【もぐもぐ】赤ちゃんがゴックン期からモグモグ期に悩まず移行するための5つの方法

離乳食

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モグモグ期に移行したいけど子供がモグモグしてくれないと悩んでいませんか。

  • モグモグせずに飲み込んじゃう
  • うんちがそのままの形で出てくる
  • すぐに「オエッ」っとなっている

なかなか食べ方が安定してくれないと不安です。
それにいつから次にステップアップしていいかわかりにくいですよね。
まだまだ飲み込んでいるだけのようにも見えてしまいます。

なぜ、モグモグ期への移行タイミングがわかりづらいのか。
それは
赤ちゃんが食べている口の中が見えないから

ということで、
赤ちゃんがモグモグしてくれるための5つの方法」を紹介します。

大切なことは
子供がモグモグしてもしなくても気にしすぎないこと

この記事を読めば
モグモグ期へのステップアップがスムーズにできて
お子さんとの食事時間も不安なく過ごせるようになります。

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モグモグ期への上手な移行の仕方

ステップアップするには少しずつでも赤ちゃんに固形物の形状に
慣れていってもらう必要があります。

なので、だいたい1ヶ月もゴックン期を続けているなら
モグモグ期への移行ステップとして
ゴックン期の形状から、少しずつモグモグ期の形状を混ぜていきましょう。

まずはゴックン期のドロドロの中に1割〜2割くらいモグモグ期の形状で
食べ物をいれてみる。

それで食べてくれて問題なさそうならOK。
嫌そうにしたり、苦しそうにしたら量を減らして調整。

あとは様子を見ながら次第にモグモグ期の形状を増やしていくだけです。
必ずステップアップするときは少しずつ混ぜるようにしてくださいね。

いきなり形状が変わると赤ちゃんは戸惑ってしまいます。

今までは
ゴックンするだけで良かったのに
と思っていますからね。

ある日突然すべてのメニューがモグモグ期の形状で出されると
急な変化に食べづらさを感じて食べることを嫌がる可能性も出てきます。

まだまだこの時期は食べることの練習をする時期です。
ゆっくりでいいので、ステップアップを進めていきましょう。

舌や口を使ってモグモグさせたいときは

モグモグ期と言われているくらいなので、
口を使ってモグモグしてもらうことを練習・経験していく時期ですからね。

さっそく次の方法を使って練習させていきましょう。

大人が見本をみせる。

食事は赤ちゃんと一緒に取るようにします。
そこでママがこうやって「モグモグしながら食べるんだよ〜」と教えてあげます。

口に入れてから赤ちゃんが少しでも口を動かすそぶりをしたら

「あ、モグモグできたね~」
「上手だね~」

みたいな感じで良いことはどんどん褒めてあげてみてくださいね。
まだ言葉は理解できなくても言葉のトーンや表情からでも伝わります。

ゆっくり一声ずつ声をかけながら与える

一口入れたら「モグモグもぐもぐ」と言いながら一緒に口を動かしてみせます。
これは赤ちゃんが「モグモグ」に意識がむくようにするための練習です。

まだ飲み込むことしか身についていないので、
モグモグするものということを教えていってあげてください。

赤ちゃんせんべいや果物を与えて食を促す

ある程度の固さがあって水気のないものがおすすめです。
離乳食の初期はバナナが代表的ですよね。
自然と口の中でころがして、噛み噛みに近いことを会得してくれますよ。

赤ちゃんせんべいや果物は甘さもあるので赤ちゃんも好きです。
味が嫌ということを回避しやすいので練習には最適ですよ。

果物はそのままだと甘味や味が濃いので少し薄めてあげることをおすすめします。

お粥を荒ごしで与えてみる。

あまりドロドロしないようにしてあげた方が、
舌や口を動かすことを覚える練習になってくれます。

すりつぶす加減で調整ができるのでかんたんですよ。
最初は何割かを少しだけ荒ごしにして様子をみながらやってみてください。

市販のベビーフードを利用する。

市販のベビーフードはモグモグの練習に最適ですよ。
なぜなら野菜やお肉などもしっかり形が残っているからです。

なおかつ自宅で作るよりやわらかく調理されています。
ですので当然赤ちゃんにとっても食べやすいです。
味付けは好みもありますけど、受け付けてくれるならぜひ。

モグモグの練習に活用できるうえに、
離乳食の準備の手間も省けていいとこ取りができますね。

ただ、市販品に慣れてしまってママの作ったものを
食べてくれなくなっても困るので上げ過ぎにはご注意ですけどね。

もし市販品に抵抗がある方でも「有機まるごとシリーズ」なら
危険な添加物なども一切入って無くて安心・安全にあげられますよ。
これならちょっとしたギフトにも使えるレベルです。

食べたものがそのまま排泄されてくるのが不安

赤ちゃんのうんちがそのままで出るのは仕方のないことと思っておきましょう。
まだまだ形があるものを全て噛めるわけではないので、
どうしても消化もしきれずそのまま排泄されてしまいます。

歯も生えそろってないですし、赤ちゃんの顎の力もまだまだ非力。
前歯が生えていてもそれだけで噛み砕くのは難しいですからね。

上手にモグモグが出来ていても、「ウンチにそのまま」というのはよくある話ですよ。
これは当たり前のことなので心配しなくて大丈夫です。

喉越しのよい調理をする。

赤ちゃんが喉を詰まらせないために必要です。
たとえば芋類など飲み込みにくいものとかありますよね。
こういうときは

  • お湯やミルクと混ぜてのばす
  • とろみをつけて喉に通りやすくする

このあたりの対策をとってあげてみてくださいね。
特に白身魚や鳥のささ身などは、
味気もなくパサパサした食感で赤ちゃんは嫌がりやすいです。

これもとろみをつけたり、おかゆに混ぜてあげると食べやすくなりますよ。

とにかく焦らないこと

こんな対応はNGですよ。

  • 食べてる様子を無言で監視する
  • 執拗にモグモグさせようとする
  • モグモグしないからといって叱る

上手にモグモグできるようになるまでにはかなり時間がかかります。
お手本を見せたからといって、すぐにできるようになるわけじゃありません。

今のこの時期は、丸呑みをして「オエッ」っとなることはよくあることですから
ちょっとモグモグできないからって全く心配いりません。

また、無理にモグモグさせようして、
食材を大きくしたり、固くするのもやめてくださいね。
むしろ離乳食を嫌がり逆効果になる恐れがありますよ。

基本は赤ちゃんのペースに合わせてあげることを心がけていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

できれば、お子さんにはモグモグとよく噛んで食べて欲しいですよね。
子供がいつもオエッとなって喉をつまらせているのをみるとヒヤヒヤします。

離乳食の進め具合は、お子さんに合わせることが大切です。
しかしモグモグしないからといって、
ゴックンするものばかり食べていても成長しません。

食べ物の形状に合わせて赤ちゃんも変化、成長していきます。

また、大人と同じ様な料理を食べだすのは2歳くらいからです。
離乳食の本には1歳頃から幼児食として固そうな物を載せていますが、
1歳代でもちょっとでも固かったり舌触りが悪いと「ベーっ」としてしまいます。

当然個人差で早い遅いもあります。
あまりカミカミ期、モグモグ期にこだわらず、
好きな固さの物を食べさせれば離乳食期は充分ですよ。

そのうち「モグモグした方が食べやすい!」と気づく時がやってきます。
今は気にしすぎないことですね。

この時期でも大切なことは「食事の時間=楽しい」と思ってもらうこと。
食事タイムを楽しい時間に変えていけるような工夫もしてみてくださいね。

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