新生児を10秒でげっぷ出し!現役NICU看護師も使うスゴ技

授乳

げっぷ出し
赤ちゃんのげっぷが上手に出せずに悩んでいませんか。

  • げっぷを出そうとしていると赤ちゃんが眠ってしまう
  • なかなかげっぷが出ないと抱きかかえている手が疲れてしまう
  • 上手くげっぷが出せなくて何だか赤ちゃんが苦しそう

ようやく授乳が終わっても最後のげっぷが終わらないと一息つけないですよね。

なぜ、げっぷが出てくれないと困るのか。
それは
飲んだ母乳やミルクを吐き戻してしまったり、お腹が張ってくるから
気管がつまったり、息苦しくなってしまうから

せっかく飲んだ母乳を吐き出しては身体に吸収できません。

すると体重が思うように増えなかったり、
栄養不足になってしまう可能性が出てきます。

ということで
現役のNICU看護師が現場で使っている必殺げっぷ出しの技を伝授します」

げっぷ出しのコツは

空気の通り道を作る
溜まった空気がまとまるのを待つ

「最短10秒、遅くて5分あれば気持ちの良い大きなげっぷ音が聞けるようになります」

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瞬殺げっぷ出しの方法とコツ

具体的なやり方の前に、知っておいてください。
赤ちゃんのげっぷは必ず出さなきゃダメなものではありません。

とくに新生児の頃は、どんなに頑張ってもげっぷが苦手な赤ちゃんもいます。
実際ウチの子もロクにげっぷを出した記憶がないぐらいです。

何とかして無理やり出そうとするのではなく、
げっぷを出すのをお手伝いしてあげていることを
よく覚えておいてくださいね。

赤ちゃんを横向きに座らせ、胃から頭までを一直線にする

赤ちゃんの胃はまっすぐなので、
首をまっすぐにするだけで胃から口まで一本のきれいな通り道ができます。

同時に空気が貯まると上にあがる特性を上手に利用できます。

実際に NICU(新生児特定集中治療室)の看護士さんたちが
入院中の赤ちゃん(新生児)たちにこのやり方でげっぷを簡単に出させていました。

瞬間げっぷ出しのやり方

太ももの上に赤ちゃんの右側が自分の正面にくるように横向きに座らせます。

左手で首のうしろから頭にかけてしっかり支えます。

右手は顔のアゴの両はじ(口の延長線)あたりで支えます。

少しだけアゴを上に傾け胃から頭がまっすぐになるようにします。

そのまま何もせずじっと10秒ぐらい待ちます。

アゴを上に傾けすぎには注意、人工呼吸の気道確保のイメージです。
この記事トップの画像の姿勢を参考にしてみてくださいね。
それでも出ないときは左手で背中をさすってあげてください。

抱っこはしなくてOK

抱っこをすると胃から頭までまっすぐにならないからです。
アゴが少しでも下がると気道を塞ぐので、げっぷがますます出なくなります。

抱っこすると途中で寝てしまうこともあります。
すると当然、腕が疲れて姿勢も崩しやすいです。

座れる環境があれば抱っこは一切しない方法で十分対応できますよ。

授乳後は少し身体を傾けて右側を下にして寝かせる

人間の胃の出口は体の右側にあります。
なので、体の右側を下にすると流れがよくなります。
これは大人も一緒。

背中にタオルを挟むなどして角度をつけてあげると姿勢を維持しやすいですよ。
げっぷを出していても溢乳の可能性はゼロではありません。
念のため窒息対策も忘れずに行っておくと良いですね。

げっぷ出しのときにやっちゃいけないこと

  • げっぷを1回出しただけで寝かせる
  • 背中を強く叩いたり、撫で過ぎたりする

通常のげっぷ1回では空気の排出が不十分です。
完全に空気が抜けきっていないので、まだげっぷする可能性があるんですね。
そうなると残った空気を出す時にあわせて溢乳する可能性が高まります。

ただ、大人と同レベルの音量で出せれば
1回のげっぷでも十分な排出量になります。

NICU 看護師のげっぷ出しだと1回で済んでしまうかも。

あと、げっぷが出ないからと背中を強く叩いたり撫でるのは不要です。
赤ちゃんにストレスを与えてしまってますます出なくなります。
優しくであれば効果はありますが、空気がまとまるまで待ってみましょう。

まとめ

  • 膝の上で横向きにして、赤ちゃんの身体を下から上までまっすぐに
  • 空気がまとまってげっぷが出るまでそのままでじっと待つ

ひとことで言うとやるべきことはたったこれだけです。
コツを覚えるとママも楽ですし、パパでもかんたんにできてしまいます。

ママがどんな気持ちでげっぷ出しをするかでも結果と、
その結果への感情は違ってきます。

ほら、想像してみてください。
「可愛いね、苦しいよね、がんばれ」
といった気持ちで慈しむようにげっぷ出しの時間を過ごすのと、

「早くしてくれないかな」
「家事したいんだけど」
「いつまでかかってるの」

といった気持ちで他のことを気にしてイライラして過ごすのでは、
同じげっぷが出たあとの気持ちも変わってきます。

ちゃんと赤ちゃんと向き合っていれば
げっぷが上手に出た赤ちゃんのために
「よかったねぇ」「気持ちいいね」と喜べるようになるはず。

全然出なかったり、1回しか出なくて仕方なく寝かせるときも
「ちょっと苦しいよね、横向きにしてねんねしようね」
と応援の気持ちでしてあげられます。

げっぷ出しの数分間が、母子の慈しみの時間と感じるか、
家事もできない無為な時間と感じるかで、
その後の子育ての楽しさも大きく違ってきます。

げっぷ出しにウンザリして疲れているママも、
優しい声かけと共に試してみてくださいね。

言葉や行動を合わせていると気持ちも変わっていくはずですから。

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