のような低いところなら、もし落下しても割れません。

赤ちゃん用の食器はそもそも割れにくいようにできています。
割れる心配よりプラスチックの毒性を心配したほうが危険回避になりますよ。

保管・取扱のしやすさが◎

離乳食はフリージングを使う機会が非常に多いです。
初期の頃はドロドロのペースト状ばかりなので、まとめて冷凍して保存です。

となると解凍には電子レンジを使う機会が増えてきますよね。
そんなときにプラスチックなら毒性があります。

木製はそもそも使えない食器が多いです。
それに木製食器は冷蔵庫にも入れられません。
冷蔵庫に入れると乾燥しますからね。

乾燥すると表面が反ってくるので、表面の塗りが剥がれる原因になります。
何かと温度差にも気を使う素材になります。

陶器はその点対応しているものばかりですからね。
製氷皿からサッと取り出して食器にいれてチンすれば完成です。
冷蔵庫に置いとくこともできるし、温度差にも強いです。

食器棚の奥にしまっておくにしても長期保管は陶器製に限ります。

あなたが家で一番使う食器はどれですか。
陶器製やガラス製のものが多いはずです。
赤ちゃんも同じなんですよ。

無理に買い足す必要がない

陶器の食器ならある程度ご家庭にあるはずです。
それなら新しく新調する必要もありませんよね。

小さい器があるほうが便利ですし、
あまり大きい器だと離乳食が少量なので見た目が寂しいです。

それでも、代用できるものがあるならそれで十分です。
プラスチック製品を買い足すくらいなら、家にあるものを使いましょう。

これが手づかみで食べるときに使う食器なら考えることは出てきます。
でもまだまだ離乳食の初期段階なら陶器製が一番バランスが良いです。

一人で食事が出来るようになるのはまだもう少し先です。
食べさせてあげる間ずっとつきっきりで見ているんですから、
落下で割れる心配をするのはやめましょう。

もし買い足すなら、少し大きくなってからも
使い続けられる物を選んでおくと後悔しませんね。

わが家はル・クルーゼの食器を使っていますが、
落としても割れそうもないくらい丈夫にできていますよ。
といっても、これまで落下させたことは一度もないです。

陶磁器製の中でも選んでおきたいおすすめの食器セット

(1)LE CREUSET(ル・クルーゼ)

わが家で使っている食器はこれです。
出産祝いにいただいたので、お食い初めでも活躍しました。

器も頑丈で落としても割れないくらいの強度をしていますね。
大きさもちょうどよく、食べさせやすいです。
何より食事が美味しそうに見えるんですよね。

子供も嬉しそうに食べてくれるので、いただいて良かったと心から思います。
電子レンジにも食洗機にも当然使えますよ。

スプーンだけは取扱に注意です。
ダイニングテーブルからぶん投げるようなことがあれば
さすがに割れることもあります。

なのでスプーンは食べさせるときに使って、
赤ちゃん自身には持たせないようにしましょう。

食器はバラ売りもあるので、必要なものだけチョイスするものいいですね。
統一感を持たせて来客時にもオシャレな離乳食タイムを見せてあげれますよ。

(2)NARUMI (ナルミ)

お値段も手頃でギフトにも向いているセットですね。
カトラリーがないので、別でつけて贈ってあげると喜ばれます。

カトラリーセット

友人の出産祝いに贈ったことがありますが、
使い勝手もよく落下させるようなこともなく使えています。
これ、大変喜んでもらえました。

器も底が深いので、スプーンを使える時期になるとありがたみがわかります。
長くつかえる食器を探している方ならコレで満足できます。
こちらも当然電子レンジ・食洗機OKです。

食器だけ見ると地味に見えてしまいがちですが、
料理を盛り付けると美味しそうに見えるんですよ。
↑の2枚めで参考画像が見れます。

(3)Rendez-vous (ランデブー) はじめての食器13点セット

こちらは私の友人が個人的に購入して持っています。
使用感もいろいろ聞いてみたんですが、
種類豊富なので困ることがないみたいですね。

育児スプーンだけがポリプロピレンで出来ています。
これ、大分類ではプラスチックに分類されますが有毒性はありませんのでご安心を。
耐熱になっているので電子レンジでも食洗機でももちろん使えます。

ほかは全部日本製の磁器です。
離乳食開始時には一部使わないものも含まれますが、
今後必要になってくるものがいっぱいあります。

統一感があって1回でまとめて揃えられるので、
オシャレな食卓を彩りたいママにおすすめですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
離乳食の食器セットを選ぶ基準になりましたか。

陶磁器製の食器を選ぶだけで、割れる以外の不安は全て解消されます。
そこも強化磁器や丁寧な作りのものを選定しておけば
割れる心配もほとんどありません。

高いところで食べなければ落下の危険もないですし、
仮に落としても多少の衝撃では割れないものをおすすめしています。

ご自宅にあるものを流用していただいても全然構いません。
ご自身にあったものを選んでみて下さいね。

出来る限り赤ちゃんのためにもプラスチック製品はやめてあげてください。
プラスチック製でも実際は種類が細かくわかれるので中には危険性の少ないものもあります。

ただ、わざわざ危険とわかっているものを選ばなくてもいいと思うんです。
せっかくの赤ちゃんの離乳食デビューですからね。
安全で見た目もかわいい食器で食べさせてあげたいじゃないですか。

ぜひ、正しい選択をして楽しい食卓を作ってあげてくださいね。

スポンサーリンク




離乳食