【離乳食開始後の授乳回数は?】減らさなくてOK!母乳育児の方がまったく困らない5つの理由

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離乳食を始めたら授乳回数をどうすればいいのか悩んでいませんか。

  • 母乳を減らさないと体重が増えすぎになりそうで心配
  • 10ヶ月もすると母乳は精神安定剤程度の役割しかないと聞いた
  • 授乳回数を減らさないと離乳食を食べてくれないんじゃないの?

離乳食が始まると授乳との兼ね合いがわかりにくいですよね。
食事へ移っていくタイミングなので、早めに回数を減らして
離乳食をいっぱい食べてもらいたくもなります。

でも、ちょっとまってください。

減らすべきは授乳回数でも母乳でもありません。
いま母乳以外で与えているものを見直してみてください。
その中に答えが入っているはずですよ。

なぜ、授乳回数を減らさないのか。
それは
母乳は飲みすぎても体に異常をきたすような自体にはならないから

ということで
授乳回数を調整しようと悩んでいるママに減らさなくて良い理由」をお伝えします。

目には見えないですが母乳には様々な調整機能がついています。
そこを知っているだけで安心して授乳を続けられます。

この記事を読めば
無理に授乳回数の調整をしなくても、自然に移行していける理由がわかります

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授乳回数は減らさずいままでどおりに与える

離乳食が始まると母乳と離乳食の両方を与える期間になります。
このとき授乳回数を減らしてしまうママがいますが、やめてください。

いままでどおりでいいんですよ。
赤ちゃんも離乳食が始まるころにもなれば自分で調節します。
いらなければ飲まないし、飲みたければいっぱい飲んでくれます。

離乳食の食べすぎ、ミルクの与えすぎは肥満になる可能性もありますが
母乳の与えすぎで肥満になる可能性は限りなく少ないです。

ですので、これまでどおりで大丈夫です。
先に減らすべきは母乳以外のミルクや離乳食の方なんですよ。

授乳回数を減らさないために知っておきたい母乳知識

離乳食が始まっても母乳がメイン

「離乳食」という文字から母乳をやめて食事におきかえていく
というイメージを与えがちです。
しかし、離乳食を始めても最初の半年くらいは母乳が主食なのです。

この間に赤ちゃん自身が欲しがらない素振りを見せなければ
無理やり授乳回数を減らす必要はありません。

離乳食は書いて字のごとく離乳するための食事です。
このため最終的には食事だけの生活になります。
そうだとしても1歳になる位までは赤ちゃんのメインは母乳ですよ。

初期の離乳食は補完食扱い

離乳食は母乳を飲みながら赤ちゃんの成長発達に合わせて
母乳以外の食べ物から栄養をとったり足りない栄養を補うための食事です

その意味からWHOでは離乳食のことを「補完食:Complementary feeding
という呼び方をしています。

ですから、離乳食を始めても授乳回数を徐々に減らして、
飲む母乳の量を減らしていく必要はないのです。

先にもお伝えしたようにメインは母乳です。

授乳を安易にやめるとトラブルの元

自己判断で授乳回数を減らしたり夜間授乳をやめてしまうと、
乳腺炎などの乳房トラブルの原因になることもあります。

母乳は赤ちゃんの飲むペースに合わせて作られますから
欲しがるうちは今のペースを乱さないようにしてくださいね。

あまり飲まなくなってきたとか、遊んで飲まないときが考え直す時です。
いまの回数が多いのかはそのときに対策を考えましょう。

どうしても赤ちゃんの様子を見ながらになってしまうので、
いついつだから減らすといった助言はできません。

ただ離乳食を進めていくと母乳を欲しがらなくなるタイミングは必ずやってきます。
ママ自身の体調が悪いなどのよほどの理由がない限りは
頑張って授乳を続けてあげてくださいね。

ウソ情報に騙されないで!母乳の栄養価は落ちない

ママの中には、周りの人から

「生後6ヶ月を過ぎたら母乳は栄養がなくなってきて、
10ヶ月を過ぎたら水みたいなものだから必要ない」
みたいに言われたという人もいます。

そう言われるとママは赤ちゃんに栄養のないものを与えているように思いますよね。
当然不安な気持ちにもなってしまいます。

そこからさらに母乳で栄養がとれないなら早めに断乳をして、
離乳食をたくさん食べさせたほうがいいのではと考える人もいるはずです。

でも、母乳は赤ちゃんの月齢が進んでも母乳の栄養価は落ちないのです。
その成分を調べると、赤ちゃんの成長に合わせて微妙に変化していますが、
基本的なエネルギー(kcal)量は変わりありません。

ですから、赤ちゃんが母乳を飲んでいるのであれば、
離乳食を食べなくなるからと心配して断乳する必要はないです。

「でも、お腹がいっぱいで離乳食を食べられないんじゃ?」

と感じるかもしれませんね。
ただ、それも心配いりません。
続いてそこの部分のお話もしておきますね。

母乳には赤ちゃんの消化を助ける酵素が含まれている

母乳には、赤ちゃんの消化を助ける消化酵素が含まれています。
じつは離乳食を食べているときほど母乳をしっかり飲んだほうが、
赤ちゃんの消化吸収がスムーズ
になります。

これビックリですよね。
お腹いっぱいになるどころか、消化が早くなって栄養が取れるわけです。
粉ミルクでは出せない効果ですよ。

あまり知らないママが多いのですが、母乳育児のママは心配無用なのです。
また、どの時期であっても母乳には免疫物質が含まれているので、
赤ちゃんを守る働きもしてくれます。

母乳をしっかり飲んで、離乳食は別でしっかり食べればいいんですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
離乳食を開始してもすぐに授乳回数を減らす必要なんてありません。

成長過程の中で徐々に赤ちゃん自身から飲まなくなっていくことはあります。
ただそれは普通に卒乳へ向かっているだけのお話です。

離乳食初期~中期程度の頃は母乳なしだと確実に栄養不足ですからね。
下手に回数の調整をすると成長の妨げにすらなりかねません。

なので離乳食を始めても数ヶ月はいままでどおりでいいんですよ。

体重が増えすぎてしまったりしたときは母乳じゃなく
粉ミルクのあげすぎや離乳食の与えすぎを疑ってください。

母乳のあげすぎを指摘する人もいるのですが、
たいていは他の部分の影響が原因であることが大半です。

メインは母乳ですから。
大人でも健全な食事の食べすぎというより、
食べるものが悪かったり、間食が多かったり。

他にも不規則な時間に食事を取ることで太ってしまうことが大半ですよね。
赤ちゃんだってメインの母乳以外をいっぱい摂取すると太っていきます。
そしてこれは母乳の中に含まれる栄養分のことも含めます。

なのでママが常日頃から食べている食生活も重要なんですね。
食べたものの栄養が母乳から赤ちゃんに伝わります。

離乳食で食べさせることも大切ですが、
まだまだママ自身が一汁三菜のような
栄養バランスの良い食事を取り続けることが重要ですよ。

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